牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

香湯 ラーメン ちょろり (恵比寿)

2009年07月16日 | 食べ歩き (その他)
恵比寿ガーデンプレイスでの打合せの後、バスに乗るため郵便局の方まで坂を下りていく途中でふと見つけた「ラーメン ちょろり」に入ってみました。

加計塚小学校のすぐ裏手の目立たないところにあります。

香湯(しゃんたん)とは何のことだろうと思ったら、揚げネギを使った香ばしい香りのスープとのこと。
醤油ラーメンと半チャーハンを頼んだのですが、あっさりしたスープが新鮮でとても美味しくいただけました。

麺が茹ですぎでのび気味だったのと、あまりにもあっさりし過ぎで途中で飽きてしまいそうなのが気になりましたが、テーブルの豆板醤を大量に投入することでなんとか完食できました。
逆にチャーハンはパラパラとして美味しかったですね。

二次会代わりに入って、飲んだ後に軽くいただくのにはいい店かもしれません。

ぶっかけ中華/白河そば (牛込柳町)

2009年07月15日 | 食べ歩き (牛込界隈)
今年もまた、地元の名店「白河そば」の夏の名物「ぶっかけ中華」です。

ぶっかけ」のメニュー自体は通年であるのですが、中華麺は夏期の限定メニューです。

トッピングにカレーを加えたい衝動にかられましたが、定番の温泉玉子だけにしました。

オヤジさんと話したところ、オリジナルの和風ラー油の「ダチ油」は、このぶっ掛けのために開発した調味料とのこと。

軽くふりかけると食欲が進むことうけおいです。

麺を食べ終わって、少し残ったサクサクの揚げ玉がこれまた美味で、最後の1滴まで完食です。

今夏も幾度となくいただくことになりそうですね。

元楽 (蔵前)

2009年07月14日 | 食べ歩き (その他)
友人の店に髪を切りに行く際には、大江戸線と浅草線を利用するのですが、両線が接続する蔵前駅は同じ駅とは名ばかりで、乗り換えの際は江戸通りと春日通りを通って数百メートルも移動しなければなりません。

当初は不便だなと思ったのですが、下町の街並みを楽しみながら移動するのも楽しいもので、ふと江戸通りの裏手を見ると、昭和の雰囲気さながらのラーメン屋がありました。

らーめん元楽」という店で、この蔵前の店舗が本店のようです。

ラーメンには2種類あり、元ラーメンが醤油味、楽ラーメンが塩味で共に650円とリーズナブルです。
どちらにしようかと券売機の前で悩んでいると、下の方に冬季・夜限定の「あぶらそば」というメニューがあったので頼んでみることにしました。

太目の麺と濃い目のタレがとても美味しかったですね。
麺もさることながら、サービスでついてきた塩味のスープが妙に気に入りました。

恐らく塩味の楽ラーメンの味に近いと思われます。
次回は塩味のラーメンと名物というぶためしを試してみたいですね。

つけ麺専家 甚太郎 (牛込柳町)

2009年07月13日 | 食べ歩き (牛込界隈)
地元牛込柳町に新規に開店した「つけ麺専家 甚太郎」に行ってみました。

外苑東通り沿いにあり、「元気食堂 百珍館」と「ターカリー」との中間くらいファミリーマートの真向かいにあります。
週末にクリーニング屋に行くときには、ファミリーマートの脇の路地から外苑東通りに出るので、いやでも目に入ります。

ついこの間まで「飛龍」というラーメン屋だったのですが、あまり入りたいとは思えない雰囲気でした。今回の店は好物のつけ麺専門店だということで、ちょっと試してみたくなったわけです。

いただいたのは基本の濃厚魚介つけ麺、麺200gで700円です。300gの大盛りにしても値段が同じなのは業界標準でしょうか。

太麺なので茹で上げに7分かかるとのことなので、待つことしばし。その間にテーブルにあった店主口上を読むと、自慢の極太麺には胚芽が練りこんであるとのことでした。

運ばれたつけ麺をみると、まるで蕎麦のように褐色がかった濃色でした。胚芽たる所以が見てとれます。のど越しはよいのですが、もちもちとした感じではなく、蕎麦のようなややもそっとした食感でした。しかし、濃い目でどろっとしたつけ汁との相性は良いようです。
つけ汁は濃厚鶏魚介系とのことでしたが、魚介の風味より塩辛さを感じるものです。
悪くはありませんが、飽きやすい味かもしれません。

食べながらふと気付いたのですが、具がまったくありません。
薬味のねぎときざみ海苔だけという潔さです。

材料費と手間を考えたら、具なし基本で勝負のつけ麺が700円というプライスは納得できるかもしれません。しかしながら、いまひとつ腑に落ちないのは、それを供する「演出」でしょう。
例えば、つけ汁の製作過程を詳細に語った能書きや、いかにも専門店といったこだわりの内装があれば、具なしの700円でもありがたがると思います。
飛龍とほとんど変わらないやっつけ仕事の模様替え、ラーメン屋か飲み屋か中途半端な雰囲気では、なんとなくだまされた感を客に植え付けてしまうに違いありません。
この門構えで供するなら、5~600円が妥当な値付けでしょう。
店主のやる気を感じる一品だけに、最後のツメの甘さが残念でなりません。

この経験を他山の石として自らの仕事の糧としたいと思いましたね。

雲南米線/YUN NAN RICE NOODLES (四谷三丁目)

2009年07月12日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
左門町の四谷警察署の正面にあった「らーめんの店 ぺぺ」がいつしか閉店し、その跡に開店した「雲南米線(うんなんべいせん)」に行ってみました。

「米線」とは中国雲南省発祥の米を原材料にした麺とのこと。
米をいったん発酵させ、練り磨いて麺の形にしているそうです。

本店特製冷やし米線を頼んでみたのですが、食感はベトナム料理でよく食べるフォーのような感じでした。
食べながら思ったのですが、ラーメンはスープよりも麺の食感の方が美味しさに大きな影響を与えるのではないか、ということ。

私は多少、カロリー高めでも小麦とかんすいの中華麺の方を選ぶような気がします。


紅蓮 (早稲田鶴巻町)

2009年07月11日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
所用があって早大正門前の大隈記念タワーに向かっていたところ、鶴巻町西の交差点のすぐ近くの歩道で「油そば」という看板を見かけました。

「紅蓮(ぐれん)」という店で、正門通りを隔てた「立食信州そば はせ川」の向かい側にあります。

油そばがメインなのかなと思いつつ券売機を見ると、「極濃海老つけ麺」が看板メニューのようです。
究極の選択に迷った末、初志貫徹で香味油そばをいただくことにしました。

この店の油そばは、お酢とラー油をかけずに食べるタイプとのことで、お酢の代わりにタマネギの酢漬けが入っていました。思い切りかき回すと香油と味ダレ、酢漬けタマネギがなんとも言えず美味しく、この店の底力を感じました。
モチモチとした太麺の食感が印象的でしたね。

帰りがけに入店した客が「焼皿あえそば」なるメニューを注文していました。
極濃海老つけ麺も気になりますが、あえそばを求めて近いうちに再訪しそうな予感です。

Bistro Bar Dapaulo/ダパウロ (丸の内)

2009年07月10日 | 食べ歩き (その他)
新丸ビルでの打合せの後、そのまま地下のショッピングモールでランチをとることにしました。

新丸ビルというと手軽に食事が済ませられるだし茶漬けの「えん」や蕎麦の「酢重正之 楽」に行くことが多いのですが、今回は「Bistro Bar Dapaulo/ダパウロ」に行ってみました。
えん」の向かい側にあるバールです。

いただいたのは、パスタとハヤシライスのハーフ&ハーフ。
宮田牧場のもち豚を使用したとう特製ブラックハヤシは、上等な肉だけあってとても食べ応えがありました。
パスタの味付けもとても美味しかったですね。

1,350円というちょっぴり贅沢なランチでしたが、スープ、サラダに加え、食後のコーヒーとデザートまでついていたので結果的にはリーズナブルでした。

落ち着いて食事ができたことが、何よりの収穫だったかもしれません。

らぁめん 薫 KAORI (四谷三丁目)

2009年07月09日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷三丁目にある愛すべき「ラーメン大陸」の前を通ったところ、こともあろうことかその真横に新しいラーメン屋ができていました。

「らぁめん 薫」という店で、店内が明るく間口が広いために外からはやたらと目立ちます。
早速入ってみたところ、いかにもチェーン店のようなメニュー。味のバリエーションは醤油、塩、味噌の3種類、ラーメン、つけ麺の他に、棒々鶏冷麺、ラージャン麺と何が売りなのかまったく理解できませんでした。

南京軒食品という製麺屋の直営店で、元祖札幌やの姉妹店とのことです。

とりあえずつけ麺を頼んでみたのですが、メニューをみたときの不安が的中しました。がっかりな一品に、ちょっぴり後悔です。

立派な外観を見たときに「大陸は大丈夫だろうか」と心配したのですが、どうやら杞憂に終わりそうですね。

porco casa de butaya (恵比寿)

2009年07月08日 | 食べ歩き (その他)
恵比寿で打合せを済ませた後、茅場町まで移動するため日比谷線の駅に向かったので、ふと思い出したように久しぶりに「ぶた家」に行ってみたくなりました。

ところが本店も別館もランチの営業を終了しているとのこと。がっかりしたのですが、姉妹店のカフェ&ダイニング「porco casa de butaya/ポルコ・カーサ」でランチを継続しているとのことなので、行ってみることにしました。
恵比寿駅西口の近くの別館と同じビルの1階にあるオープンテラスの店です。

いただいたのは名物という炭火焼の黒丼。
豚バラを炭火で焼いて、特製のタレで仕上げたものです。

豚肉はちょっと薄すぎかなとも思いましたが、サラダと豚汁、食後のコーヒーまでついていたので満足度は高かったですね。

久しぶりにゆっくりお昼をいただいたような気がしました。

麺屋 ふぅふぅ亭 (神楽坂)

2009年07月07日 | 食べ歩き (牛込界隈)
神楽坂の商店街を歩いていたところ、新たに開店したと思われるラーメン屋があったので入ってみることにしました。

「麺屋 ふぅふぅ亭」という店で、「龍朋」と「福福寿」とので、ジョナサンの向かい側にあります。

店内は奥行きがあって、ラーメン屋というよりはカフェに近いすっきりとしたインテリアです。
この界隈に多いと思われる独り暮らしの女性を意識したのでしょうか。

まわりを見渡すとラーメン屋には珍しく、確かに女性のお一人様が目立ち、ざっと見ただけで3人もいました。
テーブル席も空いていたのですが、厨房の様子が観察できるカウンターに陣取って、ふぅふぅ亭スペシャルの塩を注文。味玉やワンタン、グリルしたチャーシューが全部トッピングされたものです。

この店のラーメンは、洋風ラーメンを指向しているとのこと。
国産の鶏肉、鶏ガラ、牛骨と新鮮な野菜を煮込んだというスープは、うっかりすると飲みほしてしまうほど香り豊かで自然な感じのなものでした。
けもの臭さがなく、コクとまろやかさが引き立ったやわらかな印象です。
細めの麺やトッピングもスープと相性がよかったですね。

スープを全部完食してしまう誘惑を抑え、最後まで美味しくいただけました。
洋風のラーメンというと、市ヶ谷の「ラーメン道 Due Italian ramen-do」が思い出されますが、この店のラーメンも甲乙つけがたい一品でした。

ビエラ・ワンセグ/SV-ME700

2009年07月06日 | 散財日記
実家のテレビを地デジ対応の液晶に買い換えたのですが、ヤマダ電機のポイントが思いのほかたまったので、以前から買おうと思っていたPanasonicのVIERAワンセグ SV-ME700に交換しました。

価格.comで最安値の現金問屋で買うか、ポイントのつく量販店で買うか最後まで迷ったのですが、ポイントだけでもう1台のテレビが買えてしまうとは驚きです。

ビエラ・ワンセグはコンパクトで防水機能に優れるため、キッチンや風呂場で使うのにはぴったりです。
わが家ではワンセグの受信状態も比較的よいため、まったく違和感なくテレビが楽しめました。

録画機能はいらないので最もシンプルなSV-ME700にしたのですが、買おうとすると29,800円。
それほど高くはないとはいえ、どうしても欲しいというものではないので、散財するには少々躊躇する値段ですが、ポイントだと抵抗なく買えてしまいます。

まったくヤマダ電機の思う壺ですね。

百麺 (馬事公苑)

2009年07月05日 | 食べ歩き (その他)
ディーラーに車検があがった愛車を取りに行こうと、経堂駅から馬事公苑の方に向かっていたところ、世田谷通りに出たところで豚骨のにおいに気付きました。

そこには「百麺(ぱいめん)」という店があり、それなりに客が入っていそうな人気店のようなので、お昼に近い時間だったこともあり、入ってみることにしました。

券売機をみると、太麺、細麺が選べるラーメンとつけ麺があるとのこと。
その中から、百麺おすすめという太麺4点盛りを注文しました。
太麺のラーメンに人気のトッピング(ラフティー、半熟味玉、万能ネギ、のり)をプラスしたものです。

太麺は茹でるのに時間がかかるのか、多少待ち時間は長い気がしました。
運ばれたラーメンはスープの表面に油が浮かぶ濃厚なもの。
強烈なとんこつの香りとコクに打ちのめられそうです。
個性のあるスープなので、太くコシのある麺を選んで正解でした。

具ののりとほうれん草、テーブルに置かれた豆板醤やにんにくを見ると、家系を意識しているのでしょうか。
非常に研究された美味しいラーメンだとは思いましたが、この手のスープは、私には体力的に無理がありそうな気がしましたね。

レストラン 日勝亭 (水天宮前)

2009年07月04日 | 食べ歩き (その他)
6月の末だったか、土曜の夕方にテレビ朝日で放映している「裸の少年」という番組で、料理記者の岸朝子さんが昭和懐かしレトロ飯を紹介していました。

その中でも特に印象に残ったのが、水天宮の隠れた名店という「日勝亭」のやきめし。調べてみたところ、水天宮の裏手日本橋公会堂のすぐ近くにあることがわかったので、打合せの後で行ってみることにしました。

メニューを見ると、ハンバーグステーキやオムレツ、ポークカツなど洋食の定番が
並んでいたのですが、初志貫徹で700円の「やきめし」を注文しました。

ほどなくして運ばれたやきめしは、ごはんの一粒一粒がつやつやとしており、見るからに美味しそうです。
今までに味わったことのないコクと深み、ほんのりと感じるしょう油の味と甘みを味わいながら、岸朝子さんが「この味はラードじゃなきゃ出ないのよ」と言っていたのを思い出しました。

帰りがけに常連風の客が、「やきめし大盛りで玉子つけて」と注文していました。
何かひとつ物足りない感じがしたので、次回は目玉焼きをオプションにつけてみたいと思います。

冷やし茄子とりそば/大喜 (湯島)

2009年07月03日 | 食べ歩き (その他)
お気に入りの店、湯島にある天神下「大喜」で2009年夏限定メニューをいただきました。

今年のメニューは、「冷やし茄子とりそば」と「ごまだれ冷やしそば」の2種類。迷った末に、冷やし茄子とりそばを選びました。900円です。

ベースとなる鶏スープは煮干を感じるしょうゆ味。
それにきりっと冷やされ、むっちりとした食感のコシのある麺がとてもよく合います。
具は、出汁をきかせた茄子、山芋、ローストした鶏肉で、山芋とわさびの風味が箸のスピードをさらに加速させました。
今年の冷やしも納得、満足の一品です。

大喜にくるとついつい限定ものを選んでしまうので、次回こそ基本の「とりそば」か「うめしおらーめん」に戻ってみたいですね。

Do-Mo (日本橋蛎殻町)

2009年07月02日 | 食べ歩き (その他)
箱崎での打合せの後、食べ損ねたお昼をいただくところを探しました。

14時を過ぎると選択肢が極端に少なくなるのがつらいところです。
水天宮の方に向かって歩きながら、ふと「カレー革命」の本店が蛎殻町にあることを思い出し、足を延ばしてみました。

しかしながら、15時近くになっていたためにあいにくの休憩時間。さてどこへ行こうかなと考えながらふと同じライオンズマンションの2軒隣りを見ると、店頭にカレー革命の看板メニュー「カレーチャーハン」が並べてあります。

びっくりして看板を見ると、イタリアン ハーブダイニング&バー「Do-Mo(ドーモ)」と書いてありました。狐につままれたような思いで店に入り、早速、そのメニューを注文してみました。チャーハンカレーで900円です。

早速いただいてみると、カレー革命とほぼ同じ味。
本店の2軒隣りで堂々とコピーメニューを出す背景に、何があったのかは知る由もありませんが、恐らく複雑な人間模様があるのでしょう。