岐阜の画廊 文錦堂

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「柳下 季器 陶展」会場奥風景

2023-05-16 14:38:32 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、今年初めて30℃を超える真夏日となっています。(

さて、昨日に引き続き、今日も柳下 季器さんの個展会場をご紹介致します。
照明を落とした個展会場は、静粛さを漂わせ、さながら茶室の如く趣となりました・・・。



会場奥正面には、【今焼黒】【光悦黒】による「黒茶碗」と共に「片身替花入」が存在感を放ちます。



 壁面には、5/11から開幕した長良川鵜飼に合わせて、加藤 栄三(1906~1972 日本芸術院賞・日展理事)8号「鵜飼」の絵を。

続いて、「茶碗」と共に、「光悦黒花入」「赤連仏レリーフ」「信楽重ねサヤ花入(台付)」も出展され存在感を放ちます。



違い棚コーナーには、土味豊かな【信楽】作品が飾られ、来場者の目を楽しませてくれます。 



最後は、人気の「酒器」コーナー。 
今回も魅力溢れる酒器が多数出展され、多くの酒器党を魅了しています・・・。


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「柳下季器 陶展」開幕です!!

2023-05-15 16:37:38 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、曇り空ながら時折陽が射す一日となりました。

さて、先週末13日(土)から始まりました 「柳下 季器 陶展」
心配された天候も、初日は夕方までどうにか持ち応えてくれたこともあり、県内外から多くの愛好家の方々が足を運んでくださいました。

それでは、柳下さんにとって二年ぶりの岐阜個展となった個展会場をご紹介致します。
目の肥えたコレクターの方々をも唸らす柳下さんの新作の数々をお楽しみください。

明日16日(火)より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、出展作品をご紹介させていただきます。





玄関正面は、今展初発表となった「今焼黒茶碗 銘:紫匂ひ」と共に、【今焼黒】【光悦黒】【赤】による楽三種ぐい吞が来場者をお出迎え致します。
額は、加藤 栄三(1906~1972 日本芸術院賞・日展理事 )による4号 「 鮎 」。



床の間には、「江州信楽小壺」「信楽矢筈口花入」が飾られています。
軸は、加藤 東一(1916- 1996 日展理事長・文化功労者) 画賛 「めくるめく 篝の湯に 鮎踊る」。



【猿投】による湯呑類と共に、柔らかな緋色が印象的な【信楽】の酒器類が並びます。



信楽による「擂鉢」「花入」が並びます。 焼き締めならではの素朴な趣が、花をより一層引き立たせてくれます。



茶碗や花器、菓子器など、【志野】【織部】による美濃陶も発表され注目を集めています。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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次回展DMのお知らせ

2023-04-29 15:27:13 | 工芸
皆様、こんにちは。

いよいよ今日から最大9連休となるゴールデンウイークが始まりましたね。
どうぞ素敵なゴールデンウイークをお過ごしください。

さて、大盛況に終わった先の「池田 省吾 陶展」を無事に終えてホッとするのも束の間、次回展が迫ってきましたのでDMをご紹介させて頂きます。
次回展は、皆様お待ちかねの柳下 季器さんの2年ぶりとなる個展です。
初発表となる「紫匂ひ」と称された今焼黒茶碗など、開催前から既に大きな注目を集めています。
次回展も話題満載の展覧会となりそうで、今から開催が待ち遠しい限りです。 乞うご期待です!!

 「 柳下 季器 陶展」/ 令和 5年 5月13日(土)~ 21日(

「茶陶」に魅せられ、伊賀の地に穴窯を築き、主に楽・信楽・伊賀・志野などを手掛ける柳下 季器さんの2年ぶりとなる個展です。
桃山茶陶に通じる陶芸家 杉本玄覚貞光に薫陶を受けた柳下さんの作品からは、強烈な主張は感じられず静謐な印象ながら、眺めているうちにその静かな存在感に引き込まれてしまいます。
今展では、「紫匂ひ」と称された今焼黒茶碗を初発表されるなど、茶器を中心に酒器や食器などの新作が多数出展されます。
皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。



   柳下 季器 作「今焼黒茶碗 銘:紫匂ひ」 H 8.0×D10.6cm
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巨星墜つ

2023-04-20 10:22:55 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝からポカポカ陽気となっています。

さて、悲しい訃報が飛び込んできました。
国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の加藤 孝造先生が、17日急性心不全のため88歳で逝去されました。
故 荒川豊蔵氏に師事され、美濃桃山陶の伝統的な技術を継承。
桃山時代と同じ構造の穴窯を築かれ、独自の境地を開いた"孝造黒”"孝造志野”を生み出されました。

謹んでお悔やみ申し上げます・・・。



焼成途中で窯から引き出して急冷し、漆黒の釉調を出す【瀬戸黒】



    加藤 孝造 作 「瀬戸黒ぐい呑」 高 4.8×径 6.0cm

独特の美しい緋色を表現した優美な【志野】も人気が高く、ファンは多い。



    加藤 孝造 作 「志野ぐい呑」 高 4.6×径 6.4cm



    加藤 孝造 作 「志野徳利」 高 13.2×径 10.4cm
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完売御礼

2023-04-19 10:55:17 | 工芸
皆様、おはようございます。
今日の岐阜は、朝から曇り空に覆われていますが、上着の必要がないくらいのポカポカ陽気となっています。

さて、先日大盛況のなか幕を閉じた先の 「-種子島無比- 池田 省吾 陶展」 。
会期中は、全国各地から大変多くのお客様にご来廊賜わり誠に有難うございました。
お客様以外にも、美術館関係者やギャラリーの方々も多く、改めて省吾さんに対する注目の高さを感じる個展となりました。
感謝感謝です。

次回は、また2年後。
どんなボッケモノが発表されるか、今から待ち遠しい限りです・・・。





   池田 省吾 作 「ボッケ者」 高 31.6×径 9.8cm (売約済
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