ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

最後の一日

2010-04-26 | プーケット

ガラス越しに、 よしおさん発見。

 デジカメでパチリ。

セラピストと目が合って。

入って、写真撮りなよって手招きされる。

 

 中に入ると

”Hi Ichiko!!”

 と、声をかけられた。

 

 近づいて、よしおさんのお顔を覗くと・・・ぴかぴか!!

 

 感想は?

 ”痛かった・・・痛いよって言われて、その後金属みたいなので鼻の周りを

  チキチキチキチキされて・・・”

 このピカピカは、二日で元の顔に戻りますが、ちょっとうらやましい肌艶だった。

 

 

 

 

 

 エステの後は、スペシャルランチで男度アップ。

 コロッケさんが美川憲一さんのまねをしたような・・・・

 なぜか?ファンデーションを塗っているけど、男性スタッフがスルスルと

 オーダーを取ってくれる。

 

店構えは、敷居が高そうですがリーズナブルな価格。

  

 美味しいです。

 ショッピングのついでにランチを頂くなら、安心して美味しく頂けるお店。

 

  さぁ、空港へ旅立ちましょう!!

  タクシースタンドへ行くと、”タクシー?”と声をかけれる。

  

  あかん、忘れられてるか?人が交代したか?

  って言うか、あの時の人達の顔思い出されへん・・・

  ”さっき、スーツケース預けたんだけど、3時に空港に行くって・・・”

 

  ????こんな、顔されて・・・・

  

   あーー無くなっちゃった・・・?

   スーツケースを乗せた場所に行ってみる。

  でもやっぱり、タイの人。

  困った顔したら、その場にいたドライバーさん達も一緒についてきてくれた。

  そのうちに、”どうしたの?どうしたの?”ってドライバーさんが増えてきた。

 

 ”ここで、このナンバーのドライバーにスーツケース預かってもらったんだ”

 って、よしおさんが伝えると・・・ 

  私が多分すごく、すごく不安そうな顔していたのだろう・・・・

 タクシー手配係りと思われし、ビックママが

 ”ダイジョーブ”

  と、ドライバーさんにトランシーバーで連絡してくれた。

 ”すぐ来ますからね。 ダイジョーブ!!”

  と、ビックスマイル。

 不思議だ、たった一言に日本語が、心に染みいるように安堵感が広がる。

 

 すると、見覚えのあるタクシーがすぐ、やってきた。

 

 ”近くを走ってたから、ごめんね。 でも、車クーラー効いてるから、スーツケース

  も大丈夫だよ”

  

 あーやっぱりタイの人だ。

 

 

 

 

 

  

 


ちびっこ・・・

2010-04-26 | 日記

”ねぇちゃん、29日に帰ってくるんやろ?何時頃?29日やったら俺ら、メシ

 食いに行けるけど・・・”

 私の弟達は自営業組だから、ゴールデンウィークは稼ぎ時。

”あー20時頃になるから、悪いからいいわ。次の日から岡山のおばあちゃん所

 行くから、気使わんでええよ。”

”なんや、残念やなぁ・・・うちのと兄ちゃんとこので3人に囲まれた、うるさーーい

 中でご飯食べさしてやろうと思ったのに・・・”

”ワタクシ、極力お子様と接触しない日々を心がけております。大人に気を使う事を

 覚えた頃、又会いましょう。”

 ちびちゃんは4歳になったそうだ。

 

 4月から幼稚園に通い始めたら・・・体にカイカイが・・・

 ドクター・・・”ストレスがあるのかなぁ?なんか嫌なことあるかぁ?”

        ”幼稚園楽しいか?”

 ちびちゃん・・”たのしいよ!”

 ドクター・・・”なんか、いややなぁって思う事無いん?”

 ちびちゃん・・”・・・・・・あーとうさん怒るのがすかん・・・”

 

 ちびちゃんは、沢山アレルギーがあって、先生とは生まれた時からのお付き合い。

 うちの弟夫婦は、大変子煩悩。

 

 ドクター・・・”良い子にしとったら怒られへんやろ・・・”

        ”幼稚園では何してるん?”

 ちびちゃん・・”何にもしてへん・・”

 ドクター・・・・”お友達と遊んでへんの?”

 ちびちゃん・・”一人で遊んでる・・・・”

 

 弟は、心配になって他の保護者のみなさんにリサーチ・・皆口をそろえて

 ”うちの子も幼稚園で何にもしてへんって言うんや・・いっつも一人で遊んでるって

  言うし・・・でも、ご機嫌さんで毎日、喜んで行く”

 先生に聞くと

 ”みんなと仲良く遊べてますよ”

 

 お子様は居ないが・・・10歳近く年の離れた弟を二人持つ私は・・・笑いが止まらない。

 ”はははっはは・・それって、反抗期のあんたらみたいや!!

  ’今日何したん?’ ’別に’って、単なる答えるのがめんどくさいだけ?”

 ”反抗期って・・喋れようになる前から、あいつは反抗期や・・・

  まぁ、毎日うるさいし、大人しくしてるなぁって思ったら、ごっそりごっそり悪い

  ことしてるし。いつになったら大人しくなるんや?”

 ”無理やろ。うちに大人しい、落ち着きのある人間って居る?  

  あんたも、私も、お母さんも、お父さんも、に―ちゃんも、落ち着きのある人間?”

 ”あかんなぁ・・・無理やなぁ・・・”

  

 

 真実は、ちびちゃんの心の中にあるし、新しい生活が始まってストレスを

 抱えている事は確かなんだろうけど・・・

 まだ、赤ちゃんって思ってたけど、確実に成長してるご様子。

 お子様のいない私は、お子様のいる方々を遠目で見て、

 ”子育ては、精神修行以外 、何ものでも無いなぁ・・・”

 と、尊敬の目で眺めてる。

 

 


see you again

2010-04-25 | プーケット

Do Not Disturbをぶら下げて、本日は最終日。

もう水着は濡らしたくないからね。

  

 

   最後の朝食は、いつもより時間を掛けて。

   もう、後4時間でここを去らなければならないんだから。

 

 

最後のプールを楽しんで、チェックアウト。

私達のフライトは18時25分プーケットを立つ。

 

プーケットタウンなら、スーツケースをタクシースタンドで預かってくれるから、

CENTRAL FESTIVAL PHUKETに行くという、私と・・・・

どうしても、前回の無念を果たしたい、よしおさん・・・・

TAROUでフェイシャルするんだぁ!!お鼻のぶつぶつ綺麗にしてもらいたい!!

 仕方ないので、パトンのジャンクセイロンへ・・・

 

 ”スーツケースどうするのよう!!”けんか腰のいちこさん。

 よしおさん、タクシースタンドへ行き、スーツケース3時まで預かってほしいと

 ネゴシエーション。

 ここは狭いから・・・預かれないし・・・・セキュリティーも・・・

 首を縦に振らない、ドライバー達。

 ”おいお前、これ車に預かってやれよ、3時に空港まで行くんだって。”

 ”嫌だよ、あと3時間もあるじゃないか・・・”

 ゴニュゴニュ・・・・

 ”あー分かったよ、いいよ。私の車のトランクににスーツケース乗せて。

  ここなら、カギもかかるし、安全だよ”

 なんと、トランクにスーツケースを預けるという、解決をしたよしおさん。

 

 ”これって、もって逃げてくださいって、自分から荷物乗せてるんじゃない・・・・?”

 ええええーーー、駄目だろう・・・・

 よしおさん、車のナンバー控えて。まんざらでも無い様子。

 

 ”ええーー、スーツケースにお化粧品とか入ってるし・・灼熱の車の中じゃあ・・

  駄目になっちゃうよ・・・”

 ぶつぶつ文句を言っている いちこだが・・・他に良い案が浮かばず・・・

 ・・・・この人諦めの良いのが取り柄です。・・・もう荷物の事は諦めました。

 

  お化粧を落す事の出来ない、いちこは、アロマグッズをパトロール。

  

 さぁ、スーツケース安全か?

 なぜ、最終日にタイの人の誠実さをここにきて・・・こんな形で問うてみる?

 

 

 


最後の晩餐

2010-04-23 | プーケット

SALAの隣のローカルレストランへ、最後の晩餐へ。

念のために、レモングラスローションをたっぷり塗って。

 

そんなにお腹空いて無いけど、ここの味をもう一度味わいたい。

 

”ねぇ、何分待った?”

”45分くらい”

”忘れてると、思う?”

”私達しかお客さん居ないのに忘れる訳ないよ”

 

 

”ねぇ、もう外は真っ暗だし・・・もう1時間過ぎたよ。”

”良かったね、腹ぺこ状態で来て無くて、丁度今お腹減ってきた感じじゃない?”

 あー、言葉通り、待ちに待ちました。

 

 いい香りだけ、届いて、物は届かず状態で、お腹はいい具合に腹ぺこ。

 今回は、次々に料理が運ばれてきました。

 やっぱり、美味しい。中には、お野菜と鳥肉がごろごろ隠れている。

 パプリカ、丸ナス。スパイスを上手く調和させてくれる、お野菜達。

海老のガーリックフライ。

 こんなに、お野菜盛り付けてくれてますが・・・生野菜は怖いので手をつけま

 せんので・・・

 ”注文するとき、言っとけば良かったね。もったいないよね・・”

 ”あー海老美味しいね・・・・ぷりぷりだよねぇ・・”

イカのブラックペッパー炒め。

 ”うううううーーこの味!!持って帰りたい!!!

 ”美味しいねぇ。美味しいね。”

 

 食べ終わったら、今回もセルフサービスでお皿を持っていった。

 ”美味しいかったぁ。ありがとうございました。”

 ”良かった・・あら、お釣りが無いわぁ・・・”

  女の子は会計係だけど、ポケットからお金探すけど出でくるのは大きい紙幣

  厨房からママが出てきて、ママのポケットから何枚か紙幣を出すけど足りない。

 ”いいよ、取っておいて、チップで。”

 ”ダメダメ、多すぎる。ちょっとあんた、出して・・”

 

 ママが声掛けたのは、常連さんらしき人。

 常連さんは、ポケットからお金を渡してくれた。

 

 ”明日も来る?”

 ”今日、私達の最後の日だから・・来年ね。”

 ”待ってるよ”

  ”アロイ マーマー。ラコナー”

  常連さんも一緒に

  ”ラコナーァ”って答えてくれた。

 

  美味しいものを頂いて、心まで温かくなる。

  ローカル料理の楽しさを知りました。もちろん、おなかも大丈夫でした。

 

  

ローカルレストランを楽しんだ後は、ホテルのバーで少しマッタリ。

”フルーツ食べたいなぁ・・・シャーベットとか、スムージーじゃなくて、

 フレッシュフルーツがいいんだけど・・・”

”大丈夫、ご用意できますよ。”

 メニューに無くても、食べたい物を用意してくれると、嬉しいよねぇ。

”よく冷えていて、美味しいねぇ。”

 今回のタイは、沢山沢山、美味しい物に出会えた。

 幸せに沢山出会えた。

 


恋い焦がれ・・・

2010-04-20 | プーケット

お散歩から帰ってきたら、綺麗にルームクリーニングされたお部屋に戻って。

プールサイドでお昼寝。

午後三時、ちょっと海を覗いて・・・

”おばあ”の所に行きましょう・・・

”???おばあの所、一杯人寝てない?・・・”

 

私達に気付いた、私のおばあが目でごめんねって合図してくれた。

じゃあ、後で行くからね、って私も目で答えて・・・・・

すぐ近くの、小屋へ・・・レストランへ

”良い匂いがする・・・お腹痛くなっても許せる匂いがする・・・”

私達は、敏感なお腹を持っていないが、衛生状態が良くなさそうな所で

ごはんを食べて、自業自得のように病院に駆け込む事は避けたい。

だから、本当に意味でのローカル料理というものを食べた事がない・・・

でも、毎日ここから、抗いがたい香りが漂ってくる。

”正露丸ある。胃腸薬もある。行ってみよう!!”

かわいい顔した、将来絶対ビックママと呼ばれるだろう女の子が出迎えてくれた。

”メニュー見せてくれますか?”

すると、メニューと発砲スチロールの蓋を開けて見せてくれた。

たっぷりの氷の中に蟹が入ってる。

”今朝買ってきたのよ”

 

きちんと管理された魚介に、安心して、注文。

50歩ほど歩くだけ、種類は違うけど30THBから10THBにお水が安くなる。

 

お客さんは、上司と部下の女性が、街から離れた所で密会ランチ風。

仕事中のホワイトカラーの女性二人がランチ。

イタリアングレーハウンドのチビちゃん達が2匹お留守番。

 

ちんまり、かわいく座っているのだが・・・近づくとキャンキャン吠える。

待ってる間、犬と愛を育む作戦は、見事失恋して・・・

 

振り返ると、私達のおばあの所に、又新たなゲストが・・・・

 ”あーおばあ達今日は、モテモテだ・・・・”

   

  クールキーパーに包まれた、よしおさんのシンガビアがすっかり、無くなり。

 わたしの、ミネラルウォーターがお湯に変わる頃・・・

 グリーンカレーの登場。

 ”おいしいーーー。SALAのやつより、美味しいかも。”

 口に入れると、香辛料のさわやかな香りが広がって、じわじわと辛さが

 そして、ココナツミルクの甘さが最後のひと押し、

 一度で何度も美味しい一品。

 競争するように、二人であっという間に食べ終わって・・・

 

  ”海老忘れてないかなぁ?”っと思っていると・・・

  さっきの女の子が、バイクに乗ってどっかに行く・・・

  ”海老買いに行ったか?”

  ”あの子居ないと、料理持って来てくれる人居ないんじゃない?”

 

  心配は頂点に達した頃・・・よやく

 かりかりガーリックと、あっさりした海老の甘味のコラボレーション。

 あーー幸せだ・・・・

 

 

   ふふふ、犬がうまい口している意味が分かった・・・

  よしおさん、口の中に広がり残っている、旨い味の余韻を楽しんでいる。

  うまい口してる・・・

 

   自ら、セルフサービスで食べ終わったお皿を抱えて、お支払に。

   お会計待ってたら、日が落ちてしまう・・・・

 

   電話をあごにはさんで、お話しながら、フライパンを振るママ。

  実は、英語が堪能なのは、このママ一人。

   ”ママ、お店は何時に閉まるの?夜も来たいんだけど・・・”

   ”10時までやってるよ、大丈夫、あなたたちが来るまで待ってるよ!!”

 

   さてさて、次は”おばあ”  がぁぁ・・・おばあの所・・セレブ婦人達のたまり場

 みたいになってる!!。

  みなさん、ホテルのスパに行きなさいよ!!

  私が、あの人お洒落だなぁ・・・とか、鍛えられたスリムなボディーにうっとりした

  女性だとか・・・素敵だと思っていた女性たちが軒並み寝ころんでる。

  

 ジェラス・・・二人分、マットがあくまで・・ここで待つ事に。

 

  ようやく、二人マッサージ終わったので、おばあの元へ・・・

 

  ささっと、寝ころんだよしおさん・・・

 ”えっ!!ちょっとあんた、私のおばあのマットに寝てるよ!!”

 おばあと目を合わせて、不思議??を共感するが・・・よしおさんもう、うつ伏せ・・

 私の、おばあ盗られた・・・意図的か?

 ・・・・ジェラス・・・・

 まぁ、昨日のよしおさんのおばあもよしおさんのお墨付きなので・・・・

 

 今日は、二人でどっぷり2時間。

 二人で、たゆたゆと船出。

  幸せな、安全な航海となりました。

  

  

 


怖れるでない。

2010-04-20 | 日記

天気予報を見ようと、データ連動ボタンを押すと・・4月20日・・・

 あー誕生日だ!! 私の・・・・

 高校3年間、二人で一つの部屋で二段ベッドの上と下で暮らした。

 ”美容と健康のため、早寝しましょ”と言って、受験生の大事な時期早寝した。

 でも、二人とも見事同じ大学に合格。

 もちろん、セレクション入試。早めに合格して、高校の寮に居ながら、3日も二人で

 ずる休みした。

 

  大雪で休校になっても、大雨で休校になっても・・・どちらも一週間近く休みになる

 緊急時・・・ほとんどの寮生が居ない事が良い事に私達は寮で悪さしてた。

  寮のベランダにつもった雪で、他人の部屋の前にでっかい雪だるまを

 せっせと作り。皆の帰寮を待った。

 ”ぎゃーーー窓の外に誰か立ってるーーぅ。”と次々にいろんな部屋から叫び声が

 上がるのを、二人でウキキィーーと腹を抱え。

 後でこっぴどく寮監の先生に叱られたり。

 

 大雨で水浸しなった道を、軽トラのおじいちゃんをヒッチハイクして、道を渡ってみたり・・・

  試験のときは、寮監先生の部屋に入り浸り・・先生が眠さに負けて・・・

 ”それは出ないから、質問するな・・・”と言うまで先生を寝かさなかったり・・

 

  小さな悪さをした、仲間。

  大学4年間は、もう少し、上達した悪さをした。

 

 私の人生最大のピンチの時には、彼女のお父様にまで命を救ってもらった。

 

 二人とも結婚して、彼女には子供が出来て。

 つい先日、私がピンチに遭遇するまで・・・音沙汰無しの日々。

 

 私も、いい加減なものだ・・・自分が困った時にだけ連絡する・・・

 でも、彼女は、ぎゃーぎゃーわめく私の話を辛抱強く聞いてくれた。

 

あら?あなた、今日で38歳?こわっ” 送信

そーよっそー。38を恐れるなっ。あなたも、もれなく本日より38

 そして、10月に39よっ” 返信

38歳はまだ、我慢できる。39って、なんか凄い年とった感があるなぁ・・・

 いいわ、開き直り、立派な関西のおばちゃんになって、今日からミカンをカバンに

 入れて歩くわ” 送信

あめちゃんも、お忘れなくっ” 返信

 

 そうだった、4月生まれの彼女が年を一つ取ると、私もそのつもりになる。

 そして10月自分の誕生日に年をもう一つ取る私・・・挙句引き算しないと自分の

 年がいつも解らない・・・

 

 そう、彼女は、私の・・・・・親友?姉妹?母親?恋人?・・・なんだ?

  どれも当てはまらない、私にとっては、オンリーワンの存在だから、

  どのカテゴリーにも当てはまらない。

 

 

 

 

 

 


ラグーン

2010-04-15 | プーケット

 

SALAの門から出て、右側へ右側へ、ラグーン沿いに進んでいく。

 

一台の車にあう事も無く、ぐいぐいペダルを漕いでゆく。

普段自転車に乗ることのない、私達にとって、すごく楽しい時間。

ちいさな沼だと思っていたが、案外大きい。

どんどん進んでいくと・・・・あれ?15分ほどで、SALAに戻った。

まさに、ここはサイクリングコース。

ラグーンを一周した後は、JWさんへ

本日の目的はこいつ。

タイでのATM手数料はびっくりするほど、高いのだけど・・・

新生銀行のカードから引き落とすと、手数料は取られない。

でも、VISAレート+4%なので、クレジットカード払いのがお得。

 

”おばあ”にもタクシーにもカードが使えないから、お金下ろさなきゃだ。

 

                

 


パワーブレックファースト

2010-04-14 | プーケット

シティーでのパワーブレックファーストは・・早朝会議

 ここでは・・・・

 

 ”肉食べる”

 席に着くなり、よしおさんは そう言い放った。

 

 朝から、食欲があることは、朗報です。

 ところで、あなたのお嫌いな、料理途中の卵が乗っていますが・・・

 ”いちこちゃん、トロトロ卵好きでしょ、あげるね”

 大変、ご親切にサニーサイドアップを上手にお皿に移してくれた。

 この人は、自分の嫌いなものを、上手に私のお皿に移す・・・

 でも、その嫌いなものが、私の好物だから、抗議の声は上げないが、

 なんだか、微妙な心持・・・・・

 いちこの、朝食はクロワッサンとポーチドエッグ。

 カリカリのクロワッサンとポーチドエッグだと思っていたので・・・

 大変、がっかりしている いちこのお皿に、目玉焼き。

 

 

 ”どうですか?わたし、卵食べすぎじゃないですか?”

 ”時差ボケには、タンパク質がいいらしいよ”

 

 ”ウマイ!!明日も肉食べる。”

 

 ヨーロッパからのゲストも多いプーケット。

 西から東へのジェットラグは辛いらしい。

 その対策として用意されている、ステーキだろうか?

 どちらにしても、”お腹はって、食欲無い”っと言っていた、よしおさんが、

 朝から肉は、喜ばしい。

 私の、朝食は大変、残念なものだったはず・・・だけど不思議だ。

 目の前で美味しい、美味しいと、お口を大きく開けて、飛び上がらんばかりに

 食べている人が居ると、何を食べても美味しい。

 

  

  


あーお腹が減った

2010-04-14 | プーケット

 ”おばあ”に極上をマッサージを頂いたら、お腹がすいてきた。

 

  うっとり気分で、salaの極上ソファーに座り、潮風に吹かれながら・・・

 

注がれている最中から・・・にやけてくる・・・

それじゃ、どーやっても泡だらけだろう・・・。

 注いでくれている彼女は、平然とクールを保っているが。

 私達がニヤニヤしているのを見て、彼女も苦笑い。

 

 ”sala water”は、お部屋では、無料。

 レストランで飲むと30THB

 ”なんでだ?”

  本日のランチはレッドカレーとチキンサンド。

  美味しい、美味しい。

  あっという間に完食。

  二人でにまにま。

  ”安心して、食べられるレストランがあるって良いね”

 当初は、パトンにもプーケットタウンにも遠い、マイカオビーチで・・・

 3泊も退屈しちゃうんじゃないかと、心配していた。

 だけど、実際は、プールに飛び込み。

 自転車に乗り散策。

 ロングビーチをお散歩。

 あっという間に一日が過ぎるのではなく、ぼーんやり、ゆったりして

 たゆたゆと流れる時に、身を任せているうちに、3泊4日は過ぎてしまった。

  

 我が家のトラベルプランナーはいちこの仕事。

 絶対、譲れないのは、極上リゾート。

 悩んで、迷って、嘆いて、騒いで、興奮して決める。

 七転八倒しただけある、滞在先。やっぱり、嬉しい。

 

 

 

 


気になる場所

2010-04-13 | プーケット

バンコクでの悲しく、衝撃的な事件。

私の知っているタイとは、大きくかけ離れている。

 長期化すると予想されているが、どうか、どうか、ほほえみの国タイランドと称される

 あの国に早く戻ってくれますように。

私の知っている、目が合うと、微笑んでくれるあの国の人たち、

 私のつたない英語で伝える言葉を、先回り、予想して、助けてくれるタイの国の人達。

 どうぞ、これ以上の犠牲者が出ませんように。

                         

 日本の下水道・上水道の素晴らしさを改めて再認識する。

 蛇口からでる水を、ごくごく飲む事の出来る国。

 気をつけないと、必要以上に水を使い過ぎてしまうほど、ふんだんに出てくる水。

 蛇口をひねると、いつまでもお湯が出てくる国。

 水道水で洗った、生野菜をバリバリ頂ける、幸せ。

 そして、よほどの事がないと詰まることのない、おトイレ。

 

 

 始めてアジアの国に旅したのは、シンガポール。

 ここでは、おトイレの流し忘れは、犯罪。

 

 次に出かけてのは、タイだった。

 ”なんで、タイのサニタリーボックスはこんなに大きく。ティシュが一杯捨てられているんだろう?”

 タイの国に到着して、一番初めの不思議ポイントだった。

 そして、首をかしげた直後・・・私の疑問が解けた。

 トイレットペーパーが流れてくれない・・・・何度もトライして・・・

 ”あーティシュが流れないんだ・・だから、みんなここに捨ててるんだ・・”

 そう解った時、ようやくティシュが消えてくれた。 

 そして、何度かこの、個室から出られない事態を経験した頃。

 ティシュを流さず、ボックスへ捨てる事が出来るようになった。

 それから、必ずおトイレに入ったら、まずサニタリーボックスをチェックするようになった。

 山ほど、ティシュが捨てられていたら、それに習う。

 

 ホテルでティシュを流さないでくださいとの表示を見たことは無いが、それでもやっぱり、流れにくい。 

 もちろん、大きなサニタリーボックスは常備されているが、一人使用すれば、即

 掃除をされている場合が多いので、サニタリーボックスの真相は謎の中・・・

 

”なんだここは?”

 よしおさんの開口一番、言い得て妙。

 ここは、おとぎの国。でも、お手洗い。

  

  

私がまだ、子供のころ、おトイレはまだ、その用途を果たすだけの場所が多かった。

 

 そして、日本でも素敵なレストランなどで、インテリアコーディネートされた場所に

 出会うようになった。 

 

 今現在では・・・・私にとって、驚きの空間と変化している。

 リゾートでは、おトイレに入った途端に、幸せに包まれる。

 アロマの香りがふんわり漂い。

 燦々と、輝くお日様の中・・・・・

 

 

  

タイの街歩き、おトイレも観光の一つ

 

  

 


楽しみなマイカオビーチ

2010-04-11 | プーケット

 毎日、夕方と朝二人で、とぽとぽよく歩きました。

 マイカオビーチは空港から北上した場所。

 海亀の放流で有名なビーチ。

 ほんの数年前までJWさんくらいしかなくて、寂しいビーチリゾートだった。

 

 そこにアナンタラやSALAが出来て・・・・・

 

 SALAに隣接するように、只今建設中のRENAISSANCE

運営はJWさんみたいですね・・・ここもJWさんの姉妹ホテル?

ドリアン型のヴィラ。 近づいて中を覗いてみましたが、よさげな感じ。

ビーチ沿いに歩いて行くと、また建設中のリゾート発見。

もうソフトオープンしているのかなぁ?微妙な感じ

お部屋のルームナンバーは国名だった。

リゾートが続々参入して、第二のラグーンエリアみたいになるのかなぁ・・・


寛ぐという事

2010-04-10 | プーケット

仕事を終えて、旅立つ。

リゾートに到着するだけでは、くつろぐと言う事が出来ない。

 毎日、時間に追われ、音の洪水、データの氾濫の中で、刷りこまれた体内感覚。

 

 

チェックインをする時には、まだ背筋は強張ったまま。

すこし、のどを潤して、それでも、心の時計はカチカチ動いている。

ふんわり潮風に吹かれても、どこかせわしない。

一晩ぐっすり眠り。朝食が終わった頃、ほんの少し、流れが変わる。

寝ころんで、少し景色を見ていたくなる。

いつの間にか、二人の口数が少なくなる。

ふっと、目を合わせて、微笑む。

なにしようか?と考えなくなる。

少しずつ、少しずつ心はほぐれてゆく。

 

SALAには、沢山の立ち止まりたいソファーがある。

全部、存分に楽しんだ頃、心の中の時計が静かになっている事に気付く。

 

あたかもすれば、時計のスピードはどんどん速くなってゆく。

たまには、こうやってリセットしてやらないと・・・


白い要塞のガード

2010-04-09 | プーケット

 ”サワディカー”と声を掛けると、振り向いたのは。

 笑顔がキュートな女性。赤いベレーボーがとてもお似合い。

ここが、白い要塞への入口。

 

 とても、小心者の私達。

 もし、ここに宿泊していなかったら、とてもじゃないが、ここに足を踏み入れる

 事は出来なかっただろう。

 何とも言えない 威圧感がある。

 

ほら、ゲート抜けて、ベルさんの視線をすり抜けても、

この、隔てられた、壁で、足がすくんでしまう。

この、壁の向こうには何があるの・・・・

 ここは、エピローグ・・・

 右を向けば、美男美女の視線・・・

 

ドラマが始まる。

いきなり飛び込む、楽園へ。

眩しい木漏れ日が飛び込んでくる。

 

ゲートから、リゾートにチェックインするまで・・・ドラマティック。

チェックインすれば、癒しの空間が始まる。

 


タイのおばあ

2010-04-05 | プーケット

 ”おばあのところ行こうよ”

 ”おばあ”とは、パブリックプールからすぐ見える所に、1時間300THBでマッサージしてくれる所。

 

二人で気に入った、ユーカリのオイルを持参して、ローカルマッサージ。

”又、猫舌の手を持つおばあだったりして・・・1時間にしょうね”

さらりと綺麗な布がマットにひかれると、マッサージが始まる。

 

”おばあ?何故、あなたはここに居る?

 あなたは高級スパからリタイアしたの?

 あなたの、腕はまだまだ若い子には負けないわ・・・・”

 夢うつつ、そんな事を考える。

 

潮風が、心地よく・・・・・・

波の音がどんどん、深い場所に連れて行ってくれる。

         

          深海から、少しずつ浮き上がってきた時。  

        私の頭上で何かが、はばたいている・・・・・・・・。

 

 恐る恐る、目を開けると・・・”おばあ”の一人がタオルで空を飛ぼうとしてる・・・

 どこに飛び立つんだ、あんた・・・

 

 

 ぼんやりした目で、”おばあ”を見つめると。

 にっこり笑顔が返ってきた。

 なんと、彼女は、私達に蠅まみれにならないように、タオルで払ってくれていたのだ。

 潮風に、彼女の生み出す風も心地よさの原因だ。

 

 ”Ok finsh”

 ”I LOVE YOU!”

 眼を開けて、”おばあ”に手をひかれ・・口走ってしまった。

 

 私の愛しの”おばあ”は、とても品のある顔立ちをしている。

 彼女は、ここのボスだ。

 彼女達は、小声話す。

 彼女達は、とても静かに動く。

 眼を閉じてしまえば、ここはホテルスパ。

 

 

 ”上手い。上手すぎる。いちこちゃん、お金を降ろしに行かねば!!”

 目覚めた、よしおさんは、いつになく語気を強めている。

 ”当たり?”

 ”大当たり、明日もこの人にする。予約する。”

 ”ねぇ、お金まだあるでしょう?”

  ”足りない、明日は2時間してもらうから、二人で1200THB必要”

 

 リゾート引きこもりを予定していた私達。

 チップと帰りのタクシー代があれば現金は十分と考えていたが・・・

 二人とも、恋に落ちたのだから仕方ない。

 明日、二人とも切ないジェラスに身を焦がす事になるのに・・・

    


何もしない贅沢

2010-04-05 | プーケット

ルームクリーニングの終わった部屋。

帰るや否や、プールにどぼーん。

冷蔵庫からよく冷えた、ビールをごくごく頂いて、お昼寝タイム。

私は、こちらの日陰のソファーで巣作り。

快適な巣が出来たら、存分に読書。

日焼けに、お昼寝。

”あー暑い!!”

突如息を吹き返したよしおさん。

塀に囲まれプライバシーは守られているが・・・風の通り道からもプロテクトされている。

暑くなったら、又プールに飛び込めばいい。

 

”ねぇ、僕って汚いのかなぁ?”

”なんで?”

”さっきから、蠅が僕にたかるんだ。それも、ソフトタッチで・・・うざい・・・”

 

 雨季は、お天気にも恵まれるが・・蝿にも恵まれる。

ファンの下に居る私は、風圧のお陰で蠅は寄ってこないが・・

 

”ここおいでよ、蠅も飛ばされてこないよ・・”

 

日が差し込むギリギリのところで寝転がるよしおさん・・・

”あーーー体洗ってこよ”

 その、ぎりぎりの所、風もぎりぎりみたいで、やっぱり蠅にたかられてる。

 

”ねぇ、蠅ってさぁ、ウンチとか好きな子とか、食べ物にしか寄らない子とか

 居るみたいだよ。この子達、おトイレには寄って無いから、汚いのが好きな子 

 じゃないと思うなぁ・・・”

”蚊取り線香焚いても駄目、レモングラスつけても駄目・・・どうすりゃいいんだ!!