岐阜の画廊 文錦堂

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久しぶりのご対面・・・。

2013-06-30 09:55:30 | コレクション
皆さん、おはようございます。 6月最後の週末はいかがお過ごしでしょうか?

今週は、東京や加賀への出張や業者の親睦会、お客様宅への納品などかなりハードな1週間となりました。 
そういえば、先の「四代 田村星都 作陶展」以降もなかなか休みが取れず、1月近く休みを取ってないような気が致します・・・。

そんな疲れている心身を癒してくれるのが、愛着あるコレクションの品々ではないでしょうか。
昨晩少し時間が出来たので、コレクションボードに飾っている収集作品の入れ替えを久々に致しました。
これが、また1点1点思い出のある作品ばかりで、あれでもない、これでもないと思案していると直ぐに時間が経っていってしまいます。
しかしながら、こうした時間までもがコレクターにとってはまた何とも楽しい時間ではありますが・・・。(笑)

そんな入れ替え作業中に、一際存在感を放っていた作品が有りました。 
こうなると、コレクターの一人としては自慢したいものです。 ということで、皆さんにご紹介させて頂きます!!



   樋口 雅之 作 「志野酒呑 銘:炎舞」 H 5.5×D 6.0cm

 

ぐい呑には珍しく「炎舞」という銘が入った作品ですが、良く焼き締まった器肌に銘の如く赤や鼠といった彩りの舞を見せる景色が何ともいえません。
酒豪としても名が通る樋口さんの酒器を、皆さんも一度味わってみてはいかがですか?

樋口 雅之(ひぐち まさゆき)

1967年 岐阜県多治見市生まれ  1986年 多治見工業高校窯業科卒 1990年 名古屋芸術大学彫刻科卒業後、 人間国宝 山本陶秀氏の内弟子として5年間学ぶ 
1994年 東海伝統工芸展入選 1999年 日本伝統工芸展入選 2000年 現代茶陶展入選 2004年 岐阜県現代陶芸美術館ミノセラミックナウ2004 出品
2010年 第4回現代茶陶展入選 穴窯を築窯 他、ギャラリー・百貨店等個展多数
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真剣勝負!!~次回展「末田 恵 作陶展」のDMが出来上がりました。~

2013-06-27 09:14:12 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から太陽が容赦なく照りつけています。 暑くなりそうです・・・。(

昨晩は、届いたばっかりの深見 文紀くんの「漫画織部ぐい呑」を初卸しました。 銘酒で酔い、器で酔う。 まさに至福の時間でした!!
それにしても、酒どころ加賀の田村 星都さんが推奨するだけあって、「手取川」は本当に美味しかったです!?(驚) 飲み過ぎに注意です!!

 「大吟醸 名流 手取川」(吉田酒造店)

さて、「四代 田村 星都 作陶展」を無事終えてホッとする間もなく、早くも次回展のDMが出来上がって来ましたので、取急ぎ皆さんにご紹介致します。
今回は、作成段階から末田さんに「カッコイイDMを期待しています!!」とハードルを上げられてしまった為、かなりのプレッシャーでした・・・。(笑)
皆さんのご評価はいかに???

 「花恵窯 末田 恵 作陶展」 【7月13日(土)~21日()】 

師である造形作家。安倍 安人氏譲りの古備前を想わす作風で、今や押しも押されぬ女流作家としての地位を確立した末田 恵さんによる待望の東海地方“初”個展です。
末田作品の代名詞とも云うべき、器体に見事に降り注がれた黄胡麻と、釉掛けしたかのようにしっとりとした艶を放つ器肌が織り成す景色はまさに圧巻です。
東海地方“初”の個展ということで、今展では自らの花恵窯の一字 をテーマにされた新作群を発表されます。
皆様。お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

13日(土)・14日()、末田 恵先生在廊の予定です。

  
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また一点、Myコレクションに加わりました!!

2013-06-26 09:16:40 | コレクション
皆さん、おはようございます。

今日の岐阜は、活発な梅雨前線の影響で朝から雨が降りしきっており、少々肌寒い1日となっています・・・。
九州から近畿にかけては雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる恐れがあるそうです。西日本方面の皆さんは、どうぞ十分にお気を付け下さい。

さて、昨日、深見 文紀くんより、先に丸栄百貨店で開催された「深見 文紀 陶展」にて購入させて頂いたぐい呑が届きましたので、皆さんにご紹介致します。
私の酒器コレクションに、また一点新顔が加わりました!!

 荷物を開ける瞬間は、業者だということを忘れて一人のコレクターの顔に。(笑)

 丁重にも手紙付きです。嬉しいですね。

 いよいよ開封です。

 共布に栞といった付属品もしっかりと付いています。

 ワクワクドキドキ、この瞬間が堪りません。

 やっと、ご対面です。桐箱の蓋表にも見込みと同様の絵が描かれていました!!

 深見 文紀 作 「漫画織部ぐい呑」

 田村 星都さんから頂いた加賀の銘酒「大吟醸 名流 手取川」で、早速今晩楽しみたいと思います。
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展覧会が終わってもハードな日々が続きます・・・。

2013-06-25 20:47:14 | 日記
皆さん、こんばんは。
15日から開催していた「九谷毛筆細字 四代 田村 星都 作陶展」も無事盛況のうちに終えることが出来ましたが、休む間も無く、ハードな日々が続きます。

昨日は、業者間の年に1度の大会(絵画)が東京美術倶楽部であり、東京へと出張してきました。
AM10:30から開会され、数多くの作品(日本画・洋画)がセリにかけられ、横山大観・東山魁夷・杉山 寧・平山郁夫・小磯良平・・・といった巨匠の名品が、高値で次々と競り落とされていきました!!
中でも最近の現代アートの人気を反映してか、草間彌生・奈良美智といった前衛作家の作品に驚くような高値がついていました!?

また、今日は鈴木 大弓さんと共に先の「NEW Generation 2013展」でご購入して頂いたお客様宅へ納品に伺い、その後は名古屋に行って展覧会を駆け足で見て歩きました。(疲)

栄にある橋本美術で現在開催中の「内田 鋼一展」を見た後、最大の目的でもある松坂屋に向かい、今日が最終日となる「加藤 亮太郎展」「井口 大輔展」へ。

 左から私・井口 大輔さん・三彩の北岡さん。 井口さん、本当にお疲れ様でした!!

井口さんを激励した後は、“眼”を養うべく松坂屋美術館で現在開催中の「日本画を超えた日本画家 杉山 寧 展~悠久なる刻を求めて~」を見てきました。

 

名画が疲れた体を癒してくれます・・・。 

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☆私の一押し作品《彩り華やかな・・・香合編》☆

2013-06-23 11:35:57 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜も、昨日に引き続き、快晴の日曜日となりました。

さて、先週末15日から開催致しておりました「九谷毛筆細字 四代 田村 星都 作陶展」も、早いもので本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
会期中は、多くの来場者が初めて目にする田村家伝統の九谷毛筆細字の技法に驚嘆の声を上げていらっしゃいました。 
星都さんにとっても、今回は東海地方初個展、画廊での初個展など・・・、初物尽くしとなる個展となったそうで、収穫の多い個展となったようです。
改めて、厚く厚く御礼申し上げます。

では、今週初めから続いた「私の一押し作品」。 ラストを飾るのは、星都さんが最も力を注ぐ「香炉編」です。

古典的な技法に現代的な趣を取り入れた若々しい感性が、伝統ある九谷焼の世界に新鮮な風を吹き込んでいます・・・。



   田村 星都 作 「細字萬葉集赤絵六角香炉」 H16.6×D 9.6cm・・・・・(売約済

 赤絵で敷き詰めるように配された彩り華やかな花々が描かれた九谷伝統の花詰文様。

 萬葉集から「花」を連想させる和歌が描かれています。

1例: 「雁がねの 寒く鳴きしゆ 春日なる 御笠の山は 色づきにけり」
訳: 雁の啼き声が寒々しく聞こえだしてから、春日の三笠の山の木々の梢は紅葉に色付きだしてきたことよ。
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