クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

なんとかJのプライドを守って4回戦進出(天皇杯・4-1関西大学)

2006-10-09 01:41:54 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦
2006/10/08 13:00キックオフ 平塚競技場
湘南ベルマーレ(J2)4-1関西大学(大阪府代表)
【入場者数】1,167人【天候】晴 27.6℃ 32%
【主審】池田 直寛【副審】前島 和彦/田口 智計
【得点】38分(関大)安藤淳(1)、42分(湘南)村山祐介(1)、
49分(湘南)永里源気(1)、68分(湘南)アジエル(1)、
78分(湘南)アジエル(2)
SH:12 -17 CK: 9 - 5 FK:13 - 19
【警告】(湘南)28分田村雄三(1)、81分佐藤悠介(1)
(関大)なし 
※得点、警告の()は今大会通算回数。
警告累積2回で次戦出場停止

朝10時起き。私の乗った小田急の急行は定時だと伊勢原1143着で
伊勢原から1145発のバスに乗れるところが、結局伊勢原着1145で
乗れず。次の1200発のバスに乗って試しに「中原御殿」で下車する。
伊勢原方面から路線バスで来る場合は、確かに
メインスタンドや7ゲートへはこのバス停で降りるのが一番近そうだった。
といってもバス停からメインスタンドまで徒歩10分かかるが。

この日の競技場はメインスタンドのみの開放。
EFSは指定席のすぐ左(自由席ホーム側の右端)に陣取った。
ちなみに・・・この日の対戦相手・関大は私の実家と同じく
大阪府某市に所在し、関西では有力な私大の1つである。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25植村慶

4村山祐介 22松本昂聡 3田村雄三 21尾亦弘友希

      15北島義生 7佐藤悠介 
10アジエル              8坂本紘司  
           
      19石原直樹 14永里源気   


SUBは
GK1伊藤友彦、DF18池田昌広、MF24加藤望、
FW11フラビオ、FW29横山聡

選手交代は
73分:19石原→11フラビオ
73分:14永里→29横山聡
79分:11フラビオ→24加藤望



関大のスタメンの布陣は以下の通り。

         1森田郁

29佐藤祐起 5松田智志  31牧佳紀  21大屋翼

      23鳥本網大 10安藤淳 
8木本 敬介              11吉村修平  
           
      9櫻田真平 17阪本晃司   

SUBは
DF2野村博司、DF7北橋悠佑、MF19川口真次郎、
FW14池田将洋、FW13森曜平

選手交代は
59分:11吉村→19川口真次郎
70分:9櫻田→14池田将洋
79分:17阪本→13森曜平


前半は断然関西大ペースで試合が進む。
攻撃の組み立てがしっかり出来ている上に凡ミスが少ない。
それゆえ天皇杯3回戦にしては試合レベルが高かったのではないだろうか。
湘南は中盤の真ん中で優勢になれず、攻撃でボールをつなげる場は
両サイドに偏るばかりでしかも崩しきれない。
後方から相手DF裏へタテパスを入れてもそのボールは2トップにわたらず。
前半38分、関大は敵陣左サイド深くへ抜け出した吉村からの
ハイクロスをゴール前ファーサイドで安藤が頭でゴールへ押し込んで先制。
しかし前半42分、右CKで悠介がゴール前にあげたボールがゴール前中央で
ルーズボールとなり、そのボールをすかさず村山がゴールへ蹴りこんで
前半のうちに湘南が同点にすることができた。

後半に入って湘南は試合・相手への厳しさを取り戻したようだ。
逆転には至らなかったが、敵陣浅めの位置で奪ったボールが永里から
石原にわたって石原がフリーでシュート(ボールは左ポスト、ついで
右ポストに嫌われて最後はGKがキャッチ)というシーンもあった。
後半4分、敵陣左サイドゴールライン近くまで侵入した坂本からの
マイナスのグラウンダーのラストパスを後方から走りこんできた永里が
ダイレクトでゴールへ流し込み、早い時間に湘南が逆転。
そして後半23分、またも高い位置でのボール奪取から坂本が相手DF3人を
下げさせながらドリブルで突進、最後は右に開いたアジエルが坂本から
ボールを受けてかつ相手DFをかわしてシュートして3点目を得る。

ただ、後半30分頃には湘南の足が止まり出し、湘南側の、味方の足元を
狙ったパスがことごとく相手に狙われて逆襲を食らう。
ただし決定的には崩されず、かつ試合を通して何度か与えた
自陣中央深くでの相手の直接FKも枠をとらえることはなかった。
後半33分、右サイドハーフウェイ付近でボールを得たアジエルが
相手を抜きながらドリブルでゴールへ突進してそのままシュートまで決めた。

前半はどうなることかと思ったが、終わってみればプロとしての
プライドを守る結果は出せた。
といっても、アジエル、そして坂本以外はさっぱりだったが・・・
ちなみに、6分間だけ出場したフラビオ。
ボールにほとんどさわることがないまま、気づいたら
敵陣右サイドのタッチライン外で横たわっている。
足を痛めてこの試合はもうプレーできない様子。
3つの交代枠のうち実質2つをフラビオが消化してしまう恰好になった。
・・・いくら助っ人扱いとはいえ、ピッチ上でのパスの来ぐあいからしても
もはや公式戦で使うには値しないのではないだろうか。
あと、同じく途中出場の横山の不出来をみて、
彼が永里にとって代わられているのは道理だと思った。
一方、フラビオに代わって入った望さん。
プレーはさておき、試合中のアップに率先して真面目に取り組んでいるのを
見ると今年限りでの現役引退はまだ早いかもしれない、と思った。
ブラジル人選手からの信頼も厚そうだしね。
(もちろん、彼の意思次第だが、彼がプレーしたいなら続けさせてほしい)
彼の代わりとなりうるベテラン選手でかつベンチに入れそうな選手って
これまでの例からして湘南はなかなか獲得できなさそうだしな・・・・・


試合後。悠介主将以下多くが厳しい表情でメインスタンド前へ。
一同で挨拶こそしたけれど悠介に引っ張られるように皆
さっさとスタンドの下へもぐってしまった。
ま、後半はまだしも前半のあの内容では
サポーターと一緒に「勝利のダンス」
(という名前になっていたのですね)を踊れる気分ではないわな。
選手の代わりに?独特の振り付けで踊っていた
カルロスフィジコと西村通訳には笑えた。


ともあれ、無事4回戦に進めた湘南。
4回戦の相手はJ1チーム。どのチームとあたるかは抽選で決まる。
開催日は11月4日(土)か5日(日)。
但しナビスコ杯決勝に進出した千葉か鹿島と対戦する場合は
8日(水)となる。


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