牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

クイック万世 (新宿)

2009年01月16日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
西新宿からの移動の途中、時間もなく食事を取らなければならなかったので、いつものように「新宿西口メトロ食堂街」に向かいました。

永坂更科 布屋太兵衛」で立ち食いのそばでもいただこうかと思ったのですが、あいにくの満席。そこで、その反対側にある「クイック万世」に行きました。
肉の万世の店頭にある5席だけのカウンターのカレースタンドです。

メニューは和牛ビーフカレーか和牛ハヤシビーフのみ。ともに690円で食券販売機で注文するシステムです。

たいていの場合はカレーを選ぶのですが、たまにはハヤシもいいかなと和牛ハヤシビーフにしてみました。

ルーにやや酸味を感じるのはトマトが入っているせいでしょうか。固めに炊かれたご飯との相性もよく美味しくいただけましたね。

ただ、サンプルの写真には肉がたくさん入っているように見えたのですが、実際のところはというと、よくある話でほとんどがスープ状で具らしいものはほとんどありませんでした。
スタンドカレーに期待するものではないのですが、老舗の看板に傷をつけるようなことはしてはいけませんね。

金霧島

2009年01月15日 | お気に入りの食材
霧島酒造の限定醸造酒「金霧島」です。

手ごろな値段なので六本木にいつもキープしてある芋焼酎が「黒霧島」。
紫芋をベースにした「赤霧島」は、春と秋に数量限定で販売され、ときどき見かけることはあったのですが、「金霧島」があることは知りませんでした。

先日、曙橋の合羽坂下にある「宮崎料理 きむら」で飲んでいた際にお店の方から「金霧島」の存在を聞き、一度飲んでみたいと思っていたところ、たまたまネットで買うことができました。

「金霧島」の名前の由来は、無色透明の芋焼酎「黒霧島」に冬虫夏草を漬け込むことで焼酎が華麗な黄金色に変化するためとのことです。

ロックで味わってみたところ、やや甘みを感じるまろやかな印象でした。
冬虫夏草のエキスが溶け込んでいるためか、とても飲みやすかったですね。

冬虫夏草といえば中国女子陸上の馬軍団が有名ですが、心なしか元気がみなぎるような感じがしたのは気のせいでしょうか?

きのこみぞれうどん

2009年01月14日 | 趣味の手料理
料理の本が好きで、今では食品庫がいっぱいになるほどなのですが、最近気に入っているのが講談社の「毎日作りたくなる!簡単・まっとう家庭料理」です。

その中で紹介されているレシピのひとつを試してみました。
「きのこみぞれうどん」というメニューで、土鍋でクツクツと煮るだけなので、まさに手間いらずです。

具はお気に入りのうどんと長ネギ、鶏もも肉がメイン。コクを出すためにニンニクを入れてみました。
食べる直前に大根おろしを加え仕上げました。

たまたま近所のよしやで、関東名物の平べったいお切り込みうどんが売っていたので使ってみたのですが、思ったよりもボリュームがあって、味もお腹も満足でしたね。

黒七味/御香煎 原了郭

2009年01月13日 | お気に入りの食材
京都の老舗「御香煎 原了郭」の黒七味をいただきました。

麹町の「めん徳 二代目 つじ田」が薬味に使っている香辛料です。

唐辛子、山椒の実、白ゴマ、黒ゴマ、けしの実、麻の実、青のりを手間ひまかけて手作りで仕上げたもので、唐辛子の赤みが隠れて濃い茶褐色になっています。

山椒の成分のためなのか、中毒性のある辛さと柑橘系を思わせるさわやかさで鍋物の季節には欠かせませんね。
肉料理にも是非、使ってみたい一品です。

シャケのみそバター鍋

2009年01月12日 | 趣味の手料理
かんたん美味」で紹介されていたシャケのみそバター鍋を作ってみました。
正確には「サケ」のとなるのですが、子供のころから鮭は「シャケ」と呼んでいたので、そちらの方が馴染みがあります。
江戸特有の方言なのでしょうか。

レシピはいたって簡単。
鍋にだしと酒を入れて煮立て、ジャガイモやタマネギなどの材料を入れ、味噌を溶かしてからシャケとバターを入れるだけです。

よくよく考えれば、バターを入れる以外はまるで味噌汁と同じです。
案の定、味噌汁と同じような味だったのですが、途中で気付いて隠し味にと入れたニンニクが効果的でした。

たくさん作ってあまってしまったので、残り物からジャガイモとシャケだけを取り出して、味噌汁風に作り直しました。
こちらもまた美味でしたね。

グリル満天星 本店 (麻布十番)

2009年01月11日 | 食べ歩き (その他)
久しぶりに洋食らしい洋食が食べたくなったので、「グリル満天星」麻布十番 本店に行きました。

麻布十番にあるのですが、商店街からは少し離れた港区立麻布図書館の向かいにあります。

名物のオムレツライスにもひかれたのですが、ボリュームが少々多めなので、定番メニューがいろいろ楽しめる洋食弁当にしてみました。

2,000円と少々お値段は張りますが、ハンバーグ、エビフライ、かにクリームコロッケに玉子焼き、シーフードマリネ、マカロニグラタンと盛りだくさんです。
おまけにデザートとコーヒーまでついています。

どれから箸をつけようかと迷ったのですが、エビフライにタルタルソースをたっぷりつけていただきました。
サクッとした仕上がりで、これぞ洋食と安心できる味でした。

ちょっとした贅沢が心を豊かにしてくれるものですね。

サントリー モルツ<スノーホワイト>/MALT'S Snow White

2009年01月10日 | お気に入りの食材
サントリーの数量限定発売ビール「サントリー モルツ スノーホワイト」を飲んでみました。

サントリー モルツ ダークビター」に続き、コンビニエンスストア限定ビールとして昨年12月16日から発売されたものです。

「スノーホワイト」というネーミングにひかれ、発売直後から何本か飲んだのですが、ホワイトビールらしい味がしないので不思議に思ったところ、ホワイトの由来は小麦麦芽を全麦芽の20%以上使用することで、真っ白できめ細やかな泡を実現したことにあるそうです。

正直、これといった特徴が感じられないのですが、口に含んだときのチリチリとした刺激が心地よいのでついつい手にとってしまうビールですね。

Muu Muu COFFEE & GALETTES (青山一丁目)

2009年01月09日 | 食べ歩き (その他)
外苑前に所用があったので、「Muu Muu Diner & 100% Kona Coffee」の青山店でお昼をいただきました。

青山通りから外苑のいちょう並木と並行した裏道に入り、都営北青山一丁目アパートの向かいにあります。

ハワイ島コナ地方の「Muu Muu COFFEE/ムウムウコーヒー」とハワイアンフードが楽しめるカフェで、ウッドをふんだんに使った内装とゆったりした時間が流れる落ち着いた空間です。

いただいたのはロコモコのセット。
パイナップルをかたどった木の器に、ハワイらしさを感じさせられます。
大きなハンバーグ、とろっとした目玉焼きとなんとも言えず美味しいグレービーソースのマッチングが最高でした。

食後には飲み口がスムーズなMuu Muu COFFEEを楽しみました。

妙に落ち着く空間だったので、思わずThinkPadを広げ、気付けば1時間以上も長居してしまいました。

次回はお気に入りの本と一緒に、ゆっくりとした時間を楽しみたいものです。

DROP'S Burger (千石)

2009年01月08日 | 食べ歩き (その他)
巣鴨での所要を済ませた後、千石駅まで向かう途中でふと目についたハンバーガーショップに入ってみました。

白山通りに面したところにある「DROP'S Burger」という店で、不忍通りとの交差点の少し手前、千石一丁目バス停のあたりにあります。

店内に入ると天井が思いのほか高く、開放感にあふれていました。
メニューを見ると全てフレンチフライとドリンク付きで780円~980円でした。
本格的なハンバーガー店と比較すると、2~3割は安いことにびっくりしました。

いただいたのはベーコンエッグバーガーのセット。
肝心の味もそれなりに割り引いたものなのかな、とあまり期待しなかったのですが、外がカリッとして中がふわふわのやわらかなバンズ、あら挽きでジューシーなパティ、オニオンリングで全体のボリューム感を出すところや、マスタードを効かせたソースなど、かなりレベルの高いものでした。

住宅街と言う場所柄、値段を抑えているのかもしれませんが、味、価格、店の雰囲気共に満足できる穴場だと思いましたね。

広東料理 元園 (若松河田)

2009年01月07日 | 食べ歩き (牛込界隈)
若松河田駅からやや抜弁天の方に向かったところにある「広東料理 元園」に行きました。

小笠原伯爵邸」のすぐ近くで、若松町特別出張所の真向かいにあります。
その手前には「DINING & PUB おしゃべりひろば」があったのですが、看板が見あたらないところから察すると、店じまいしたのでしょうか。

昔の記憶をたどるとこの元園は、以前は若松町の国立国際医療センターの向かいあたりにあった覚えがあります。
はるか昔、成城高校でバレーボールの都大会の新人戦か何かがあった帰りに、顧問の先生に排骨麺をご馳走になったことがありました。
牛込に居を構えてから記憶を頼りになつかしの味を探したのですが、既にマンションになっており、この元園がその店だと知ったのはしばらく経ってからのことでした。

ちなみに戸山団地の中にある「豊華飯店」は元園で修行した方が独立された店で、若松町交差点の近くにある「方来亭」のご主人は、その「豊華飯店」で修行されていた方だと聞いたことがありますが、真偽のほどは定かではありません。

なつかしの排骨麺を注文しようかと思ったのですが、何となくご飯ものが食べたかったので、排骨飯(特製骨付きバラ肉飯)を注文しました。
たっぷりの野菜とちょっと濃い目の味付けで、クセになりそうな味でしたね。
ボリュームも十二分でした。

なんとなく懐かしい味に舌鼓を打ちながら、はるか昔のことを思い出してしまったひとときでした。

ブラックカリーラーメン/初代けいすけ (本郷)

2009年01月06日 | 食べ歩き (その他)
久しぶりに本郷の東大正面にある「初代けいすけ」に行きました。

オリジナルの「黒みそラーメン」をいただいたときに、とても美味しかったものの、少々多めのラードの量にうんざりしたこともあって、その後は足が遠のいていました。

今回いただいたのは、その後ラインナップに加えられた「ブラックカリーラーメン」。黒みそラーメンをベースにカレーの風味を加えたものです。
濃厚な黒みその味はそのままに、スパイスの刺激が加わってとても美味しかったですね。

黒みそラーメンの味とも比べてみたのですが、以前ほどの脂っこさは感じませんでした。
念のために作るところを観察したのですが、昔のように一斗缶に入った真っ白のラードを豪快に放り込んでいる様子もありません。

人気店だけに、味も進化しているのでしょう。

魁龍 (博多)

2009年01月05日 | 食べ歩き (その他)
福岡空港近くにある「魁龍」に行きました。

国際線ターミナル近くの都市高速の高架下にあります。

従弟に「一風堂のように東京には進出していない美味しいラーメン屋を」と紹介してもらった店で、コテコテのトンコツで地元ではかなり有名とのこと。

のれんには「どトンコツ」とかかれており、店に近づくだけでラーメン屋に特有のけもの臭さがただよってきます。
冬だからいいものの、夏には敬遠しがちな方も多いのではと思われるほどです。

基本のラーメンをいただきましたが、「御天(ごてん)」のラーメンをさらに2倍くらいに煮詰めたような濃さでした。
アレンジなしのトンコツスープそのものを荒々しく形にした印象です。

中細のストレート麺は、それ単体ではトンコツにしてはやや太目かとも感じますが、結果的にスープの力強さに負けない歯ごたえとのど越しを実現しており、バランスが取れていると思いましたね。

食べ終わった後は「降参しました」という印象だったのですが、不思議なことに30分も経つと、何となくもう一度食べてみたいなという気持ちにもなってきます。

天下一品」のように中毒性のあるラーメンなのかもしれません。


平安山 龍泰寺

2009年01月04日 | 日々雑感
例年の如く、佐賀城址の近くにある曹洞宗の禅寺「平安山 龍泰寺」に、大隈重信候の墓参りをしました。

墓所の真上に大きな松の木があり、落ち葉が大隈候の墓石のまわりにたくさん落ちていたので、バケツに水を汲み、たわしで掃除をしました。

その様子を見ていた御年を召した婦人に「大学関係の方か」と聞かれ、ちょっぴり気恥ずかしかったですね。

学部を卒業してからも学校の近くに居を構えることができ、大学院で学ばせていただいたり同窓会の幹事を引き受けたりと、何かと早稲田にはご縁があるので、大隈候のお墓参りは欠かせない行事になってきたような気がします。

小松菜のからしあえ

2009年01月03日 | 趣味の手料理
冷蔵庫を見たところ小松菜があったので、からしあえを作ってみました。

最初からからしあえにするつもりはなかったのですが、おひたしを作ろうと準備を進めていたときに、以前「菜の花のおひたし」をつくったときに粉からしを入れて美味しかったことを思い出し、アレンジしてみたわけです。

味付けはきわめてシンプルに、すりごまとかつお節の粉削り、ポン酢と砂糖をベースにして、粉からしでアクセントをつけました。

あっさりとしながらも、ピリッと辛くて副菜にはちょうどいい一品でした。

a bientot/ア・ビヤントのお節料理

2009年01月02日 | 食べ歩き (牛込界隈)
今年も例年のように曙橋にあるフレンチレストラン「a bientot/ア・ビヤント」のオードブルおせち料理をいただきました。

祖父母にとっては、普段あまりたべることのないフランス料理は新鮮らしく、とても喜んでもらえます。

無農薬・無肥料の野菜など、素材にこだわったa bientot/ア・ビヤントだけあって、フランス料理にしてはしつこくないため、年配の方にも安心して勧められますね。

祖父はミョウガのピクルスの味が気に入っていたようでした。