岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画(3)/黄金の競演《池西 剛 編》

2013-07-28 08:41:51 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今朝の岐阜は既に30度を越しており、今日も真夏日となりそうです・・・。

26日(金)からご紹介しておりました「週末特別企画」、最後を飾るのは愛媛県今治市にて作陶活動を続ける池西 剛さんの珠玉の黄瀬戸酒器揃から。

近年、その活躍は目覚しく、備前・黄瀬戸・唐津・高麗など多種多様の作品は、そのどれもが古陶と見まがわんばかりの風格を感じさせ見る者を驚かせます。
中でも人気の黄瀬戸作品は、その柔らかな釉調から古格を漂わせながらもどこか温かみを感じさせてくれます。 まさに酒を呑んでみて旨く楽しい酒器だと言えます・・・。 



先ずは、徳利から。



   池西 剛 作 「黄瀬戸徳利」 H14.0×D 7.4cm・・・・・¥75,000-

 首肩部には、タンパンと焦げによって彩られた池西先生独特の草花文が。

続いて、



   池西 剛 作 「黄瀬戸酒盃」 H 6.1×D 5.8cm・・・・・¥45,000-

 器体中央に大胆に刻まれた梅花文に色濃く彩るタンパン。

番外編として、印刻や線刻などの装飾を用いずシンプルにタンパンや鉄彩のみで仕上げたぐい呑も。



   池西 剛 作 「黄瀬戸酒盃」 H 5.1×D 5.8cm・・・・・¥45,000-

 柔らかな釉調にタンパンと焦げがほのかに彩る景色。 

池西 剛 (いけにし ごう)

1961年 大阪府吹田市生まれ。 各地の窯場を巡られ日本・朝鮮・中国の古陶磁を学んだ後、愛媛県今治市に五連房式登窯・単室穴窯を築窯され、全国各地で個展を中心に作品を発表されています。

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