ランチを終えて、レセプションに戻ると丁度、お部屋の準備が出来た所でした。
スラリと背の高いスタッフに案内されて、お部屋に向かいました。
”今回ご用意したのは、104号室です。前回は105号室でしたので、お隣になります”
メインプールから近くて、大好きな場所です。
前回は105号室だったんだぁ。お部屋の近くに行くと記憶がよみがえってくる。
あーそうだった。そうだった。
私達の前回の滞在のお部屋もチェックしてくれている、そんな小さなもてなしが、とても嬉しかった。
15年ほど前、ビンタン島というおかしな名前を旅行パンフレットで見つけた。
そこで、初めてリゾート滞在というものに触れて、バンヤンツリーリゾートの素晴らしさに魅了された。
まだその頃のバンヤンは、バリ・セイシル・モルディブ・プーケットなどにしか展開されていなかったように思う。
バンヤンツリー・Six Sensesとただ、その地に泊まりたいリゾートがあるからという理由で、旅行に出るようになった。
絶対、泊まるのはヴィラタイプじゃなきゃ嫌だと、思っていた。そのうちプール付きヴィラじゃなきゃと思うようになった。
有名になりすぎた、リゾートじゃなくて、展開されたばかりのリゾートを!!SLHのリゾートが良いとか
10年ほど、アジアのリゾートをうろうろしていた。
ヴィラのプライベートプールより、メインプールでほかのゲストを眺めたり、少しお話したり。
スタッフとおしゃっべりしながら、ドリンクやスナックをオーダーする方が、楽しくて、気楽に思うようになった。
プライベートプールには、出会いもの無ければ、ハプニングも無いから。
ダイニングヴィラ・メインヴィラなんて3棟のヴィラがある所や、ヴィラの平米数が広ければ広い程と、追い求めていた時もあった。
広くて、歩くのが面倒になってきた。
朝食も、ヴィラで頂くより、メインダイニングでいろいろ悩んだり、目でいろんなお料理を楽しむ方が幸せな気分になった。
そんな時出会ったのが、サロジンだ。
サロジンのガーデンレジデンスは95平米。広くも狭くも無い。
かつては、アジアン調が物珍しく、アジアン家具などにもはまったが。
私は、すべすべの机が好きだし。ドアはぴったと閉まる方が良い、テレビだって大好きだ。
ナチュラルすぎるて、ログハウスみたいなのも、居心地悪い。
ヨーロピアン調のゴージャスなのも、好みじゃな。
すっきりとモダンで、それでいて、遊び心があるサロジンのお部屋が、今の私達に丁度いいのだ。
お部屋に入って、目に飛び込んできたのは Welcome Backの文字。
なんだか私達は特別なんだと言われてるようで、とても嬉しかった。
タオルで作られた象さんが花びらと竹の葉で彩られている。
まるで、ハネムーナーのベットだなぁ。
”なにか質問ありますか?”
”大丈夫、ぜーーーんぶ分かってるから”
この勝手知ったる他人の我が家な雰囲気がより一層喜びを高めます。
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