岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画!!

2015-09-27 10:43:01 | 工芸
皆様、おはようございます。

日曜日ということで、朝から金華山に登られる多くの登山者の方々が店の前を通って行かれます。
岐阜市のほぼ中央にあり、標高も329mと初心者の方にも気軽に登山が楽しめれることから、近年では健康ブームも手伝ってか登山客が多く見受けられます。
いくつか登山口はありますが、一番街中にあることから文錦堂近くの水道山から登られる方が多い様です。
これから “紅葉” のシーズンも始まります。 是非一度、金華山登山を楽しまれてみてはいかがでしょうか・・・。

さて、今日は久々に「週末特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。

今日ご紹介する作品は、久々の登場となる各務 賢周さんの「黄瀬戸」による新作酒器揃です。
「黄瀬戸」の名手として知られた亡父 周海先生のご遺志を受け継ぎながらも、自身の理想とする「黄瀬戸」を追求してきた賢周さん。
理想を追求するが故に発表される作品数も少ないのですが、以前に比べて深みが一層増してきた黄瀬戸の釉調は、今後のさらなる可能性を期待させます・・・。

 

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売致しております。



   各務 賢周 作 「黄瀬戸徳利」 H11.4×D 7.7cm・・・・・(売約済

 大胆なヘラ目が入る器形には、亡父譲りの青く透明感のあるビードロが彩ります。



   各務 賢周 作 「黄瀬戸六角盃」 H 4.5×D 6.0cm・・・・・(売約済

 布目が施された見込みに色づくビードロ。 口縁部の焦げと共に見応えのある景色となっています。
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次回展DMのお知らせ

2015-09-26 13:45:57 | 工芸
皆様、こんにちは。

シルバーウィークは、いかがお過ごしでしたでしょうか???
我が家は、息子の高校受験や娘の就職活動などで妻の実家に1年以上帰っていなかった為、妻の実家がある静岡県御殿場市でゆっくりと過ごしました。

 静岡は酒どころとしても有名で、お土産に静岡の地酒 青島酒造さんの【喜久酔(きくよい)特別純米】を購入。

さて、次回展のDMが出来上ってきましたので取急ぎご紹介させて頂きます。

次回展は、文錦堂では初の試みとなる「茶碗展」です。 乞うご期待です!!
ー心静かに一服を服するー 茶碗展」 平成27年10月3日(土)~ 11日() 会期中無休

 DM掲載作品:加藤 卓男 作 「正倉院復元三彩茶碗」

此の度、若手人気作家の新作から物故巨匠作家の逸品まで、古今を通じて日本のやきものの中心であり続ける「茶碗」を一同に揃え、展観致します。
また、若手作家には「割高台」というテーマのもと、文錦堂オリジナル作品を発表して頂きます。
数ある美術工芸品の中で、今なお我々の心を惹きつけてやまない「茶碗」による競演を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

《出展作家》: 池田 省吾、隠崎 隆一、原 憲司、深見 文紀、古谷 和也、矢野 直人、他

《物故作家》: 太田 梁、加藤 卓男、一四代 加藤 康景、西岡 小十、他

※3日(土)、深見 文紀先生在廊の予定です。
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私の一押し作品!!《茶碗・花入・その他編/武末 日臣 展より》

2015-09-26 11:35:08 | 工芸
皆様、おはようございます。
澄み渡る青空が広がる週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか?

シルバーウィークや出張などで、ここ最近ブログの更新がすっかりご無沙汰致し、誠に申し訳ございませんでした。
今朝いらしてくださったお客様にも「最近、更新されていないですね。」と、言われてしまいました・・・。 

さて、大好評のうちに閉幕した先の「~対州~ 武末 日臣 作陶展」
会期中にご紹介出来なかった出展作品の中から、今日も「私の一押し作品!!」と題して選りすぐりの逸品をご紹介致します。

今日ご紹介させて頂く作品は、「茶碗・花入・その他編」です。

先ずは、DM掲載作品の「井戸茶碗」から。
高麗茶碗の一つで、伝世の多くが名物となるなど、最も“格”が高いと称される「井戸茶碗」
この作品も、外側にまわる轆轤目、貫入の生じた枇杷色の釉、竹節状に削り出された高台、高台まわりの梅華皮、高台内の兜巾など見所も多く、まさに高麗茶碗の王者たる風格を醸し出しています・・・。



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 H 8.8×D15.4cm・・・・・(売約済

 高台内の兜巾や脇から荒々しく生じる梅華皮など、見所の一つとなっています。

続いて、俵の器形が印象的な「釘彫牡丹文俵壺」も。 青みがかった釉肌に、釘で牡丹の文様が見事に彫られています。



   武末 日臣 作 「釘彫牡丹文俵壺」 H23.0×D22.3cm・・・・・(売約済

一筆で描かれた鶴が、なんとも上品な趣を漂わせる「粉引立鶴文瓶」も。



   武末 日臣 作 「粉引立鶴文瓶」 H18.6×D12.6cm・・・・・(売約済

最後は、武末先生には珍しい造形作品も。
なんと、武末先生の窯近くの薪置き場に国の天然記念物に指定されているツシマヤマネコの親子が住み着いてしまったそうで、記念に作られたそうです。
武末先生も最初は物珍しく写真を撮りまくっていたそうですが、薪を取りに行く度に威嚇されるそうで、最近はホトホトお困りだとか・・・。(笑)



   武末 日臣 作 「山猫水滴」 H 7.4×D11.0cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!《徳利編/武末 日臣 展より》

2015-09-16 20:08:01 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は曇り空に覆われ、昼過ぎからはも降る生憎の天気となりました。

今日はお客様からご所蔵品の売り立てを依頼され、名古屋へ終日出かけておりました。
あまりの量だった為、後部座席無しの業務用のハイエースをレンタカーし、なんとか全てを下見会場へ運ぶことが出来ました。
明日が売り立て本番ですが、お客様のご期待に応えられるようなんとか頑張りたいと思います!!

さて、大好評のうちに閉幕した「~対州~ 武末 日臣 作陶展」
会期終了後もその余波はジワジワと広がりを見せており、改めて武末作品の人気の高さを感じております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。 今日ご紹介させて頂く作品は、皆さんお待ちかねの「徳利編」です。

先ずは、武末先生の終生のライフワークである「井戸」作品から。
今もなお、月の半分は韓国 通度寺(トンドサ)に滞在し、あちこちの窯跡巡り発掘調査をされる武末先生。 古い陶片から、轆轤の挽き方などを学ばれています。



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高11.4×径10.0cm (売約済

 まるで片身替わりの如く器半分に青みを帯び、所々ほのかに御本も見て取れます。



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高 9.6×径10.0cm (売約済

続いて、白泥の刷毛目にダイナミックに描かれた鉄絵の景色が味わい深い「鉄絵徳利」を。 
李朝時代の本歌の鉄絵徳利は、そのほとんどが韓国忠清南道の鶏龍山で焼かれたことから、別名「鶏龍山徳利」とも呼ばれて現在でも人気です。



   武末 日臣 作 「鉄絵徳利」 高13.2×径10.4m (売約済

そして、徳利の全面に黒釉(鉄釉)が掛けられた2作品も。 別名「黒高麗」とも呼ばれ、その素朴な作行きにより古来より人気を集めています。



   武末 日臣 作 「黒釉俵型徳利」 高 9.6×径 8.8cm (売約済



   武末 日臣 作 「黒釉白花徳利」 高 8.2×径 8.0cm (売約済

次回は、「茶碗・花入編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《ぐい呑編(2)/武末 日臣 展より》

2015-09-13 15:06:55 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は朝から青空が広がり、気温も久しぶりに30度近くまで上昇しています。() 

さて、早いもので5日から開催致しておりました「~対州~ 武末 日臣 作陶展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
昨日もはるばる北九州市からお客様がいらして下さるなど、会期中は県内外から多くの愛陶家の方々で賑わう素晴らしい個展となりました。
2年ぶり7回目の個展となった今展でしたが、還暦を迎えますます円熟味を見せる武末先生の新作群を存分に楽しまれていらっしゃいました・・・。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、昨日ご紹介させて頂きました「井戸」作品以外の「ぐい呑」です。
大酒豪?であられる武末先生ならではの、魅力溢れる「ぐい呑」群をお楽しみください。

先ずは、おおらかで簡素な造形、品格漂う淡い枇杷色の釉肌など、いかにも「奥高麗」を思わせる、



   武末 日臣 作 「奥高麗杯」 高 5.3×径 6.3cm (売約済

続いて、片身替わりの器肌に白黒による象嵌で丸文が施された「狂言袴」作品を。
狂言袴の名称は、狂言師の袴の文様に似ていることから付けられたとされます。



   武末 日臣 作 「狂言袴杯」 高 5.6×径 6.0cm (売約済

さらに、新たに制作された「御所丸」作品も。 
御所丸の名称は、対馬藩が運航していた御所丸という幕府官船で運ばれたことにより付けられたと伝えられていますが、定かではありません。
特徴は、磁器質の素地を用い、半筒で楕円形に歪められた作品が多く、高台脇には面取りのヘラ削り施されています。
また、高台は大きく多角形に削り出されているのが特徴です。



   武末 日臣 作 「御所丸杯」 高 4.7×径 7.2cm (売約済

使えば使うほどに味を増し育つことで酒器の王者とも呼ばれる「粉引」作品も。 武末先生も、李朝時代の本歌の「粉引盃」を日々育てているそうです。
特徴的な青みを帯びた柔らかな釉肌は、いかにも育ちそうです・・・。



   武末 日臣 作 「粉引吉字杯」 高 3.4×径 7.5cm (売約済

最後は、鉄分の多い胎土に数種類の釉薬が掛けられている「伊羅保」作品を。
伊羅保の名称は、胎土に含まれた粒子がいらいらとした質感をなすためと言われていますが、これも確かな所は不明です。



   武末 日臣 作 「伊羅保杯」 高 3.7×径 8.2cm (売約済

次回は、「徳利編」です。 乞うご期待!!
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