このブログにいつも遊びに来てくださる「猫の母」さまから、
今年の春、藍の種を頂いた。
藍とは?そう、藍染の原料に使う植物。
藍は何年か前にも栽培した経験がある。
たしか、がんばって育てて、藍染に挑戦するぞ~!と意気込んでいたのだが、
栽培はうまくいかなかったはずだ。
今回はどうなるだろう・・・
猫の母さまからのアドバイスも受けながら再チャレンジしてみた。
まずは栽培日誌から…
5月9日 プランターに種まき
5月21日 発芽
発芽までに意外と時間かかかった。
6月6日 成長中の藍
発芽後はメキメキと成長。何回か間引きをする。
6月17日 花壇に移植
いよいよプランターでは狭くなったので、
花壇の空いてる場所に(3箇所)地植えとする。
花壇は日当たりが悪いので、少々心配が・・・
8月中旬 成長した花壇の藍
草丈は50cmほどに。
9月ごろには花が咲き始めるらしいので、そろそろ次のプロジェクトに…
藍の生葉染め
いよいよ、藍染に挑戦することにした。
藍染には2種類のやり方があり、本格的な方法は手間も大変そうなので、
私は「生葉染め」という、お手軽な方法に挑戦。
まずは、染めるモノを用意する。
生葉染めは動物性の繊維しか染まらないらしい。
絹とかウールとか・・・
と、言われてもそんなモノがあるわけがなく。
ウール100%の古毛糸。
こう見えても、私は手芸大好き少女?だった。
もちろん、編み物もさんざん編んだ。
その名残で余り毛糸や古毛糸をたくさん持っている。
(赤いケースの中はすべて毛糸)
だけど、染められるような色の毛糸は少ない。
何かをほどいた生成りの毛糸と、
薄茶色い毛糸(たまたま巻いてなかったので…)を染めてみることにした。
次に材料を用意する
●被染めモノ ●バケツ
●目の細かい洗濯ネット ●ビニール手袋
●ジューサー
洗濯ネットは、砕いた葉を濾すために使うので、濾し布でもよい。
ビニール手袋は、人間の皮膚は動物性なので確実に染まるので防ぐため。
ゴム手袋よりも、ヘアー染め剤などに入っているようなビニール製が使いよい。
藍を下の方25cmくらいを残し上部を刈り取る。
残した株からは、また脇芽が出てくる。
葉っぱだけを使うので、茎からちぎりとり、よく水洗いする。
虫や泥がついている。
洗った藍の葉をジューサーに7分目くらい入れ、ヒタヒタに水を入れる。
約1分、かくはんし、藍ジュースを作る。
ポリバケツに口を広げた洗濯ネットをセットしておき、
藍ジュースを入れる。
バケツの6~7分目くらい溜まったら、洗濯ネットの中の藍のカスをよく揉んで絞る。
毛糸を入れて染める(30分)
軽く絞って空気にさらす(30分)
この時点では、まだ緑色だ。
藍は空気に触れ酸化することで青くなるそうだ。
絞った藍の葉のカス
水にさっとくぐらして、さらに空気にさらす(30分)
本格的に水で洗う
乾かす
乾いたら完成
完成アップ
生成りの毛糸は薄いけど青く染まった。
茶色の毛糸はぱっと見は変わりないようだが、
じ~っと見ると、やはり青く染まっており、
微妙な色合いがいい感じになった。
この毛糸を使って、何か編みたいなあ~。
でも糸の量が少ないし、帽子とか小物系になりそうだ。
残した株から上手く花が咲き、種が採れたら、
来年はシルクのスカーフやブラウスなんかも染められたらいいなあ~。
今年の春、藍の種を頂いた。
藍とは?そう、藍染の原料に使う植物。
藍は何年か前にも栽培した経験がある。
たしか、がんばって育てて、藍染に挑戦するぞ~!と意気込んでいたのだが、
栽培はうまくいかなかったはずだ。
今回はどうなるだろう・・・
猫の母さまからのアドバイスも受けながら再チャレンジしてみた。
まずは栽培日誌から…
5月9日 プランターに種まき
5月21日 発芽
発芽までに意外と時間かかかった。
6月6日 成長中の藍
発芽後はメキメキと成長。何回か間引きをする。
6月17日 花壇に移植
いよいよプランターでは狭くなったので、
花壇の空いてる場所に(3箇所)地植えとする。
花壇は日当たりが悪いので、少々心配が・・・
8月中旬 成長した花壇の藍
草丈は50cmほどに。
9月ごろには花が咲き始めるらしいので、そろそろ次のプロジェクトに…
藍の生葉染め
いよいよ、藍染に挑戦することにした。
藍染には2種類のやり方があり、本格的な方法は手間も大変そうなので、
私は「生葉染め」という、お手軽な方法に挑戦。
まずは、染めるモノを用意する。
生葉染めは動物性の繊維しか染まらないらしい。
絹とかウールとか・・・
と、言われてもそんなモノがあるわけがなく。
ウール100%の古毛糸。
こう見えても、私は手芸大好き少女?だった。
もちろん、編み物もさんざん編んだ。
その名残で余り毛糸や古毛糸をたくさん持っている。
(赤いケースの中はすべて毛糸)
だけど、染められるような色の毛糸は少ない。
何かをほどいた生成りの毛糸と、
薄茶色い毛糸(たまたま巻いてなかったので…)を染めてみることにした。
次に材料を用意する
●被染めモノ ●バケツ
●目の細かい洗濯ネット ●ビニール手袋
●ジューサー
洗濯ネットは、砕いた葉を濾すために使うので、濾し布でもよい。
ビニール手袋は、人間の皮膚は動物性なので確実に染まるので防ぐため。
ゴム手袋よりも、ヘアー染め剤などに入っているようなビニール製が使いよい。
藍を下の方25cmくらいを残し上部を刈り取る。
残した株からは、また脇芽が出てくる。
葉っぱだけを使うので、茎からちぎりとり、よく水洗いする。
虫や泥がついている。
洗った藍の葉をジューサーに7分目くらい入れ、ヒタヒタに水を入れる。
約1分、かくはんし、藍ジュースを作る。
ポリバケツに口を広げた洗濯ネットをセットしておき、
藍ジュースを入れる。
バケツの6~7分目くらい溜まったら、洗濯ネットの中の藍のカスをよく揉んで絞る。
毛糸を入れて染める(30分)
軽く絞って空気にさらす(30分)
この時点では、まだ緑色だ。
藍は空気に触れ酸化することで青くなるそうだ。
絞った藍の葉のカス
水にさっとくぐらして、さらに空気にさらす(30分)
本格的に水で洗う
乾かす
乾いたら完成
完成アップ
生成りの毛糸は薄いけど青く染まった。
茶色の毛糸はぱっと見は変わりないようだが、
じ~っと見ると、やはり青く染まっており、
微妙な色合いがいい感じになった。
この毛糸を使って、何か編みたいなあ~。
でも糸の量が少ないし、帽子とか小物系になりそうだ。
残した株から上手く花が咲き、種が採れたら、
来年はシルクのスカーフやブラウスなんかも染められたらいいなあ~。
こちら非常に暑いですが、お隣石川も暑いですか
ねこばすさん楽しい事してますね
液から出したときは緑っぽいんだけど 空気に触れると青くなるんですよね
染まった毛糸で早く何か編みたいでね
私もやってみたいです
化繊の物を染めるときは牛乳につけてからすると染まるらしい
試してみたいわ
やらかしましたね。
お疲れ様でした。
さすが、ねこばすさま。
とても整然とした生葉染め作業!!
このすばらしいレポートは、私が調べたどのHPよりもわかりやすい^^
今後、私はこのブログを参照しながらやりまする^^
ウールだとシルクよりも温かみのあるブルーになりますね。
濃い色のも、良く見ると細い繊維部分が染まってるんですよね。
本格的な藍染めとはまた違った良さがあります。
さて、我が家の藍は1ヶ月でまた脇芽が伸びました。
近いうちに第二弾ができそうです。
ねこばすさまの藍も、花が咲く前にもう一回できるかも(手間だけどね~^^)
あ、それと、我が家は東西二箇所で栽培したのですが、日当たりの良くない東の方が育ちが良かった感じがします。
しかし、マメだな~ 尊敬です!
我が家は異本しか育たなかったので花が咲くのを楽しみにしています~
以前、博物館施設で働いていた時、藍染の液が施設にあり、グループが染めに来てたことを思い出します。藍染めの液は、少しくさかった~。
生葉染めかぁ、なるほど、液が緑だ~。で、染め上がりは青なんだ。
染色も、はまればはまりそう。でも、私はセンスないから無理だな~。
先日、茶の関係のキレ(茶で使うのは布ではなく裂と書いてキレ)の講演会があり、学生時代に居た京都でそのまま織物職人になればよかった~と思った私でした。
一度のセンスが試される染色よりも、織ったり、編んだりのコツコツ系が好きです。
今日も暑い、真夏のような一日でした。
さきほど、庭に出て空を見るとまん丸なお月様がとってもきれいでした。
風は涼しいし、コオロギがいい声で鳴いているし・・・
すっかり秋なんだな~と思いましたよ~。
==========
>>まりちゃんへ
こちらもすごく暑い一日でした。
8月の日差しより強かったかも。すっかり日焼けしてしまいました。(裸足の足の甲にサンダルの痕が・・・)
>ねこばすさん楽しい事してますね
はい。楽しいよ。
一人で思いついた事だとなかなか実行できないんだけど、ブログ仲間(今回は猫の母さま)と一緒だと、なんでもやってみたくなります。
こうやって、報告するのも二重の楽しみだしね~。
染め上がった毛糸で何か編んだら、また見てやってくださいね~。
>化繊の物を染めるときは牛乳につけてからすると染まるらしい
ほう~。牛乳はタンパク質だからかな~?
勉強になります。
==========
>>猫の母さまへ
おまちどうさまでした。
ようやく、やらかしましたよ~。
成功と言えるかどうかわかりませんけど、なんとか、目標達成です。
レポートまで褒めていただいて、恥ずかしい~。
実は裏話しが・・・
私ね、染め液につけたあと、空気に晒さないですぐに洗ったんです。
すぐ気づいて、もう1回染め液に漬け直して・・・
行程がしっかり頭に入ってなかったんですね~。
今度は是非ともシルクで染めてみたいです。
でもシルク製品がなかなか手に入らなくて・・・
わざわざ買ってくるのもね~。
今度アジアン雑貨の店でものぞいてみようかな~。
>近いうちに第二弾ができそうです。
オッ?今度は何を染めますか?
ウチのももう1回、出来るかな~。
だったら、ウールの白い毛糸をもっと買ってこようかな~。
>あ、それと、我が家は東西二箇所で栽培したのですが、日当たりの良くない東の方が育ちが良かった感じがします。
そうなんだ~。
私も日当たり悪いほうが、成長が良いんじゃあ~、なんて思ってました。
ってか、藍って堅強な植物なんでしょうね~。
==========
>>tokotoko♪さんへ
は~い!やりましたよ~。
やるまでは、めんどくさそう~って思ってたけど、そうでもなかったです。
ただ、染めるモノが少なくてもったいなかった~。
tokotokoさんちも種を播いたのでしたよね~。
花もピンクの小花で可愛い花だったと思います。もう少ししたら咲きますね。
こちらも楽しみです。
==========
>>まきやんさんへ
さい、ざ~ますか?おーほっほっ!
藍の生葉染めの液は全然くさくないですよ~。
本格的な藍染は色々な薬品?みたいなモノを使ったり、釜で煮たりするんじゃなかったかな~。個人でするには大変だったはずです。
>生葉染めかぁ、なるほど、液が緑だ~。で、染め上がりは青なんだ。
うん、うん。不思議だね~。
センスとかって関係ないと思うよ。
>一度のセンスが試される染色よりも、織ったり、編んだりのコツコツ系が好きです。
私ね、老後っていうか、時間に余裕ができたらやってみたいことの一つに、草木染めと織物があるんです。織物は目が悪くなってしまったから大変かもしれないけど、ほんとにやってみたい。
小さい織機をマジで買おうかと思ってるんですよ。私もコツコツ派です(笑)
草木染めは織った布を染めてもいいし、染めた糸を織ってもいいし・・・
はあ~。時間がどれだけあっても足りませんね~。
くもなんか、くもなんか、
育てもしなかった…_| ̄|○
今年の園芸はホント、ダメダメだったなあ。
姐御の奮戦ブリを少しは見習わないと…うん(・_・)
しかし、ええ色合いですなv
以前から草木染めにはすごく興味があって、やってみたいな~って思ってました。
でもなかなか機会がなくて・・・
でも一人でやるほどの意気込みもなく・・・
そんなところへ猫の母さまからの愛(藍)の種が~!!!
生葉染めという、お手軽な方法も猫の母さまが教えてくれました。
やっぱり経験者のアドバイスは違いますよね~。試行錯誤しなくてもスムーズにやらかせましたよ~。
猫の母さまに感謝~♪です。
もし、今年の種がたくさん採れて~、
もし、来年、くもさまが再チャレンジしたくなったら~、種飛ばしますよ~。