ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

朝食はお勉強

2017-06-26 | カオラック The Sarojin

”お部屋番号を教えてください。”

”ヌゥ・スーン・シィー”

タイ語で答えてみる。

”ふふふふ、104ですね。他には何を話せる?

 DSで勉強したタイ語を話してみる。

 

本日のオーダーは

タイ風焼きそば、太麺にオイスタースの甘い味。

2回食べたいって程では無い味。

 

 

コールドミートは、大好き。

 

 よしおさんの卵料理は、またまた面白い事に。

ターンオーバーで良く焼いてね。レアはダメ。

出てきた途端に、笑いがこみ上げる一品。 

 

 なんと、寂しい目玉焼き・・・・・何とか出来なかったのだろうか・・・・?

でも、よしおさんは、満面の笑み。生卵は絶対、お腹壊すと信じてるんだから。

 

初めての試み、ワッフルをオーダーしてみる。

ワッフルって、実は マネケンのくらいしか食べたことがなった。

パンケーキの固いのか?

 

よしおさんは、お家では毎日フルーツを食べる。

最近、横浜水信さんの扱うフルーツを購入するようになって、特にフルーツ好きに。

だけど、やっぱり・・・サロジンで食べるフルーツは、あまりおいしくない。

味気ないと言うか・・・・甘さが無い。酸味が無い。

お食事が終盤に差し掛かった頃・・・オーダーを取ってくれたスタッフが、にっこりしてやってきた。 

”これでタイ語お勉強してください。”

差し出されてた紙に、綺麗な文字で 英語でタイ語発音が書いてあった。

10までの数字、ご挨拶のいくつかの言葉。

即席のタイ語教室だ!!

女性の話し言葉、男性の話言葉、ついでに、ニューハーフの人の言葉も・・・・

 

現地の言葉を少し覚える事は、”私は、あなたの国に興味があります。”って意思表示になるのだと思う。

そして、たぶん、ネイティブじゃない人が発音する言葉は、大人なのに子供が話してるみたいに聞こえるか?

馬鹿ぽっく聞こえるのかもしれない・・・どう聞こえるのか分からないけど。

必ず相手が笑顔になる事は間違いが無い。

 

バンクーバーの空港で、到着して、1本目の煙草を吸っている時、中国人らしき人が、ライターを貸してくれとジェスチャーで

言ってきた。

ライターを貸してあげて、彼が一服した時、”おいしいーー”って中国語で言ってみた。

彼はニヤっと笑って、中国で話してかけてきた。

”ごめんなさい、私中国分からないの。ただ、久しぶりの煙草は美味しいかなぁ?っと思って”

慌てて英語で答えると。

”日本人ですか?”って今度は日本語が帰ってきた。

彼は、日本に長く住んだことがあって、日本語が堪能だった。

 

プーケットの空港のチェックイン。

グランドスタッフは、タイの人には珍しく不愛想な集団だ。

”足元の広い席リクエストできますか?”

って尋ねると、

”バンコクですべてコントロールされてるから、国際線の座席はこちらでは変更出来ない。”

と、無表情で返事が返ってきた。毎回同じ事言われるけど、毎回聞いてみる私達。

チェックイン作業が終わって、

”元気ですか?”ってタイ語で聞いてみた。彼女は、うんざりした表情で仕事をしていたから。

すると、初めて顔をあげて私の目を見た。

ふっと気づいたように、フワッて笑って

”元気です。”って答えてくれた。

 

こんな、小さな事だけど、一瞬の笑顔でその時の思い出が変わる。

現地の言葉を話す事で、ちょっとした交流が出来ると、とても嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


時計の無い生活

2017-06-25 | カオラック The Sarojin

懐かしの、 ソヌさんとエヴァさんのリゾートコンセプトの一つ no shoses no time no news。

靴を脱ぎ棄てて、時間を忘れて、世間の憂さを忘れる。

リゾートを楽しむコツはここにあると、私は信じている。

サロジンには、目につくところに時計が無い。

はだしで歩くであろう、お部屋の床、プライベートビーチ、リゾート内の芝生や道。

本当に感心するくらい、綺麗にお掃除されている。

朝食がほぼ一日中食べれられる時間帯制度を取っているのも、目が覚めて、体が起きたときは朝で良いって事なのかも。

時を忘れて、目覚ましの無い生活こそが、リゾートだ。

日が落ちて、お腹がすけば夕食時だ。

いつものように、お隣の家族経営のレストランで夕食。

チキンのバジルソースとイカのサラダ。 ガーリックライス。エビとイカのガーリック炒め。

前回までの滞在では、ルームサービスで頂く夕食にハマったのだが。今回は、マッサージの後のここでの夕食がお気に入り。

夕日を眺めながら、潮風に吹かれながら・・・・

足元には、ぐるぐるの蚊取り線香が煙を出しながら、蚊を追い払ってくれています。

すこしドレスアップして、レストランで夕食を頂くのも素敵だけれど・・・・

一日外で過ごした後、シャワーを浴びて、お化粧し直すという作業が、どうも面倒で。

お隣のヨーロピアン家族は、毎晩 男性はポロシャツに、すっきりとしたショートパンツ、女性陣はショート丈のワンピースにお着換えされて

夕食に出かけていらっしゃいました。

 

お部屋に戻ると、こんなお出迎えが。

ベッドの上にちょこんと乗せれられた。

昨日は象さんだったのに、今日はワンコに変身してる。


プールサイドでランチ

2017-06-24 | カオラック The Sarojin

 プールでは、ゲスト同士の会話が弾んでいる。

ドイツ語かなぁ?

プールwifiが弱いからか?以前よりこうやって、会話している姿をよく見ました。

 

フォトジェニックで結婚式なども出来るサロジンですが、意外と年配のカップルの方が多い。

10才以下のお子様がお泊りになれないから、おのずと年齢層があがるのか?

 昭和の女から見ると、50代60代カップルが、仲睦まじくしている姿がとても美しく映る。

 

 

”ちょっと、お腹すいてきたね。バーガーでも頂かない?”

 一人一個だと多すぎるので、いつも二人で一個シェアするのですが・・・・

 

 

 

 小さくなってる・・・・値段は覚えてないから分からないけど、小さくなってる。

確かに食べやすい感じだけど。これだと一人一個必要です。味はお肉はジュシーで、かじるとジュワーーーって滴る。

ピクルスのアクセントが絶品。

 

 

下のお写真前回来た時のやつ。味の記憶は美化されると聞くけど、前の方がやっぱり美味しかったような。

 

 

 

ランチの後は、少し泳いで・・・・ワンコ達を愛でて、マッサージへ。

いつものように、波の音を聞きながら、マッサージを受けます。

 

セラピストとはちょいと、ラフすぎる皆さんですが、皆さんとても上手。

普通当たり外れがあったりするものですが、ここでは、それが一切ないのが不思議。

面白いのが、どうやら手技は確率されていないらしく、個々それぞれのマッサージをしてくれますが、どれも気持ち良い。

 

”ねぇ、前来た時もっと髪長かったですよね。これくらい”肩より下のラインを指さした。

”ええ、前は髪長かったの”

”やっぱり、昨日ご主人とお話した時、前ここで生まれた沢山の子犬の話した時の事思い出したの。

 あの時も、毎日子犬見に来て、毎日マッサージ受けに来てくれたでしょう。”

”覚えてくれたの!!嬉しい。”

 

もしかしたら、リップサービスかもしれない。だけど、私はサービス業が転職である人の、ギフトを信じる。

そのギフトは、お客に対してのデータ貯蓄力。

 

 

 

 

 

 


Thai Vetro とカオラックタウン

2017-06-20 | カオラック The Sarojin

店内に入ると、沢山のガラス。

ペンダント・ピアス。

 

”あれ?Vetro付けてるの?”

”わたし、ここのビックファンなの。これは、セントラルフェスティバルで買ったのよ”

”ここは、本店だから、たーーーくさんあるし、今Saleやってて40%OFFだよ。”

 

これだけあると、目移りして、逆に選べない。

 

それでも、母へのおみやげを含めて8個購入。全部で3280バーツ 日本円にすると10,817円でした。

もう、仕事は終わりました。

 

基本的に御昼間のタイの町はどこも、閑散としている。

夕方5時くらいから、賑わい始めるのが普通だ。

カオラックの町も真昼間12時には、歩いている観光客に出会ったのは数人だった。

渋谷や上野みたいに異常なほど人がいる場合も購買意欲は薄れるが、人があまり居ないのも・・・購買意欲が沸かない。

 

昔は、タイぽい ビーチドレスとか、キャンドルとか、お香とか、すごく気になっていたんだけど。

お洋服関係は、現地で見ると、とても素敵に見えるが・・・・実際に日本に帰って来て着るか?っと言うと・・・

お洗濯すると、色落ちが激しいので、結局個別に手洗いしないといけないので、どんどん遠のく。

 アロマオイルやバスソルトはお安くて香りが良いので、いつも大量に購入して帰るのだが、今回はそれもしなかった。

 

ブラブラとただ、幹線道路沿いを歩いて・・・・暑くて疲れたので休憩。

ビールでも買って帰りましょう。

 

 

 ”外で煙草吸ってもいい?”

お店の女の子に聞くと

”あー良いよ。ビール飲みながら、ゆっくりしていきなよ”

お客さんだと思っていた、痩せた若い男の子が外にあるテーブルを指さして、灰皿まで持って来てくれた。

もう少し大きな街で歩いていたら、ジャンキーに見えるような風貌。

お客さんだと思っていたけど、どうもお店の従業員のようだ。

 

”俺は、肺が真っ黒になるの嫌だから、紙タバコにしたんだよ”

確かに・・・タイの煙草には必ず恐ろしい肺の写真や、タバコによる疾病で醜くなった体の部位が写っている。

彼は、ブラジルから妹と働きに来て、小さい兄弟達を大学まで卒業させたらしい。

10年近く、ブラジルには帰ってないけど、弟がプログラマーに妹が看護婦になって、とても誇りに思っている。

 

”えらいのね。家族に会えなくて寂しいね。”

”大丈夫、妹もいるし、最近はスカイプで顔見る事が出来るから。前は、電話代高かったし、寂しかったけど。

 今は、スマホでいつでも会えるからね。”

 見た目あやしい彼は、笑うと可愛い。あまりにも痩せていて若く見えるし、不安定な人間に見えるが、

話すと、とても優しくて、心地の良い時間だった。

 

 

お店の前にタクシーの看板が立っているので、彼にサロジンまで送ってもらう事にした。

”ねぇ、サロジン知ってる?サロジンまでいくら?”

”あーちょっと待ってね、妹に聞いてくる。あいつ詳しいんだ”

 

 

”300バーツだって”

サロジンのドライバーが教えてくれた、ローカルタクシーの値段と同じだ。

(良い奴だと思っていても、疑り深い私達)

 

”じゃあ、乗せていて!!”

”良いよお金はお店で払ってね、妹が運転するよ、妹インターナショナルドライビングライセンスもってるから

 安心して、びっくりするほどゆっくり走るし・・・”

 

ふふふふふ、旅行客と伊達にコミュニケーションをとってる訳じゃないらしい。

確かに、大きな幹線道路を走るタクシードライバーは、ガンガン追い抜きをするからドキドキする事が多い。

店番じゃないし、ドライバーでもない、いったい彼の仕事は何だろう?

 

 

”サロジンまでですね、どうぞ乗って”

妹さんの指さす先には、トゥクトゥクの大きいバージョン。

わぁー久しぶりのトゥクトゥクだぁ。よく見かける軽トラのやつより、頑丈そうな作り。

 

妹さんは、無理な追い越しもせず、まさに安心できる運転。

気持ち風に吹かれながら、サロジンまで帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カオラックタウン Thai Vetro

2017-06-14 | カオラック The Sarojin

 

3回目の滞在で初めてカオラックタウンへ。

サロジンのシャトルバス 一人100Bでお出かけです。 

 

 

目的はThai vetro

 

初めて出会ったのは、渋谷にあるタイマッサージのお店。

キラキラに心奪われ、購入。 3000円程度だったと思います。

ガラスで出来たペンダントトップ。

 

 

光に当たるとキラキラ輝くのでしょう。

付けていると、必ず見た人は、”綺麗ね。どこの?”って会話が弾むアイテムです。

付けている本人は、鏡を見ないと見えないけれど・・・・

 

小さい女の子は、かならず触りたがる。

赤ちゃんは手にもって、口に入れたがる。

 

 

ある朝、着替えていると・・・・カッツンって音がした。

紐を通す部分が割れてしまった、ペンダントトップが転がっていた。

フローリングの床 VS ガラスの細い部分 はガラスの負けらしい。

首には、黒いベロアの紐だけがぶら下がっていた。

ヘビーローテーションでベロア紐が擦り切れてしまったようだ。

非常にショックだった。

すぐさま、夏休みの予定は決まった。タイに行かねば!!

 

日本のタイマッサージ屋で、キャンドルやアロマオイルと並んで置かれていた。

よく見る、タイのお土産屋さんの品ぞろえだったので、タイのお土産屋を除けば簡単に見つかると思っていた。

バンコクでうろうろしてみたが、見つからない。

プーケットでパトン辺りをキョロキョロしたけど見つからない。

 

どうやら、定番のお土産商品じゃないらしい・・・・・。その当時は、タイ ガラス ペンダントでgoogle検索しても

なかなか、ヒットしなかった。

 

2年くらいたち諦めた頃・・・プーケットタウンのセントラルフェスティバルをぶらついていると目の前に現れた!!

店舗ではなく、通路に出された出店で!!

物凄く、興奮状態で、

”これズーーーと探してたの!!日本ではじめ買ったんだけど!!バンコクでもパトンでも、何年も探してたのよ!!”

早口で興奮して話す私に、店員さんも怪訝な顔をしながら。

”あー良かったわね。じゃあ、楽しんで選んで”

 

 さんざんペンダント探しに付き合ってきた、よしおさんは

”買え!どんどん買え!思う存分買うがいい!!”

 

金額にすると3000円近かった気がする。だから2個に留めた。

 

 

日本に帰ってから、ネットで調べてみると・・・なんとカオラックタウンに本店があると言う。

ああーーーーなんてことだろう・・・・私達がプーケットタウンに行く前の滞在先はカオラックのサロジン・・・。

私は、2回もサロジンに泊まって、目と鼻の先に本店があったのに・・・

日本でもバンコクでも、プーケットでも、ずーーーと探し続けていたのだ。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サロジンの朝ごはん

2017-06-13 | カオラック The Sarojin

 サロジンの朝食は長い。

一日に一度 朝6時から17時まで、食べられる。

もし、英語が得意じゃない場合や、アメリカタイプの料理をあまり知らなかったから、日本語メニューもあります。

いわゆる、オーダー式食べ放題ってやつです。

 

 

あまりにも、外の景色が美しいので、バンヤンツリーの垂れ下がるアウトサイドの席を選んだ。

席に座って、まず飲み物をオーダー。

ここでは、タイ風のアイスコーヒーじゃなくて、ちゃんとブラックで出してくれる。

 

様々なパンが入っている藤の籠が目の間に現れる。

クロワッサン、デニシュ、バターロール、ここで気を付けないと、パンだけでお腹一杯になってしまう。

私のお気に入りは、チェリーデニシュ。

 

しっとりとしたデニュシュにカスタードとコクのあるチェリー。

一口かじって、アイスコーヒーを飲むとニンマリする。

 

 さてさて、今日は何を食べようか?

私の選んだのは、 サーモンのエッグベネディクト。 カリカリベーコン。ソーセージ。

 

お皿が運ばれると、大きなペッパーミルをもったスタッフが胡椒を挽いてくれる。

よしおさんはチーズタップリのオムレツ。クロワッサン。

小食な男です。

 

 

 フルーツはプレートで頼むことも出来るし、パパイヤだけ2切れとかそんな、オーダーの仕方も出来ます。

乾期の終りって、フルーツが美味しくないのか?パパイヤやマンゴードラゴンフルーツという南国特有のフルーツがとても味気ない。

私は、すぐお腹がすくけど、すぐお腹がいっぱいになる。胃の小さい女。

だけど、いつも沢山オーダーしてしまう。

  そして、学ばない。

ブログを徘徊してると、エッグベネディクトは皆の大好物みたい。

私は、あのオランデーズソースというものが好きじゃないのに、みんな美味しい!!って言うんだからとチャレンジする、懲りない女。

 お魚好きじゃないのに、なぜか、サーモンを選んでしまった。

あーーーほのかに酸っぱいし、サーモンは魚臭いし・・・あーーーー不味い。

 

私達は、いつもほとんどの食べ物を交換して食べる。

よしおさんのオムレツは美味しい。よしおさんは柔らかい半熟卵は食べられないので、よく焼いてねって頼んでいたので、かっちりしたオムレツ。

 ふわふわ、トロトロって言葉は彼には無いらしい。

 

”これ美味しいね。”

よしおさん、思いのほか、エッグベネディクト&サーモンお気に入り。

”あげる、あげる”

 

サロジンで初めて不味い物食べた気がする・・・・

よしおさんは、喜んで1個半食べたから、万人に不味い訳じゃないらしいが・・・

 

 

 

 

 


夜ごはん

2017-06-12 | カオラック The Sarojin

マッサージの最後はベッドに座って、ぼーーとした頭を起こす。

肩を揉まれながら、見えた景色

目に映る景色が全て美しい。

体の中にある、時計のスピードが遅くなってゆく気がする。

あちこちでキャンドルが灯される。

 

あーーーーお腹が減った。

 

 

ワンコを足元に置いて、ゆっくりと外を眺める。

屋内のレストランだと、美味しいにおいが充満するのだろうが、ここはただ屋根があるだけの屋外。

私達の夜ごはんは、ヨーロッパ人のごはん時間に比べると確実に2時間くらい早いのだろう。

まだ、誰もごはんを食べていない。

 

 

頼んだのは、イカのタイ風サラダとガーリックライス、野菜のオイスターソース炒め。

絶品なのは、エビのフリッター。

まだ、ゲストが少ないので、あっという間にお皿が運ばれてきた。

二人は競争してる訳では無いのだが・・・・辛味とガーリック、そして甘いスパイシーソース。

あっという間に、空っぽ。

 

テーブルでお会計をする。

 

 小学生くらいの男の子が紙をもってやってきた。

ここの、次男。おずおずと、恥ずかしいそうにやってくる。

 

お釣りの20Bを彼に渡すと、花が開いたような笑顔を見せてくれた。

初めから、お釣りはいいわって言うと、彼のおこずかいにならないかもしれないし。

家業のお手伝いは、良い事があるって思ってくれると嬉しいから。

 

手をグーにして、お父さんの所に走ってゆく。

お父さんは、手の中身を見て、次男のあまたをぐちゃぐちゃに撫でている。

今子供たちはタイの夏休み。タイでは3月中旬くらいから5月中旬が夏休みになるらしい。

 

 

 


ビーチマッサージ

2017-06-09 | カオラック The Sarojin

 

この良さを知らなかった頃、有名どころのスパでマッサージを受けていた。

そして、ビーチの片隅 屋根だけある所で、いつ洗ったか分からないようなタオルの上で寝そべっている外国人を見て、意味も無く眉を潜めてた。

 

それが、一度知ってしまったら、昔に戻って、自分に注意してやりたくなく。

確かに、初めて寝転んだ時、いきなりビキニのフォックを外された時は飛び起きそうになった。

うつ伏せだから、フォック外されても一本紐がなくなるだけ。仰向けになる前には又留めてくれます。

下もなんかずらされてる気がしますが、オイルが水着に付かないよにタオルを差し込んでいるだけです。

でも、気分は半ケツな感じですが。

 

 

 

サロジンのお隣のエリア 一番奥にある。砂ににょきっと刺さっている高めの木のベッドが5台。

こんな子がお出迎え。

予約も無く、気取りも無く。

水着を着たまま、ふらりっと行って、ごろんっと横になる。

フカフカの枕が厚めのパリッとしたタオルでくるまれている。(気になる人は、ホテルから持参すれば安心できますね)

そこに、顔をうずめる。良い香りがする。

目を閉じると寄せては返す波の音。

潮の満ち引きの様にゆっくりと長いストロークで筋肉が解けて行く。

 

 

入れ替わり立ち代わり、お客さんが現れるので、お母さん達の手は指紋を感じないほどしっとりとオイルに包まれている。

毎日受けても、揉み返しにならない力加減。

この人たちは、とにかく回数と人種を経験しているので、とにかく腕が良い。 

 

 

"Turn up Please"

"Excuse me"

 

おっと、よだれをタオルに押し付けるようにして、仰向けになる。

 

 

あーーー誰かが手を引っ張ってる。

 

胡坐で座って、肩を揉まれてる!!なんてことだ、もう1時間経ってしまったのか!!

すっかり寝入ってしまった。

 

毎回こんな感じでスライムみたいにとろーーんとする。

 

 

1時間300バーツ~350バーツでオイルマッサージが受けられる。

もちろん、ホテルスパとは違い、高級感とかフォトジェニックなんて物は無い。

お姫様気分なんて、なれません。

清潔かどうかも、定かではありませんのであしからずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


リゾートの始まり

2017-06-08 | カオラック The Sarojin

 

シャワーを浴びてすっきりしたら、水着に着替えてプールへ。

到着初日の予定は、飛行機で1泊した睡眠不足をプールサイドでのお昼寝で補います。

 

ディベッドには、タオルがひかれ、円柱形にまかれたタオルがもう一つ置いてあります。

好きな場所に寝転ぶと、冷たいお水が運ばれてきます。

そして、どのタイミングでやってくるのか?時計を見ていないので分かりませんが、冷たいフルーツサービスもあります。

 

丁度、フルーツタイムで冷たいスイカも続いて運ばれて来ました。

 

スイカを頂いたら、体がどんよりしてきました。

ゴロンっと寝転んだら、沈み込むように下へ下へ下へ落ちてゆきます。

 

 

暑くって、はっと目を覚ますと、グラスに入っていた氷は溶けてぬるくなっていました。

どれくらい眠っていたのでしょうか?

リゾートでの時の流れは、お日様に任せているの分かりません。

お日様はまだ、傾いていません。

 

 

 ”Wifi繋がらない”

 

よしおさんがつぶやいています。

サロジンの公共エリアのwifiは非常に弱い?というか波があるというか。。。

以前の滞在時は、なんのストレスも無かったのですが・・・・・

 

私は、読書に切り替えました。

よしおさんは、お昼寝と水泳にいそしみ始めました。

 

 周りを見渡すうちに、これはサロジンの意図的な無言のメッセージなのでは無いかと思えてきました。

 

 

多くのゲストが、あちこちで会話をしています。

ぬるま湯の様にお日様に温められたプールでぷかぷかしながら、グループになって話しています。

 

あちこちで、笑い声がしています。

 

 

私は、小さな頃から読書が好きだった。

暇さえあれば本を読んでいた。

だけど、iPadを手にしてから、本を読まなくなってしまった。

最近の旅でも、ネットサーフィンしたり、動画を見たり。

 

 久々に本を読んだ気がした、頭の中で動かされる主人公達。

視覚でもなく、聴覚でも無い私の頭の中だけで繰り広げられる物語。

あー読書って良いもんだなぁって、心地よさを感じた。

 

 

たまには、ネットから離れるのも、良いものでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 


お部屋の中身

2017-06-07 | カオラック The Sarojin

 

お部屋に入ったら、私達は、スーツケースの中身をぜーーーーんぶ出す。

二人分のお洋服を箪笥にしまい込み、ハンガーラックにかける。

化粧品などは、ダブルシンクの下に並べる。

 

サロジンの好きなところの一つだ。

スーツケースの中身を綺麗に収納できる事。 

必要な場所に必要な物が置ける。

いつも、きちんとしておける。ごぞごそ、物を探さなくて良い。

 

お掃除してくださる方も、床の物をよけたり、椅子の上の物をよけたりしながら作業するより、きっと楽なはずだ。

 

 

毎日食べたスペース分だけ追加されるフルーツ。

バナナをぜーーんぶ食べた後にはドラゴンフルーツが追加されたり。

なんて名だか知らない、梨みたいな見た目のキュウリみたいな味のする物を食べたら、ミカンが増えてたり。

 

ビニールに入った、ゴマパリパリせんべい(うす焼き)。

美味しくも不味くもない無いという、妙な食べ物。

よしおさんが、私の大好物だと思っている。

おそらく、サロジンのスタッフも私の大好物だと思っているだろう。

毎日、一袋食べ切っているのだから。毎日、補充しなきゃいけないのだから。

もちろん、これが有料なら、ぜーーーたいに手を出したりしない。

無料だからか?外から帰って来て、ちょいっと一枚つまむ。

 

バリバリバリバリ、歯と耳が喜ぶ。

ゴマがぼろぼろ落ちるし、お皿で下から受けてないと床がゴマとクラッカーだらけになる。

 

バリバリバリバリ。 

 

よしおさんがニヤニヤしながら、見ている。

 

”それ、好きだね。”

 

”好きじゃない”

 

 

美味しい訳じゃないのに、いつも、一枚・一枚・一枚・って結局全部食べ切ってしまう。

 

 

この、色合わせの上手な事。

一度も、座った事の無いソファー。

座り心地は悪くないが、目で楽しむ方が多い。

 

 

タイの人も、家に入るときは靴を脱ぐ。

靴を脱ぐ習慣の無い国の人たちの方が、多いだろうに、この床はいつもピカピカに光っている。

砂のついた靴で歩くとフローリングの床はすぐ傷がついてしまうはずだから、よほどメンテナンスを施しているのか?

郷に入れば郷に入ると、皆さんお部屋に入ると靴を脱いでくれるのだろうか?

 

サロジンは、初めて訪れた時と同じようにいつも、綺麗だ。

薄汚れた印象が無い。

 

 

 


Bath Room

2017-06-06 | カオラック The Sarojin

サロジンの特徴はPool の天蓋つきディベッドだろうか?

 

 

もう一つのユニークな場所はbath room だろう。

 

 これは、105号室のbath 入って右側がシャワーエリア

 

104号室とシンメトリーになっており こちらは、左側にシャワーエリアがある。

 

 フラワーバスに太陽の日が差し込んでとても美しい。

女性なら、必ず立ち止まってうっとりと眺める光景だろう。

 

 

シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの二つ。

床の石は適度に凹凸があり、濡れても滑らない。

ここなら、存分に水分を散らし放題だ。

 

必ず、朝起こる事。

人の話し声がするのだ。もしかしたら、日本語なら何を話しているのか分かってしまうのかもしれないが、他国の言葉なので、気にならない。

太陽光を入れるための天井はガラスなのだろう、雨の日は、雨粒の落ちる音がする。

シンメトリー構造でこの薄い部分から、隣か?上の階か?どこかの音が漏れやすいのだろう。

幸い、私達の宿泊した時は毎回、楽しげで幸せそうな話し声しか聞いていない。

私達と同じように、朝のシャワーを浴びている。

私達と同じように、”あーーーバスタオルとってーー” ”朝ごはん何食べるか決めた?” ”日に焼けたね”

なんて、話しているのだろう。

 二人並んで、シャワーを浴びたり。

 よしおさんがシャワーを浴びている間お化粧しながら、今日の予定を相談する。

 

 

外から帰って来て、シャワーを浴びる。

日焼け止めや、お化粧をさっぱり洗い落とす事の気持ちの良い事。

何故か、この時間は各部屋バッティングしないのだろう、夕方には声は聞こえない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サロジン 104号室

2017-06-01 | カオラック The Sarojin

ランチを終えて、レセプションに戻ると丁度、お部屋の準備が出来た所でした。

 

スラリと背の高いスタッフに案内されて、お部屋に向かいました。

 ”今回ご用意したのは、104号室です。前回は105号室でしたので、お隣になります”

メインプールから近くて、大好きな場所です。

 

 

前回は105号室だったんだぁ。お部屋の近くに行くと記憶がよみがえってくる。

あーそうだった。そうだった。

 私達の前回の滞在のお部屋もチェックしてくれている、そんな小さなもてなしが、とても嬉しかった。

 

15年ほど前、ビンタン島というおかしな名前を旅行パンフレットで見つけた。

そこで、初めてリゾート滞在というものに触れて、バンヤンツリーリゾートの素晴らしさに魅了された。

まだその頃のバンヤンは、バリ・セイシル・モルディブ・プーケットなどにしか展開されていなかったように思う。

 

バンヤンツリー・Six Sensesとただ、その地に泊まりたいリゾートがあるからという理由で、旅行に出るようになった。

絶対、泊まるのはヴィラタイプじゃなきゃ嫌だと、思っていた。そのうちプール付きヴィラじゃなきゃと思うようになった。

有名になりすぎた、リゾートじゃなくて、展開されたばかりのリゾートを!!SLHのリゾートが良いとか

10年ほど、アジアのリゾートをうろうろしていた。

 

 

ヴィラのプライベートプールより、メインプールでほかのゲストを眺めたり、少しお話したり。

スタッフとおしゃっべりしながら、ドリンクやスナックをオーダーする方が、楽しくて、気楽に思うようになった。

プライベートプールには、出会いもの無ければ、ハプニングも無いから。

 

 

 

ダイニングヴィラ・メインヴィラなんて3棟のヴィラがある所や、ヴィラの平米数が広ければ広い程と、追い求めていた時もあった。

広くて、歩くのが面倒になってきた。

朝食も、ヴィラで頂くより、メインダイニングでいろいろ悩んだり、目でいろんなお料理を楽しむ方が幸せな気分になった。

 

そんな時出会ったのが、サロジンだ。

サロジンのガーデンレジデンスは95平米。広くも狭くも無い。

かつては、アジアン調が物珍しく、アジアン家具などにもはまったが。

私は、すべすべの机が好きだし。ドアはぴったと閉まる方が良い、テレビだって大好きだ。

ナチュラルすぎるて、ログハウスみたいなのも、居心地悪い。

ヨーロピアン調のゴージャスなのも、好みじゃな。

すっきりとモダンで、それでいて、遊び心があるサロジンのお部屋が、今の私達に丁度いいのだ。

 

 

 

 

お部屋に入って、目に飛び込んできたのは Welcome Backの文字。

なんだか私達は特別なんだと言われてるようで、とても嬉しかった。

 タオルで作られた象さんが花びらと竹の葉で彩られている。

 まるで、ハネムーナーのベットだなぁ。 

 

”なにか質問ありますか?”

”大丈夫、ぜーーーんぶ分かってるから”

 この勝手知ったる他人の我が家な雰囲気がより一層喜びを高めます。