やってみなはれ

仕事をしながら、テレビを見ていたら
俳優の堤真一さんが「スタジオパークからこんにちは」に出演していた。
朝の連ドラ「マッサン」の鴨居の大将だ。

フルネームでは鴨居欣次郎だ。
旅物のリポーターやナレーションなど幅広く活躍している。
この鴨居欣次郎のモデルとなったのが、鳥井信治郎。
太陽ワイン（サン）と本人の名前からサントリーという商品名を生み出した。
私はウィスキー党だがつい最近までは、
スコットランドで造られたブレンドウイスキーを飲んでいた。

それがどういうわけか、輸入枠が厳しくなったのかなかなか手に入らず、
やむを得ず、今では、ニッカのピュアモルト「竹鶴」を飲んでいる。
量を飲むと、どのウイスキーでも酔っぱらうが、
ほどほどに飲むととなかなか味わい深い。

樽の中で熟成し当初、仕込んだ量の半分ぐらいになり出荷される。
透明から樽の中で琥珀色に変わるにはそれ相応の歳月が必要だ。
まさに時間が作り出す芸術といっていい。
そんなことを考えながら昨夜は一献傾けた。
宮城作並峡や余市で作り出された国産の酒。
名品に仕上げるには
それなりの努力と時間軸が本当に必要なことがよくわかる。