牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

Siddique/シディーク (曙橋)

2006年02月28日 | 食べ歩き (牛込界隈)
初台での打合せの後、曙橋で途中下車し、インド料理店「Siddique/シディーク」で昼食をとりました。

以前、勤務先が平河町にあった際に、すぐ近くにシディークの半蔵門店がありました。その場所には以前からレストランがありましたが、なかなか定着せず、1年おきくらいにテナントが入れ替わっていました。シディークが入ってからは、現在まで定着していますので、商売がうまくいかないのは場所のせいではなかったようです。
なかなかやり手の経営者のようで、しばらく前には舞の海の断髪式でオーナーがはさみを入れている写真が飾ってありました。今では都内に14もの店舗を展開しているようですので、外国人経営者ではかなり成功している部類の方でしょう。

この曙橋店ですが、曙橋から徒歩1分という好立地にありますが、スタンドがメインの三角形の非常に小さな店舗です。
そのため、同じメニューでも他の店舗と比較して、リーズナブルな値段で楽しめます。

今回頼んだのは、日替わりカレーセットのほうれん草とチキンのカレー
ルーは本格的でスパイシー、ボリュームもあるので、650円はかなりお得感がありますね。

やすべえ (赤坂)

2006年02月27日 | 食べ歩き (その他)
赤坂での打合せの後、TBSの向かいにあるつけ麺屋の「やすべえ」で昼食をとりました。

どこかで聞いた屋号だなぁと、後でWebで調べたところ、ゴルフの打ちっ放しの後によく前を通る、高田馬場のつけ麺屋の支店でした。赤坂店は昨年の7月にオープンしたそうです。

たまたまだったのですが、2月20日から3月4日までは、つけ麺とらーめんがうれしいことに半額でした。つけ麺はつけ汁の種類でしょう油ベースのつけ麺と辛味、味噌、辛味味噌の4種類があります。麺の盛りは、220gの並盛り、330gの中盛り、440gの大盛りまでが同じ価格、550gの特盛りが100円増しになります。

いつもの通りに並を麺少な目にして、辛味のつけ汁を注文。口当たりのよい麺と魚介の香りがするつけ汁、食欲をそそる辛味のバランスがとれた、レベルの高いつけ麺でした。

となりで大盛りを頼んだ方がいらしたのですが、どんぶりいっぱいに盛られた麺は、圧巻の一言でした。




白菜ふる漬けの豚キムチ風炒め

2006年02月26日 | 趣味の手料理
祖父のパソコンを修理に行った際に、白菜のふる漬けをいただきました。
いい具合に酸味が出てきていて、早めに食べた方がよさそうだったのですが、平日で食べ切れそうもなかったので、調理することに。
しかしながら、いいレシピが思いつかなかったので、豚キムチ風に炒めることにしました。

細かく刻んだ大量のネギをごま油で香りがでるまで炒め、その後に豚肉、ひとくち大に切った白菜のふる漬けを入れ、つぶしたニンニク、オニザキのすりごま、コチジャン、砂糖、しょう油、日本酒で味付けてから、野菜畑のブイヨンのスープで蒸し煮にしました。

仕上げにタマゴを割り入れ、さっととじたのですが、豚キムチよりマイルドな味で家族の評判も上々でした。
肉ばかりのように見えますが、実は白菜の分量は豚肉の2倍くらいあります。
ニラやししとうなどの緑系の野菜を入れたほうが、いろどりが良かったかもしれません。

Sorriso/ソリッソ (神楽坂)

2006年02月25日 | 食べ歩き (牛込界隈)
お気に入りのピッツァ専門店「La VoLPaiA/ラ・ヴォルパイア」が、テナントに入っている建物の改築のため、残念ながら昨年末で閉店してしまいました。

しかしそこにあったピッツァ専用の焼き窯は、軽子坂にある姉妹店の「Sorriso/ソリッソ」に移設されたということです。ピッツァが食べたかったこともあり、久々にソリッソを訪れました。

ソリッソはイタリア料理店「カルミネ」の2号店としてオープンしたRISTORANTEなのですが、看板が掛け換えられており、側面には「Pizzeria」とありました。

店内に入ると、全体が二分されており、手前側が旧ラ・ヴォルパイアのカジュアルなインテリア、奥がソリッソのRISTORANTEの内装でした。
迷わず手前に座って、大のお気に入りのBruschetta Pomodoro (田舎風トマト乗せガーリックトースト)、緑黄野菜のにんにく炒めとQuattro Formaggiのピッツアを注文。

Bruschetta Pomodoroの味も健在でしたし、Quattro Formaggiも贅沢に使ったチーズがたまらない美味しさでした。

和風ラーメン 和鉄 (四谷四丁目)

2006年02月24日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
新宿での打合せの後、いつものように四谷三丁目に出てランチを取りました。

中途半端な時間だったため、ほとんどの店がランチタイムが終わっており、行こうと思った沖縄料理の「なんくるないさ」も準備中だったので、同じビルの1階にある「和風ラーメン 和鉄」に行きました。
場所は、四谷三丁目と四丁目の交差点のちょうど真ん中くらい、ホテルJALシティの近くにあります。

和鉄は脱サラをした二人の店主が、「青葉」を目指して蒲田に出した店の支店とのこと。メニューは、600円の中華そばと650円のつけそばとトッピングを加えたシンプルな構成です。
今回食べたのは、煮たまごやチャーシューが入った和鉄中華そば。
魚介系と豚骨、鶏がら系の青葉の文法に則った和風のWスープは、バランスが取れれており、店主の研究の成果が伺えます。ただ、ちょっと頑張りすぎかな、という感があったのは、多少、私にとって脂が多すぎたためかもしれません。

同じ青葉インスパイア系であれば、九段下の「斑鳩」の方が私の嗜好には合っているような気がしました。

インド定食 ターリー屋 (西新宿)

2006年02月23日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
西新宿での打合せの後、時間もなかったので牛丼でも食べるかと松屋に向かおうとしたところ、青梅街道をはさんだ東京医大の向かい側に、見慣れないカレー屋らしき店を見つけました。

「インド定食 ターリー屋」という屋号で、どうやら本格的なインドカレーの店のようなので、早速、入ってみることに。
この店のコンセプトは、インド料理専門店の味を、ランチだけではなくディナーも気軽に楽しめる定食屋だそう。ちなみに「ターリー」とは、丸い大きなお皿のことで、終日ターリースタイルで全てのメニューが供されるとのことです。

カレーは日替りで4種類用意されており、選べるカレーの種類やおかずの数によって5種類の定食があります。
選んだカレーはオススメの「ジンガマサラ」。生クリームがたっぷり入ったトマトベースの王宮カレーで、小エビがごろごろと入っていました。

システムをよく理解せずに「日替りで」と頼んでしまったため、690円のベーシックなカレー1種類を頼んでしまったのですが、+100円でカレーが2種類、+300円で3種類になるので、よくメニューを見ればよかったと後悔しきりです。
というのも、壁にオススメのカレーの食べ方が説明してあり、2種類以上のカレーがある場合は、それを混ぜあわせて食べてみるとさらに旨味が倍増するとあったからです。
アチャール(インドのピクルス)がつけ合わせに用意されていたのですが、途中でそれをカレーに投入すると、味にアクセントがついて、それもまた美味でした。

平日は13:30~17:00、土日祝日は11:30~16:00がライス大盛りとナンのおかわりが無料とのこと。しかも、ナンは作り置きではなく、注文を受けてから焼くとのこだわりです。味もいいですし、流行る店の予感がしました。

麺家 大勝軒 (銀座)

2006年02月22日 | 食べ歩き (その他)
銀座での打合せの後、高速道路の高架下にある銀座インズINZ1 1Fにある「麺家 大勝軒」に行きました。

自分のイメージの中では、「大勝軒=東池袋=つけめんの名店」という記号ができているので、つけめんを注文しようとメニューを見ると、普通のラーメンがメインのようです。聞くところによると、永福町にある大勝軒の流れをひくラーメン屋のようです。ラインナップは、しょう油味の大勝軒らーめん、信州味噌らーめん、塩らーめんの3種とつけめん。まずは、屋号を冠したオススメをということで、しょう油味にチャレンジしました。

運ばれるまでに壁に書かれた能書を読むと、九十九里の煮干と北海道産の男爵いも、玉葱を豚骨ベースで仕上げた本格中華めんとのこと。
豚骨という響きから、屋台にあるような少しにごったしょう油ラーメンをイメージしたのですが、でてきたのは非常に澄んだスープでした。
カンスイを多く使っているのか、かなり黄色のやや太目の麺は、上品な中華料理屋のように、キレイにととのえられてスープの中に行儀よく納まっていました。
その丁寧な仕事ぶりに期待し、スープを飲んでみると、いやみのない上品な煮干のダシがきいた東京の支那そばといった印象です。

テーブルに置いてある調味料も、定番のGABANのブラックペッパー(黒胡椒)ではなくブラック&ホワイトペッパーだったり、いりゴマだけでなくすりゴマも用意されたりと、店主のこだわりを感じました。スープ、麺、具の全てに気配りが感じられましたね。

この手のラーメンには唐辛子パウダーが合うものだと思っていましたが、すりゴマも非常にスープの味にマッチして、なかなかいいアクセントになるものだと感心しました。

つけめん 高木や (馬場下町)

2006年02月21日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
以前から気になっていた、早稲田駅前にある「つけめん 高木や」に行きました。
早稲田駅前の交差点から馬場下町に向って、マクドナルドの手前の路地を曲がったところにあります。

雑居ビルの2階にあるのですが、路地にムンクの叫びを模したような風変わりな看板があり「ヒー、からい!!」というコピーで激辛を売りにしているようです。

食べたのは、辛子みそつけめん。つけめんは、つけ汁の種類で異なり、辛い順に「辛子みそ」「合わせ」「マイルド」、辛くないもので「醤油」「ゴマしゃぶ」があり、すべて630円。麺の量は大盛りで50円増し、ダブルで200円増しです。

まずはこの店のスタンダードということで、一番辛い「辛子みそ」を注文。
つけ汁は、茶系の味噌が唐辛子や豆板醤で染まったような、少し赤黒っぽい色で、いかにも辛そうです。
麺は黄色っぽく太目で、多少、もそっとした感じ。勇気を出して口に運んでみると、一気にむせるような辛さがひろがり、唇がひりひりします。

話によるとこの店は、一時閉店していた上板橋の初代「中本」の味にとりつかれた方が、そのつけめんの味を再現すべく出店したとのこと。

勢いをつけて食べ終えた後は、しばらくしたらまた食べたくなるような、妙な余韻がありました。

栄屋ミルクホール (神田多町)

2006年02月20日 | 食べ歩き (その他)
湯島から大手町への移動の途中、銀行に立寄るため、淡路町で途中下車しました。

新人の頃、勤務先の事務所が小川町や淡路町にあり、この界隈には懐かしさと甘酸っぱさを感じます。ちょうど昼時を少し過ぎた頃だったので、ランチをとろうと散策したところ、お目当てのそばの「神田まつや」は閉まっており、その足で向った先が神田多町にある「栄屋ミルクホール」。

ミルクホールとありますが、メニューはラーメン、タンメンを中心にした中華そば屋。もともと、戦後間もなく喫茶店(ミルクホール)として開業したのが、その店名の由来とのこと。私が内勤をしていたのが昭和から平成に変わる頃でしたが、そのときによく通った店です。
昭和にタイムスリップしたようなノスタルジックな内装と、肩の力が抜けたおばちゃんの接客は当時から全く変わっていませんが、恐らく40年位前からも何も変わっていないのでしょう。

以前はカレーやしょうゆ味の支那そば系のラーメンをよく食べたのですが、今回はなんとなくたんめんを注文。キャベツやもやしを中心にした山盛りの野菜がシャキシャキとして、とても美味しかったですね。
塩味のスープも旨みがあって、満足のランチでした。


追手門柱包板落書

2006年02月19日 | 日々雑感
週末には高知まで遠出して、オーベルジュ土佐山に泊まりに行ったのですが、その際に、高知城を訪れました。

天守閣には当時使われていた欄間の飾りなど、ゆかりの品々が展示されているのですが、そこで見つけたのが、「追手門柱包板落書」。追手門とは高知城の表門で、享和元年(1801年)にこの高知城に勤務していた侍が書いたと思われる落書きです。

その文面は、
「禁酒したれど酒屋みれば足がしとふあとあゆまれぬかな」
とありました。

痛いほど気持ちがわかる私は、まだまだ意志の弱い人間なのかもしれません。

BAGEL&BAGELの Gourmet Sandwiches

2006年02月18日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
ベーグルが好きで、新宿の地下鉄コンコースにあるベーグル専門店「BAGEL&BAGEL」でよく買うのですが、新宿三越の地下にある店舗ではCafeが併設されており、サンドウィッチ等のメニューも揃っています。

トーストしてクリームチーズを塗って食べるだけでは芸がないので、たまにはとグルメサンドをテイクアウトしてみました。
試したメニューはスモークサーモン&クリームチーズと定番のBLT。ベーグルは好きな種類を選べるので、スモークサーモンには15穀(Multi Grain)、BLTにはパンプキンシード(Pumpkin Seeds)をチョイス。
店員のすすめで試してみたパンプキンシードは食感がよく、BLTにピッタリでした。

ベーグルはちょっと特別な感じがするだけではなく、腹持ちもいいのでブランチにはピッタリですね。



RESTAURANT かみくら (神楽坂)

2006年02月17日 | 食べ歩き (牛込界隈)
神楽坂にある「RESTAURANT かみくら」で食事しました。
場所は軽子坂と神楽坂の間、軽子坂のソリッソの角を神楽坂の方に曲がり右手にある「寿し屋の勘せい」の脇の路地を入ったところ。天ぷらの隠れた名店「天孝」もある、しっとりとした石畳の小路の奥にあります。

黒い板掘に囲まれた、古きよき昭和を想いださせるような上品な古い一軒家を改装したフレンチレストランで、一階がテーブルクロスのダイニングルーム、二階が個室になっています。
今回は、前もって椛(モミジ)の間を予約。小さめのソファのある個室です。個室の予約の場合、シェフおすすめコース5,000円になるのですが、ロケーションと雰囲気を考えれば、かなりリーズナブルだと思います。箸でいただくフレンチというコンセプトの食事も、なかなか美味しかったですね。

食事中は個室のふすまを閉じてくれるので、ゆっくりとした贅沢な時間を過ごすことができたような気がします。

サクラサク

2006年02月16日 | 日々雑感
毎日遅くまで残業して居酒屋で飲んだくれて、、という生活をこのまま続けていたら、バカが加速する、と我に返ったのが昨年の12月の半ば。
それから出願できる夜間の大学院を探して出願したのですが、幸運にも合格してしまいました。
こんなことでいいのでしょうか。。

恐らく、大隈重信の墓にお参りしたり、毎日のようにとんかつKitKatを食べまくったご利益があったのでしょう。

4月からは飲む機会が減るかも知れませんが、その分、少しは健康になれそうな気がします。

KitKat/LE PATISSIER TAKAGI

2006年02月15日 | 日々雑感
ここ最近意味もなく、Nestle/ネスレのチョコレート「KitKat/キットカット」を買うことが多くなりました。

最近入手したのが、人気パティシエ「高木康政」氏とのコラボレート商品。バレンタインパックと称したこの時期の限定販売とのことです。

少々ビターなチョコレートで、人気のカクテルであるキール仕立て、オレンジやアーモンドヘーゼルナッツの風味もちりばめられています。四角い化粧箱に小さい個袋がたくさん入って、特別なイメージを出しているのでしょうが、私には少々、キールの香りが聞きすぎのような気がします。

とはいえ、「きっと勝つと(キットカット)」と語呂を合わせて食べまくっているだけなのですが、このネタは、私が大学を受験した20数年前には隠れた?ブームだったのが、現在ではメーカーのキャンペーンにも使われるようになりました。

最近はいろいろなバリエーションが増えていますが、やっぱりオーソドックスなものが一番のような気がします。

CAFE GODIVA

2006年02月14日 | お気に入りの食材
在仏の家族の友人から、「CAFE GODIVA」をいただきました。

GODIVAでコーヒーを出していることを知らなかったので、調べてみると日本でも販売されていたようです。

早速、いれてみると甘い香りが漂いました。例えれば、キャラメル系のフレーバーティーをいれたときのような香りでしょうか。
味は非常にスッキリとした飲み口で、ほのかな酸味が感じられます。

缶には「praline」とありました。praline/プラリネとするとアーモンドのお菓子ですから、そのフレーバーだということでしょう。
日本でのラインナップをみると、「バニラ ヘーゼルナッツ」がありますので、恐らくこれのことかもしれません。

個性的なコーヒーですが、最初の香りの印象よりも素直に飲めたので、休日の午後や気分転換したいときにはオススメですね。