ハクモクレン，そして、さくら、間もなく

榴岡公園で観察を続けている木の一つに「ハクモクレン」がある。
公園の屋根がかかったあたりの道路わきにある。
　　（写真は４月２日午前撮影）

何時頃咲くのかなと近くを通るたびに見るのだが、４月になってもあの白い花が開かない。
あと二～三日かなと思うが、自然の営みは人間の好き勝手には動かないのだ。
上向きに咲き、木蓮のつぼみは必ず北を向いているので「コンパスフラワー」と呼ばれているとか。
　　（写真は３月２９日午前撮影）

北を向く理由は日がよく当たるつぼみの南側がふっくらと膨らみ、つぼみの先端が北を向くからだという。
　　（写真は４月２日午前撮影別角度）

自然の摂理とはなんと不思議なものだ。
モクレン属の花は、地球上の最古の花木と言われ、白亜紀の恐竜時代の地層からモクレンの仲間の化石が発掘されています。
　　（写真は桜の標本木アップ）

季節は巡り、本格的な春、桜の開花もカウントダウンに入っている。
多分、今日気象台から開花の発表があるだろう。
　　（標本木　少し引いて撮影）