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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

一番しんどい12月。冬支度は疲れるねぇ

2010年12月22日 | バラ日記
そうじゃなくても忙しい年の瀬。一年でもっとも忙しい12月。一年でもっとも疲れる12月。師走だからといって走り回っている訳じゃないよ。バラの世話は手がかかるけど、とりわけ年末から1月にかけては作業が大変なんだ。

つるバラの誘引をはずして全ての葉を落とし、剪定をして冬の消毒(石灰硫黄合剤)をする。で、改めて誘引をして、株廻りを清掃してから寒肥を施す。ま、流れはこんなもんなんだけど、例えば一本杉にからめてある「ニュードン」の誘引をはずすだけでも大変なんよ。斜面にはしごをかけて地上3mまでからめてある棘棘のバラの誘引をはずすのは危険を伴うし、皮グローブしてても棘の鞭が体中にひっかかるし…。

本来なら、つるバラの剪定と寒肥施肥は12月、木立性バラの剪定と寒肥施肥は1月の作業なんだけど、1月11日から順天に入院するからさ。だから12月に繰り上げて120株全ての剪定と寒肥をしなくちゃなんないのよ。カブトムシのお兄ちゃんに手伝いにきてもらって、二人で四日間びっちりの作業だからね。もしかして五日かかるかなぁ。疲れる…。

ん?入院の訳?別に命に関わる病気じゃないから心配には及ばないよ。いえね、胸に血管腫っていう大きな痣があってね。で、汗をかくとその皮膚の一部の汗腺から黴菌がはいって潰瘍をおこしちゃうんだ。その都度、消毒して抗生物質を塗ってガーゼを取り替える、これ、毎日だからいい加減面倒なんだよ。それに潰瘍を繰り返していると癌化する可能性もあるしさ。
で、血管腫を除去して太股の皮膚を剥いで植皮するって手術するわけ。なんせ結構大きな血管腫痣を切り取って、太股の皮膚を剥ぎ取って胸にはっつけるって事だから…これはもう…痛いだろうねぇ。全身麻酔が切れた後は…泣く?男の子でしょ!うん。

入院期間は最低二週間、恐らく二十日間だろうから、退院は1月末日ね。退院しても、移植した皮膚がはがれると大変だから、しばらくはおとなしくしてないと。庭仕事なんてとんでもない。
という訳で、何もかも12月にやらなくちゃなんないのよ。あー忙し。

1月はバラもお休み、ギターもお休み、ウィスキーもお休み、ネットもお休み。ひたすらベッドの上で読書です。痛みをこらえながらね。

あっ、間違っても見舞いに来るなんてしないでね。みっともないとこ見せたくないでしょ。頭ボサボサ髭ぼうぼう、泣きのジローなんて見たくもないでしょうが。

入院期間中、家内は伊東の杜でショートステイ。ジロー猫は出入り自由だから24時間空調でヌクヌクと家の中。猫飯は娘が毎日せっせと。主人が大変だって時になんとも脳天気で自己中なんだから腹がたつじゃないか。