岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

期待の大型新人!!/週末特別企画(1)

2014-01-25 08:53:13 | 工芸
皆様、おはようございます。

昨日は、暖かったですね~。 暖かい陽気に包まれて、 “春” の目覚めを感じました。
今日も、さらに暖かくなりそうです。 どうぞよい週末をお過ごしください。

さて、文錦堂では毎年この時期に恒例の「酒器展」を開催致しておりましたが、今年は「~~ 古谷 道生 遺作展」を開催致しました関係で行わない為、毎年楽しみにして頂いていた方々には誠に申し訳なく存じます。

そこで、今週末は本年度第一弾の「週末特別企画」として、土と炎の美による焼締ならではの土味が楽しめる「酒器」をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、岡山県瀬戸内市牛窓町に登り窯を築窯され、昨年初窯を焚かれた小出 尚永さんの酒器です。
昨年末のブログ「備前出張記」でも少しご紹介致しましたが、皆様覚えていらっしゃいますか?



小出さんは、備前の重鎮 原田 拾六先生の下で14年間修業され、2011年に晴れて独立された期待の大型新人です!!
師譲りの土味を前面に出した作風、野武士の様な逞しく骨太な造形、内から滲み出る様な紫蘇色の景色など、作品を初めて眼にした時は“衝撃”を受けました。
今後の小出さんの大活躍を予感させます・・・。

ご紹介致しました作品は、本日18:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。 




   小出 尚永 作 「備前徳利」H14.0×D 8.5cm ¥31,500-



   小出 尚永 作 「備前徳利」H12.5×D 9.3cm ¥31,500-

師匠 原田 拾六先生の代名詞的作品である「擂鉢」。 小出さんにもしっかりと受け継がれています・・・。



   小出 尚永 作 「備前ぐい呑」H 4.5×D 9.3cm (売約済



   小出 尚永 作 「備前ぐい呑」H 6.0×D 7.3cm (売約済



   小出 尚永 作 「備前ぐい呑」H 5.8×D 7.0cm (売約済

小出 尚永 (こいで なおえ)

1978年 兵庫県尼崎市生まれ 1997年 備前焼作家 原田拾六先生に師事 2011年 岡山県瀬戸内市牛窓町に登り窯を築窯し独立 2013年 初窯  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たな展開・・・。

2014-01-24 08:55:11 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、澄んだ青空が広がっています。 このところ厳しい寒さが続いていましたが、今日は寒さも和らいで暖かな1日となるそうです。(嬉)

さて、今日は今や備前のみならず日本陶芸界を牽引する隠崎 隆一先生の造形美に溢れた「備前花器」をご紹介致します。
「桃山備前」を基に茶陶が中心であったそれまでの備前に、「造形」という新しい息吹をもたらした隠崎先生でしたが、還暦を過ぎた現在でもその制作意欲は全く衰えることを知りません。
隠崎先生のお宅に訪問する時は、毎回毎回「今日はどのような驚きがあるのだろう。」と、ワクワクドキドキしながら期待感に胸を膨らませます。
業者としてのみならず一ファンとしても、私が最も敬愛する陶芸家のお一人です。



   隠崎 隆一 作 「備前岩目花器」H41.5×D16.0cm ¥241,500-

造形美のみならず“用の美”を兼ね備えた隠崎先生の花器。
近年は、造形面での新規さよりも、備前の土を最大限に活かし、自然に従った造形とでも呼べる作品が新たに展開されているように感じます・・・。



  椿を投げ入れても、岩肌に見立てた裂け目で自然と枝が止まってくれます。

次回展「MINO展」では、隠崎先生も新たに参加して下さいます。 どの様な作品が出展されるのか今から大変楽しみです!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆様、お解りになられましたか???

2014-01-23 11:59:53 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は風が冷たく、冷え込みの厳しい一日となっています。(

さて、今日はデフォルメの強い瓢形をした池田 省吾さんの存在感溢れる「種子島耳付水指」をご紹介致します。
昨年末のブログでも少しご紹介致しましたが、皆様お解りになられましたでしょうか???
省吾さんは、人気の織部や粉引作品以外にも、種子島の土を活かした「南蛮」作品も制作されています。
この作品は、阿部出版さんから本年4月に発刊予定である別冊炎芸術「珠玉の茶器 見て・買って楽しむ陶芸名品(仮題)」にも掲載される予定です。

鉄分の多い種子島の土でしっかりと焼き込まれた作品は、景色に富み、雄々しく、加えて省吾さんの作品らしくどこかひょうげた感もあります。



   池田 省吾 作 「種子島耳付水指」H16.0×D22.5cm ¥73,500-

  口辺から内側へ厚く包みこまれた矢筈の口造りは、力強く、安定感を感じさせます。

 下部には、黄胡麻が降り注ぎ、紋様の様な景色を作り上げ見所の一つとなっています。

今年も池田ワールド全開です!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客様の笑顔を思い浮かべながら・・・。 ~作品発送のお知らせ~

2014-01-22 11:42:57 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、晴れてはいますが冷え込みの厳しい一日となっています。(

さて、本年度文錦堂企画展第一弾!!「 -- 古谷 道生 遺作展」を無事終えて、昨日から父と共に納品作業を行っています。

今回は、道生先生の作品ということもあり殆どの作品に風呂敷を付けさせて頂きました。



荷物を開けた瞬間のお客様の“笑顔”を思い浮かべながら、作品を1点1点丁寧に梱包致します。



最後にお礼状を同封して、梱包完了です!



多くのお客様方から、「文錦堂さんから届く作品は、いつも綺麗で気持ちが良い。」との大変嬉しいお言葉を頂戴致します。



大変遅くなりましたが、本日発送させて頂きます。 作品がお手元に届くまで、今しばし楽しみにお待ちください!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回展のDMが出来上がってきました!!

2014-01-21 09:28:32 | 工芸
皆様、おはようごいざいます。

今朝の岐阜は、氷点下を記録するなど厳しい冷え込みとなっています・・・。(

さて、本年度文錦堂企画展第一弾!!「 -- 古谷 道生 遺作展」を成功裏に終えることが出来てホッとするのも束の間、早くも次回展のDMが出来上がってきましたので、取急ぎご紹介させて頂きます。

第二弾となる次回展は、現代陶芸を代表する人気陶芸家が、独自の作風で美濃焼を表現する「MINO展」
毎年、多くの愛陶家の皆さんにご好評を頂いておりますが、今年は新たに備前の鬼才 隠崎 隆一先生がご参加下さいました。
次回展もまた、“大注目”の展覧会となりそうで今から開催が待ち遠しい限りです・・・。 乞うご期待!!

「MINO展 2014」 平成26年 2月 8日(土)~ 16日() 会期中無休

 出品作家: 池田 省吾/池西 剛/隠崎 隆一/加藤 高宏/鈴木 徹

志野・織部・瀬戸黒・黄瀬戸など、桃山時代に突如として現われ、それまでに無かった自由な表現で、桃山陶を華やかに彩った美濃焼。
本展は、その伝統を継承し、強烈な個性のもと、全国各地で独自の作風により美濃焼の世界を表現する人気陶芸家5名による競演です。
茶器・花器・食器・酒器など、五者五様に彩られた美濃焼の数々を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

 掲載作品:隠崎 隆一 作 「オリベ碗」 H 9.0×D12.2cm


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする