雨季と乾季の狭間。
海は透明度は求められないですが、テンションは上がります。
青い空、白い雲。
この下で思い悩むなんて、無理。
リゾートは乾季に訪れるのが王道。
10月後半は神様が微笑んでくれたら、オフシーズン価格でリーズナブルにお泊まり出来て
ゆったりとした、何もしない贅沢に浸れます。
雨季と乾季の狭間。
海は透明度は求められないですが、テンションは上がります。
青い空、白い雲。
この下で思い悩むなんて、無理。
リゾートは乾季に訪れるのが王道。
10月後半は神様が微笑んでくれたら、オフシーズン価格でリーズナブルにお泊まり出来て
ゆったりとした、何もしない贅沢に浸れます。
何度もホームページで見た、この景色。
木漏れ日の中、沐浴しているイメージでしょうか?
大好きなレインシャワー、水圧も十分。
普通のシャワーも並んであるので、二人で並んでシャワーを浴びることが出来ます。
アメニティーで無いのは、歯磨きセット。
ボディー・ルームフレグランス、蚊よけのレモングラス
サロジンオリジナルのプロダクツ達。
雰囲気たっぷりの、空間。
難点であり、利点でもあると思いますが、お部屋の湿度が高い気がします。
クーラー無しでは、お部屋で過ごすのは大変でしょうから、乾燥しないっていうのは
女性にはありがたい事ですが。
ハンガーに掛けた、お洋服も心なしかしっとり
それにしても、人の発想力とは無限の広がりがあるのですね。
誰が、家の中に石をひいてみようと考えつくのでしょう?
この壺だって、おく場所によっては、汚いだけ。
それが調和を生み出すと、安らぎの現実逃避の場所となる。
過去も未来も、たった6日間でもすっぽり忘れる。
ほんの一瞬かもしれないけど、荷物をおろす。
少し楽になって、又こんな時間を得るために、頑張って生きるのよ。
95平米あります。
前はね、部屋は広いほど良いって思っていたんです。
だけど、歳をとったのでしょうか? ものぐさに、磨きがかかったのでしょうか?
これくらいの広さが丁度良くなりました。
サロジンの良さは、リゾートの規模にもあると思います。
歩いて回るのに良い広さ。 カートで走る回るリゾートも素敵ですが、庶民のサガです。
バトラーを上手く使いこなしたり、人を使うという行為に、抵抗があるのです。
ありがとうって、にっこり微笑んで、さっとチップを渡すなんて、スマートなこと出来ないんですよ。
すみません。すみません。って感じになるのが関の山。
移動する度に、人を呼びつけるのがストレスですよ。
ユッタリとしたベッド。サロジンで一つだけ不満だった事、
飾り枕というのか?刺繍カバーに包まれた正方形型のクッションが
なんか生乾きの室内干しの香り。
臭い~ーーって、ほどじゃないんだけど、ん?なんか臭う?
なんだ?これか?って香り。
ターンダウンされたら、何処かにしまわれるのかもしれません。
私達は、日が落ちたら。
サッパリシャワーを浴びて、部屋着に着替えてココナッツを玄関先に
出して、don't disturb、ターンダウンは一度もお願いしませんでしたから
どうなるかは知りません。
ココナッツは、don't disturb
フルーツは毎日、交換されます。
明日、食べようと思ったら冷蔵庫に保管しましょう。
飾りwelcome fruit では無いので、とても甘く。
食べやすいフルーツばかりが毎日、届きます。
フルーツは有るけど、皮を剥くナイフが無い。
食べても美味しくないフルーツはよくありますが、此処のは食べるための物。
プールへ行く前に、ちょいとぶどうを一粒
あれ?もう一個?もう一個?
えーーい持って行け。
サロジンの感動する所をもう一つ。
いつも、毎日。アイスボックスに氷がたっぷり入っていること。
当たり前?
案外これが当たり前じゃない。
キンキンに冷えた飲み物が好きなよしおさん、何度ルームサービスを
頼んだ事でしょう。
だから分かる。ルームクリーニングのきめ細かさ。
これが出来ていれば、後はご推察の通り。
裸足で歩く床は、いつも気持ち良く。
脱ぎ捨てた服はたたまれ、読み掛けの本には栞が挟まれ。
このサラ、本当に快適。
モスキート対策は完璧なのでしょう。
一度も遭遇しませんでした。
でも、蝶や蜂、トカゲなどは存分に遭遇します。
蚊はマラリアなど媒介するので駆除は必要ですからね。
わああーーーーーーって叫びながら走り出す、一歩手前。
まさに、気分は崖っぷち。
体だって、もう目、肩、腰が ガチガチのチカチカだ。
優しい、微笑みと共に美しい花を受け取った。
お疲れじゃないですか?
ーーーーえーーーーもう、ぐったりです。
もうここで、号泣しそうなほど、ぐったりです。
ええ、すこし。にっこり笑う、いちこ。
嘘ではありません。
ここまでの道のりは、順調だでしたから。
どうぞお召し上がりください。
キンキンに冷えた、おしぼりをそーと顔に広げてみる。
ホォーーーとアロマに満たされて。
肩から力が抜けていった。
ウエルカムドリンクは、いまいちだったけど。
パスポートを提示して、予約時に入力した内容に訂正がないか確認したら、チェックインは完了。
ふっと目を上げると。
ぐっと何か、何処か、鷲ずかみにされた。
どこだか。なんだか。わからない。
笑うでも、泣くでも無い。
ピーンと背筋を伸ばしていた自分にきずいた。
ソファーに深く座り直して、ポーンと後ろに体を預けた。
日本人スタッフの女性は、真っ直ぐな視線の方。
私達に何が必要か?的確に掴もうと見つめてる。
力を抜いた私が、少しこの景色に浸れるように時間をくれた。
無言で行われる、もてなし。
6泊もカオラックで何しよう?
プーケットみたいに街が大きいわけじゃないし。
少し、心配してたんです。
だから、本4冊も持ってきたんです。
だけど、今はもう4日も経ちましたが、まだ一冊も読み終わっていません。
そして、もう、一泊しかできない。
残り時間が少ない事に、ショックを受けているんです。
通常日本でのツアーだと3泊4日
絶対に足りせんよ。
雨季の終わりの今は、朝、晩 雨は降っているようですが、昼間は10分程度、ご挨拶程度の雨で。
あとは、気づかぬ間に日焼けしてしまう晴天。
あら、kobちゃんが忍び足で近づいてきた。
よしおさんが眠ってるからね。
The sarojinのスタッフは、2交代制のようだ。
朝組と3時から組 夕方5時には部屋に篭ってしまう私達が毎日会うのは朝組。
KobちゃんとJoちゃんとtraiy?の三人には、ずーーとお世話になってる。
もちろんスタッフは、みんなフレンドリーで目が会うと必ず声を掛けてくれるし。
スモールラグジュアリーホテルの真骨頂だ。
今までの中で一番じゃない?
一番かもね。
毎日、スタッフの数は膨大なんだろうが、毎日オーダーをとってくれる女性は同じで、3日目には。。。。
あれ?私たち部屋番号言った?
言って無いね。。。。
誰かに よしおさんと呼ばれてる。
いつの間にか、灰皿が置かれてる。
アイスコーヒーが良いですか?
私達の好みも、覚えてくれてる。
それが、全ていつの間にか、気づかぬ間に。
ただ、居心地のいい空間で、ぼーーと過ごしているだけであっと言う間に時が過ぎてしまった。