クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

天皇杯4回戦(12/17 ○1-0川崎@等々力)の試合記録・観戦記・・・そして、反町さんありがとう

2011-12-31 23:25:34 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
第91回天皇杯。結果的には反町監督がベルマーレで指揮する最後の大会となった。湘南は、
2回戦 10月8日(土) 13:00 ファジアーノ岡山ネクスト 平塚競技場 ○ 2 - 1
3回戦 11月16日(水) 19:00 福岡大学 NACK5 ○ 3 - 0(延長)
・・・この2試合を経て4回戦で等々力へ乗り込んだ。



第91回天皇杯全日本サッカー選手権 4回戦 2011/12/17 17:00開始 川崎市・等々力陸上競技場
川崎フロンターレ(J1) 0-1(前半0-0) 湘南ベルマーレ(J2)
【入場者数】8,291人【天候】晴、弱風 7.9℃ 24%
【主審】松尾一【副審】手塚洋/竹田明弘
【得点】63分(湘南)23高山薫(2)
SH:14-13  GK:9-15 CK:6-3  直接FK:11-14  間接FK:6-2  
【警告】(川崎)7分6田坂祐介、12分19柴崎 晃誠、62分17菊地光将、84分16楠神 順平
(湘南)36分15ハン・グギョン(1)

湘南のスタメンの布陣は以下の通りだったようだ。
(見ていた時は、臼井が右SB、航が左SBの4バックにも見えた)
上がGK、下がFW。

            1野澤洋輔

    2鎌田翔雅  4山口貴弘   26遠藤航

       6永木亮太     15ハン・グギョン

5臼井幸平                    23高山薫
                          
       14菊池大介     8坂本紘司

              9田原豊


SUBは
GK27阿部伸行、DF24小澤雄希、MF7石神直哉 、MF19岩尾憲、
MF20猪狩佑貴、MF28松尾直人、FW11巻佑樹
監督:反町康治

選手交代は
85分:2鎌田→24小澤雄希
87分:5臼井→19岩尾憲
90+3分:14菊池→20猪狩佑貴



川崎のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。上がGK、下がFW。

                28杉山力裕

3田中裕介  17菊池光将      2伊藤宏樹  8小宮山尊信

       14中村 憲剛         19柴崎 晃誠

 6田坂祐介                       13山瀬功治

       24赤嶺真吾        19朴成鎬


SUBは
GK1相澤貴志、DF4井川祐輔、DF15實藤友紀、MF16楠神順平、
MF18横山知伸、MF29久木野聡、FW7黒津勝

監督:相馬直樹

選手交代は
62分:13山瀬→18横山知伸
70分:9矢島→16楠神順平
87分:8小宮山→7黒津勝

J2リーグ終了から2週間後に行われたこの4回戦。
反町監督がそのJ2最終戦・東京V戦の試合後記者会見で話した通り、その間に色々なことがクラブから発表。
しかし、同じく記者会見で話した通り、監督はチームをもう一度1つにまとめてこの等々力へやってきた。
選手たちも、監督の為、来季の自分の働く場所の為、今のこのチームの為、色々な思いをこめて前向きに1つになっていた。
そのことがひしひしと伝わる試合の入り方だった。

それを感じた我々も「ここで終わるわけにはいかない。このメンバーでの試合をもっと見たいんだ」とヒートアップしていく。
2年前のベルマーレの、J1昇格めざし苦しみながら勝ち進んでいった時を思わせるピッチ上そしてゴール裏の雰囲気。
そしてゴール裏からは「勝たせるんだ」という空気を終始つくれたこと。これは決して忘れてはいけない。
その空気があったから、後半に我々の目の前で決勝点も生まれたとも思う。

得点こそ1点どまりだったが、この試合でベルマーレが見せたパスサッカーは負け続きながらもここまで積み上げたものがあることを実感させてくれた。
ただ、お互いに背番号10のブラジル人選手が不在で、特に相手チームにとって痛手だったことは忘れてはならない。
そして、このサッカーを築き上げた監督、そして一部の主力選手は来季いない。
だからこそ、このサッカーを1試合でも多く見たい、天皇杯をもっと勝ち進みたい、というパワーがさらに増したともいえるが。



そして、14年ぶり、すなわち反町監督が現役最終年だった時以来の天皇杯準々決勝。
クリスマスを過ぎても戦い続けようという思いで皆が挑んだであろう試合の結果は・・・

第91回天皇杯全日本サッカー選手権 準々決勝 2011/12/24 15:00開始 川崎市・等々力陸上競技場
湘南ベルマーレ(J2) 0-1(前半0-1) 京都サンガF.C.(J2)
【入場者数】4,251人【天候】晴、弱風 8.3℃ 37%
【主審】東城穣【副審】西尾英朗/大川直也
【得点】40分(京都)9ドゥトラ 
SH:13-11  GK:9-13 CK:7-5  直接FK:19-9  間接FK:2-3  
【警告】(湘南)57分5臼井幸平(1)
(京都)36分3森下俊、38分7チョン・ウヨン、67分8安藤淳

結果として、京都に今季3戦3敗。いずれも0-1という悔しすぎる結果に終わった。
この京都が決勝に進出してJ2後半戦4位の勢いと強さを見せていることは、我々にとってせめてもの慰めにはなったかも。
ともあれ、3年間の「反町湘南」はこの試合をもって、一旦、終止符を打つことになった。

反町監督。本当に3年間ありがとうございました。
貴方が湘南に帰ってきたからこそ、ベルマーレは11年ぶりにJ1のステージへ戻ることができました。
そして、私自身もプライベートにおいて短いですがとても素晴らしい時間を過ごすことができました。

いつかきっと、平塚競技場にホームチームの一員として戻ってきてくれることを願うと共に、
その為の準備を残されたベルマーレサポーター・スタッフはしなければならないとも思います。


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