岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

私の一押し作品!!《完売作家 編(1)/酒器展 2019より》

2019-01-30 12:20:48 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から青空が広がって冬日和の一日となっています。

さて、大盛況のうちに閉幕した先の「酒器展 2019」
人気作家たちによる豪華な競演や物故巨匠作家の逸品など、年に一度の酒器の祭典に相応しい内容となりました。

それでは、本日も「酒器展2019」から「私の一押し作品!!」として、会期中ご紹介出来なかった作品をご紹介していきたいと思います。

「完売作家編(1)」と題して今日ご紹介する作品は、池田 省吾さんと深見 文紀さんの個性溢れる「酒器」です。
今展でも購入点数に制限を設けさせて頂いた人気者のお二方ですが、出展作品が開店と同時に “完売” となるなど相変わらずの人気ぶりでした・・・。

先ずは、多くの愛好家を魅了し続ける池田 省吾さんの酒器から。
今展では、見込みからクジラが飛び出してきた【織部】や、今年の干支である猪をコミカルに描いた【粉引】作品などが出展されました。
今年の4月には、《ボッケモノ》と題した2年ぶりとなる個展を予定致しており、どんな新作でまた驚かしてくれるのか今から楽しみでなりません。



   池田 省吾 作 「織部鯨ぐい呑」 H 6.2×D 6.7cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「種子島粉引猪ぐい呑」 H 4.9×D 8.0cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「種子島粉引日の丸ぐい呑」 H 4.1×D 8.6cm・・・・・(売約済

続いて、今やすっかり人気作家へと成長された深見 文紀さんの代表作「漫画織部」も。
昨年の個展から新たに発表され多くの愛好家を魅了した手捻りによる「刳貫」作品を、今回は文錦堂オリジナル作品【割高台】で発表して頂きました。
次月の「MINO展」では、愛好家の間で人気の高い“赤漫”こと『粉引赤絵』と、初めての発表となる『弥七田漫画織部』をご出展頂きます。 乞うご期待です!!



   深見 文紀 作 「漫画織部割高台徳利」 H17.0×D 9.6cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「漫画織部割高台ぐい呑」 H 5.7×D 7.7cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「漫画織部割高台ぐい呑」 H 7.0×D 8.0cm・・・・・(売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回展DMのお知らせ!!

2019-01-25 12:22:50 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は冬晴れの一日となっていますが、次第に天気は崩れていき、夜にはになる予報となっています。
今週は業者の初競りがあって東京に出張していた為、ブログが更新出来ず大変失礼致しました。
今回は絵画でしたが、日本画では横山大観・東山魁夷、棟方志功、洋画では草間彌生・熊谷守一・藤田嗣治などが高額で落札されました。
合間には、深見 文紀さんの東京初個展も覗いてきました・・・。

 「深見 文紀 作陶展」 1月23日(木)~29日(火)/ 日本橋高島屋

さて、先の「酒器展 2019」の大成功に続けと、次回展のDMが出来上ってきましたので皆様にご紹介させて頂きます。
今回もまた文錦堂名物企画展「MINO展」ということで、今から開催が待ち遠しい限りです。 
出展作家には、【瀬戸黒】で注目を集める関 守高さんが新たに加わり、今回も人気作家6名による素晴らしい “競演” が繰り広げられそうです。
寺田 鉄平さんは話題となっている「カワセミ酒注」を、山田 和さんは近年制作され始めた「陶人形」など・・・。
そして、深見 文紀さんは愛好家の間で通称「赤漫」と呼ばれて人気の【赤絵粉引】と共に、この展覧会に合わせて新たに【弥七田漫画織部】なる新作を発表されるそうです。
乞うご期待です!!

 「MINO展 -2019-」/ 平成31年 2月16日(土)~ 24日() 会期中無休

DM掲載作品: 寺田 鉄平 作 「瑠璃部ぐい呑」/「カワセミ酒注」 

志野・織部・瀬戸黒など、桃山時代に突如として現われ、それまでに無かった自由な表現で桃山陶を華やかに彩った美濃焼。
本展は、その伝統を継承しつつ、全国各地で独自の作風によって美濃焼の世界を表現する人気陶芸家6名による競演です。
茶器・花器・食器・酒器など、六者六様に彩られた美濃焼の数々を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

出品作家: 池西 剛 / 関 守高 / 鈴木 健 / 深見 文紀 / 寺田 鉄平 / 山田 和



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!《初発表 編/酒器展 2019》

2019-01-20 10:10:50 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から生憎の模様なっています。

さて、先週末12日から開催致しておりました本年度文錦堂企画展第一弾!!「酒器展 2019」も本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
おかげ様で今年の酒器展は例年以上の人出となり、 “完売” 作家が続出するなど大盛況となりました。
平成31年を最高の形でスタートが切れたと思います。 
改めて、素晴らしい新作をご出展頂きました各先生方並びにご来廊賜りました皆々様方に厚く厚く御礼申し上げます。(感謝)
来年の「酒器展」も乞うご期待です!!

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、出展作品を新たに追加掲載させて頂いております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、文錦堂でもすっかりお馴染みとなっている古松 淳志さんと西岡 悠さんによる新作です。
文錦堂初発表となったお二方の新作は、大きな話題となりました・・・。

先ずは、昨年5月に開催した個展で茶碗を発表され、愛好家の方々から高く評価された古松 淳志さんの【井戸】作品から。
堂々とした造形と侘びにかなう趣は、今展でも多くの来場者を魅了しました。



   古松 淳志 作 「井戸片口」 H 8.8×D12.0cm・・・・・(売約済



   古松 淳志 作 「井戸盃」 H 4.3×D 9.0cm・・・・・(売約済



   古松 淳志 作 「井戸割高台盃」 H 4.0×D 8.8cm・・・・・(売約済

続いて、昨年から新たに発表され注目を集めている西岡 悠さんの【古銅手】作品も。
古代青銅器の意匠を元にして制作された作品は、西岡作品に新たな魅力を生み出しました。



   西岡 悠 作 「古銅手織部盃」 H 5.5×D10.2cm・・・・・¥17,280-



   西岡 悠 作 「古銅手黄瀬戸盃」 H 5.2×D 9.8cm・・・・・(売約済



   西岡 悠 作 「古銅手黄瀬戸盃」 H 5.4×D 6.8cm・・・・・(売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!《文錦堂初出展組 編/酒器展 2019より》

2019-01-18 13:02:18 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は、穏やかな冬晴れの一日となっています。

さて、大盛況となっている「酒器展2019」 【~20日()】も、早いもので残すところ三日間となりました。
若手人気作家の最新作から物故巨匠作家の逸品まで、今年は例年以上の内容となっております。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、文錦堂初出展組のお二方 深谷 勝信さんと松村 遷さんの新作です。
展覧会を開催致しておりますと、毎回熱心な若手陶芸家の方々がご自身の作品を持って売り込みに来てくださいます。
彼らもその内の一人で、今回の初出展の為に何回も窯を焚いて下さり、その中から選りすぐりの作品で挑んでくれました・・・。(感謝)

先ずは、愛知県立窯業高等技術専門校を卒業した後に備前焼の山本 出 氏に師事された深谷 勝信さんの「幡豆」作品から。
地元 愛知県西尾市幡豆町の素材にこだわり焼き締められた作品は、多くの来場者の目を惹きつけていました。



   深谷 勝信 作 「幡豆片口」 H 8.9×D14.5cm・・・・・¥19,440-



   深谷 勝信 作 「幡豆佐久酒呑」 H 5.5×D 7.5cm・・・・・(売約済



   深谷 勝信 作 「幡豆黒酒呑」 H 6.2×D 6.8cm・・・・・(売約済

続いて、多治見市陶磁器意匠研究所出身の松村 遷さんの「本沼手黄瀬戸」作品を。
桃山時代の黄瀬戸に魅了され、「いずれは薪窯で」と探し求めて出会った栃木県益子・本沼の地で今後の活躍が期待される若手作家さんです。



   松村 遷 作 「本沼手黄瀬戸徳利」 H 9.8×D 8.6cm・・・・・(売約済



   松村 遷 作 「本沼手黄瀬戸四方酒盃」 H 4.9×D 7.2cm・・・・・(売約済



   松村 遷 作 「本沼手黄瀬戸胴紐酒盃」 H 4.3×D 5.5cm・・・・・ (売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!《1990年代組編/酒器展 2019より》

2019-01-17 13:06:53 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、午前中綺麗な冬空が広がりましたが、昼過ぎから次第に雲が増えて来ました。

さて、連日大盛況となっている「酒器展2019」 【~20日()】も中日が過ぎ、早くも後半戦へと突入です。
若手人気作家の最新作から物故巨匠作家の逸品まで、例年以上の内容となった酒器展をご高覧賜りますよう御案内申し上げます。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日から毎展恒例となっている「私の一押し作品!!」をご紹介させて頂きます。
今展からも選りすぐりの『酒器』をご紹介していきますので、乞うご期待です。

トップバッターとして今日ご紹介する作品は、1990年代生まれの由良 薫子さん(‘93)と、藤田 直樹さん(‘90)による新作です。
若さ溢れるお二方の作品は逸品揃となった今展に新風を注ぎ込み、まさに新時代の幕開けを予感させてくれました・・・。

先ずは、開店早々に “完売” となった今展最年少作家 由良 薫子さんの「見立て絵付」作品から。
多治見市陶磁器意匠研究所を卒業されてまだ間がない由良さんですが、その独創性溢れる作風で早くも愛好家の心を鷲掴みにしています。



   由良 薫子 作 「見立て絵付片口」 H 6.9×D12.7cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「見立て絵付徳利」 H16.2×D 9.1cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「見立て絵付ぐいのみ」 H 4.0×D 8.9cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「見立て絵付ぐいのみ」 H 6.4×D 8.0cm・・・・・(売約済

続いて、クオリティの高い氷裂紋で高い評価を受ける藤田 直樹さんの「米色瓷」「青瓷」作品です。
第10回 現代茶陶展TOKI織部奨励賞を受賞され、日本伝統工芸展でも入選を重ねる若き俊英の作品にも人気が集まりました。



   藤田 直樹 作 「米色瓷片口」 H 9.6×D11.5cm・・・・・(売約済



   藤田 直樹 作 「米色瓷ぐい呑」 H 4.0×D 8.6cm・・・・・(売約済



   藤田 直樹 作 「青瓷ぐい呑」 H 5.6×D 6.8cm・・・・・(売約済



   藤田 直樹 作 「青瓷ぐい呑」 H 4.2×D 8.8cm・・・・・(売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする