牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

中国家庭料理 希須林 (赤坂)

2008年02月29日 | 食べ歩き (その他)
このところ赤坂で打合せがあることが多いのですが、この界隈は美味しいものが食べられそうな店が多いので目移りします。

何を食べようかとあたりを散策したのですが、これはという店はどこも混んでいそうなので、結局入ったのが「中国家庭料理 希須林」です。

日枝神社向いの路地裏で田町通りより一本、外堀通り寄りにあります。

青山や新宿にある同系列の店では、中国家庭料理が楽しめるようなのですが、この赤坂の店は坦々麺の専門店です。

いただいたのは希須林 四川坦々麺。オプションには排骨をのせ、5段階から選べる辛さは、希須林のノーマルという真ん中の「3」にしました。

スープの表面にラー油がたっぷりと浮いていたためか、ひと口いただくとむせるような辛さが拡がりました。ミキサーで細かく砕かれたゴマがたくさん入っているようで、スープはとてもクリーミーなのですが、多少、油が多いのか飽きやすい味かもしれません。

排骨はぱりぱりして美味しかったのですが、その分、ボリュームが少ないのが気になりましたね。

南道 (赤坂)

2008年02月28日 | 食べ歩き (その他)
虎ノ門での打合せの後で、何か食べようかと歩いていたところ、気づけば赤坂まできていました。

久々に韓国料理屋にでも行こうかと、昔よく通ったTBSの裏手にある「ジンゴゲ/珍古介」に行ったのですが、どうも様子が違います。
見慣れた門構えなのですが看板がかけ替えられており、そこには「南道」とあるものの、その脇にはご丁寧に「旧ジンゴゲ」と書いてありました。

店内の様子は以前のままだし、メニューもハングル濃度満点の雰囲気も変わった様子がないので、いったい何があったのだろうと店の人に確認したところオーナーが変わったとのこと。妙に納得しました。

プライスパフォーマンスが優れたランチのメニューは以前のまま。その中から参鶏湯をオーダーしました。

グツグツと音を立てながら運ばれた参鶏湯は、とても980円とは思えない本格的な味。いかにも長い時間をかけて煮込まれたと思われる白濁したスープと、ほろほろと崩れるような鶏肉。
見た目も鮮やかで美味しい小皿で変化をつけながら、一気にいただきました。
食べ進めるうちに、もち米や滋養味あふれた香味がスープに拡がって、久々に満足できたお昼のひとときでしたね。

御田町 桃の木 (三田)

2008年02月27日 | 食べ歩き (その他)
三の橋から桜田通りに向って歩いていたところ、交差点の手前に上品そうなたたずまいの店があったので、試しに入ってみました。

というのも、昨年のdanchuのチャーハン特集でパラパラチャーハンの作り方のコツを解説していたのですが、そこで取り上げられていた店のような気がしたからです。
私の記憶は正しく、その店は「御田町 桃の木」という中華料理の名店でした。

定番は五目チャーハンとのことなのですが、メニューを見ていてどうしても気になった中国醤油で味付けした楊州風チャーハンを頼んでみました。

ご飯は見た目以上にパラパラとしており、香ばしいしょう油がこげた味がとても美味しかったですね。具は大ぶりのえびとレタスが中心のシンプルなものなのですが、1,450円という値段相応の満足感が得られました。

夜のコースは8,500円からと、少々敷居が高いのですが、一度味わってみたいものです。

レストラン 花咲き山 (三栄町)

2008年02月26日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
三栄通りのセブンイレブンの向かい側にある「レストラン 花咲き山」でお昼をいただきました。

いただいたのは、本日のおすすめという豚ロースの香草パン粉焼き。サラダとスープ、ライスがついて800円です。

香ばしいパン粉に包まれた豚ロースはとてもやわらかく、きちんと下ごしらえがしてあるのがわかります。
付け合せのポテトサラダを少しのせ、ソースをからめていただくと、まさに至福のひとときでした。

洋食屋の800円の日替わり定食にしては手の込んだ仕事をしているな、と思ったところ、夜はカジュアルフレンチのプリフィックスのメニューが中心とのこと。

人気があるのもわかるような気がします。

Brasserie Vert/ブラスリー ベール (早稲田)

2008年02月25日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
久しぶりに大学に行く用事があったので、地下鉄早稲田駅の出口近くにある「Brasserie Vert/ブラスリー ベール」に行きました。

以前から気にはなっていた店なのですが、これまで訪問することのなかった数少ない店のうちのひとつです。
緑色の看板が目印の小さい店で、看板には「食事とワインの店」とあります。

いただいたのは、しいたけとひき肉のフライ。
カウンターに座ってから数分で運ばれたのにはびっくりです。厨房はご主人がひとりで切り盛りしているようなので、効率よく下ごしらえしているのでしょう。

しいたけの旨味と肉汁が口いっぱいにひろがるような上手な揚げ具合で、赤ワインの風味が豊かなソースとの相性も抜群でした。
本格的なこの味が735円で楽しめるとは、学生街ならではでしょう。
店主の心意気に感謝です。

わが家からもすぐ近くなので、次回は夜に訪問してみたいと思います。

白菜と豚肉のオイスターソース炒め

2008年02月24日 | 趣味の手料理
最近、野菜が不足しているかなと思っていたところ、日経土曜版プラス1の「かんたん美味」で、「白菜と豚肉のオイスターソース炒め」のレシピが紹介されていました。

作ってみたいなと思ったところ、近所のよしやでは、豚ロースがグラムあたり108円の特売。白菜も旬ですし、まさに私の気持ちを読まれたかのようにぴったりの食材が揃いました。

しょう油と酒の下味をつけた豚肉と白菜から出た水分を片栗粉でとろみに変えるのがポイント。
しょうがと分量外のにんにくをたっぷり効かせて、好みの味に仕上げました。

定番の食材とオイスターソースという、よくある組合せなのですが、かんたんな割にはとても美味しくいただけましたね。

油そば

2008年02月23日 | 趣味の手料理
私が愛してやまないジャンクな食べ物といえば、何といっても早稲田鶴巻町の「油そば 東京麺珍亭本舗」です。

楽天で通販も行っており、ときどき実施される「油そばダイナマイトセール」という特売で6食セットを買ってみました。

近所のショップ99で専用酢とラー油用のディスペンサーまで買って、早速作ってみました。

想像はしていたのですが、笑ってしまうほど店のお味と同じ。
通販だと店で食べるより安く上がるので、クセになりそうですね。

天下一 (神谷町)

2008年02月22日 | 食べ歩き (その他)
母校での同窓会の打合せの後、六本木一丁目駅まで歩いたのですが、神谷町界隈の変貌振りに改めて時の流れを感じました。

当たり前のことなのですが、街中に30年近く前の面影はほとんどなく、変わらないものは東京プリンスホテルの旧館と愛宕トンネルの周辺だけでしょうか。

その中にあって、時代に取り残されたように以前と全く変わらないのが、神谷町の交差点近くにある中華料理の「天下一」です。

以前食べたメニューは何だったかと思い出しながら注文したのが、野菜炒めが載せられたホンコンラーメンです。
当時は何ゆえに「ホンコン」なのかがわからなかったのですが、今考えれば、香港で定番の、ご飯の上に野菜炒めがのせられたの「的士(タクシー)飯」の流れを汲むものなのかもしれません。

少々味が濃すぎで麺は思いきりのびきっていましたが、昔を思い出したような気がしました。
気づけばラーメンといえばビールを飲むことがあたり前になっている毎日ですが、ラーメンをおかずにどんぶり飯をかき込んでいた若い頃の自分が、妙に懐かしく感じましたね。

かつ銀 (銀座)

2008年02月21日 | 食べ歩き (その他)
新富町での打合せの前に、銀座二丁目の三吉橋の近くにある「かつ銀」でお昼をいただきました。

住所は銀座ですが、首都高速を隔てた中央区役所の反対側にあり、地下鉄の駅では新富町の方が近いかもしれません。

この手の店では、最近はヒレカツ定食をいただくことが多いのですが、メニューを開くと「カツカレー」の文字が踊っていました。カレーと聞くと条件反射のように食べたくなるもの。早速、ヒレカツカレー定食を注文しました。1,575円です。

できあがるまで待つことしばし。ゆっくりと新聞を読んでいると、丼に盛られたご飯とお新香、小さめのカレー皿にたっぷりと盛られた千切りのキャベツが運ばれました。
「私が注文したのはヒレカツカレーなのですが」と指摘するのも面倒なので、何も言わず新聞を読み続けると、カレーで煮込まれたカツが別盛で目の前に置かれました。
周りを見渡すと、カツ丼も別盛になっていたので、これがかつ銀の流儀なのでしょう。

カツはとてもやわらかく値段相応のもの。やわらかくてほのかに甘いキャベツとよく合います。味噌汁は程よい酸味の赤出汁で、食べ進める中でのいい具合のアクセントになっています。

カツや付け合せのキャベツ、ご飯、お新香のすべてに神経が行き届いており、とても満足したひとときでしたね。

中華そば むらさき山 (三田)

2008年02月20日 | 食べ歩き (その他)
田町から勤務先に戻る途中、慶應通り商店街を歩いていたところ、ふとこの近くに新しいラーメン屋が開店したことを思い出しました。

記憶を頼りに「てんや」の角の路地を曲がったところ、すぐ左手に見えたのが「中華そば むらさき山」という店です。

間口が狭いカウンターだけの店で、入ってすぐに券売機があります。
基本の中華そばが650円。このくらいの値段がラーメンとして値ごろ感があるのですが、1,000円を超えるラーメンを平気で出す店が少なくない昨今、これでも十分にリーズナブルに感じます。

つけ麺もあったのですが、店イチ推しという「紫(ゆかり)そば」を注文。200円のアップで、チャーシューが増量され味玉がオプションでつくようです。

スープは流行の動物系と魚介系をミックスしたもの。しょう油のタレでいい具合に調整されていました。焦がしたネギがアクセントになってとても美味しかったですね。

卓上の薬味は一味唐辛子と柚子胡椒が用意されていました。
柚子胡椒をラーメンの薬味に使うのは初めてだったのですが、すっきりとした辛さが新鮮でした。

かれー麺 実之和 (六本木)

2008年02月19日 | 食べ歩き (その他)
六本木で飲んだ後、めずらしく大江戸線で帰宅しようとロアビルの向かいから六本木の交差点に向って歩いていたところ、ドン・キホーテを越えたあたりの角に見たことのある「かれー麺 実之和」の看板が目にとまったので入ってみました。

青山一丁目に続く2店舗目とのこと。高田馬場の店舗が閉店からしばらく経ちますが、青山・六本木界隈を中心に展開していくのでしょうか。
メニューもかれー麺に加え、酒の肴や土鍋で煮込む「かれー鍋」が目立ちます。

いただいたのは「かれーつけ麺」のハーフ。通常ですと1.5玉分で800円なのですが、1玉でいいからとリクエストすると100円引きでした。

つけ麺にしては少々頼りない麺でしたが、飲んだ後では逆にその方が食べやすく、気づけばつけ汁まで全部平らげていました。

スパイシーなものは食欲を加速させますが、ときには自制心も必要なようです。

赤城神社 (神楽坂)

2008年02月18日 | 日々雑感
牛込局に郵便物を取りに行くついでに、神楽坂商店街まで足を延ばして「赤城神社」に立ち寄りました。

地下鉄神楽坂駅出口の真裏にあり、境内が付近の街に抜けることができる通路になっているためか、付近の人の往来が絶えません。

すぐ近くにある神楽坂商店街の喧騒がうそのような静寂で、独特のゆっくりとした空気が流れていました。張り詰めるような乾いた冬の空気がとてもさわやかに感じられる一瞬です。

中に入ってじっくりと散策するのは初めてなのですが、メインの神社のほかに、額学業成就の蛍雪神社や出世稲荷もありました。
本殿の隣にある氏子参集所にはAkagi Cafeなる喫茶店、日本人向けの幼稚園に加え、在日フランス人のために仏国大使館の認める保育園システムの学校もあるところが面白いところです。

いろいろな意味で、まさに地元に密着した神社といえるでしょう。

Mercedes-Benz純正キーリング

2008年02月17日 | 散財日記
新たにわが家にやってきたC36 AMGのために、YAHOO! AUCTIONSでMercedes-Benzの純正キーリングを落札しました。

「C-Klasse」の「C」のエンブレムをデザインしたもの。
恐らくすべてのラインナップに用意されていると思われますが、なぜか日本のインポーターは「A」「B」「R」「G」しか輸入していません。
この手の商品は、妥当な値段であれば、見つければ躊躇なく入札が鉄則でしょう。

早速取り付けてみたのですが、よくよく見ると、以前愛用していた3シリーズの「3」の数字をデザインした「BMW純正キーリング」とリングや蝶番のディテールが酷似しています。

恐らく同じメーカーが、自動車会社別にOEM提供しているのでしょう。

麻辣麺 雷伝 (渋谷)

2008年02月16日 | 食べ歩き (その他)
恵比寿から渋谷駅に向って歩いていたところ、並木橋を過ぎてすぐのところに、いかにもジャンクそうな汁なしそばの大きな写真が貼られた看板がありました。

「麻辣麺 雷伝」という店で、汁無し坦々麺の専門店とのこと。とりあえず入ってみることにしました。

メニューは麻辣麺600円と黒麻辣麺650円の2種類のみ。とりあえず、基本の麻辣麺に温玉と肉みそダブルのオプションを注文しました。トッピングはそれぞれ100円です。

まずは油そばをいただくように全体をよくまぜていただきました。濃い目の味付けの肉みそにアクセントの花椒が効いて、食欲がすすみます。麺はやや縮れたボソボソ感のあるもので、この手の汁なし麺にはよく合いますね。

途中で変化をつけるために、うまみ粉と呼ばれる魚粉やお酢をかけてみました。この手のアイデアは、流行のつけ麺や油そばからインスパイアされたものと思われますが、味に変化がついて美味しくいただけました。
薬味の中では、牛丼屋によくあるような紅しょうがの千切りが私好みでした。

最近の店にしては値段もリーズナブルですし、それなりに流行りそうな気がしましたね。

Notting Hill Cakes & Gifts (西麻布)

2008年02月15日 | 食べ歩き (その他)
イギリス生まれの焼き菓子屋「ノッティングヒル/Notting Hill Cakes & Gifts」のマフィンをいただきました。

店舗は西麻布の日赤医療センターの近くにあるのですが、この時期、都内各所のデパートのバレンタインフェアに出展しています。

いただいたのは、8種のマフィンのパッケージ。ひと口サイズで見た目もかわいらしいのですが、サクサクとしながらもしっとりとした食感で、8種類すべて美味しかったです。細かく挽いた茶葉が入った「Earl Grey」が上品で印象的でした。

ベッカムやエドワード王子も贔屓にしているそうですが、何となくわかるような気がしますね。