さて、経済的自立が出来たとしても、伊豆高原を終の棲家とする老後の夢を全うするには、夫婦二人共に健康で仲良く暮らせることが大前提となる。
しかしながら、夫もしくは妻のどちらかが何らかの病気や怪我や事故で逝ってしまう事も十分あり得る話だ。予期せぬ出来事で高齢者の独り暮らしとなってしまい、しかも病気や怪我で我が身が身体不自由になった場合でも、伊豆高原の自宅で暮す事が出来るか?
最悪な状況に陥ってしまった場合に、どのような生活をおくる事が出来るかも考慮しておかねばならぬ。心配症だなと言われそうだが、ここを終の棲家とするかどうかを考えるのであれば、人生最悪の場面も切り抜ける方策も考えておかねばなるまい。
例えばあなたが、齢65歳を超え、一人暮らし、かつ、病気や怪我や事故により、自分一人では日常の生活もままならぬ事になってしまったとしよう。たとえば身体の状況は
① ベッドから自分で立ち上がり、手摺、歩行器などを使って、少しの時間と距離なら家の中を移動できる。幸いに家の中はバリアフリーであり、寝室は一階にある。尚、階段を上がる事は出来ない。(住まいの設計条件は極めて重要)
② トイレはシャワートイレで寝室に接しているので、自分で排泄処理が可能。(この設計条件も極めて重要)
③ 着替えなどは若干の補助を要する。
④ 掃除、炊事、後片付け、洗濯、取り込み、アイロン掛け、収納、寝具の交換などは出来ない。尚、予め用意された材料で、トースト・果物・卵・コーヒー程度の簡単な朝食なら自分で用意も可能。
⑤ 一人での外出は不可能。車の運転は出来ない。買い物や医者に一人では行けない。
⑥ 年相応の物忘れや反応の悪さ、軽い難聴があるが、いわゆる認知症には至っていない。
⑦ 携帯電話を使い人との会話は何とか出来る。
⑧ 簡単なパソコン操作は可能(簡単なEメール、お気に入りのサイトを見る、など)
さあ、どうする?
子供たちの世話にならず、高額な有料老人ホームに入る事もなく、伊豆高原の終の棲家で生き抜く事は可能か?
答えは「可能」だ。ただし住まいのバリアフリーと寝室・トイレの位置などは必須条件となるだろう。
事例に見られる身体状況で受けられる介護サービスの事例を、拙宅が世話になっているケアマネージャーさんの協力を得て組み立ててみた。もちろん、終の棲家で在宅しながらの生活支援だ。
① 介護ヘルパーさんは、月・水・金の週三日、12時から15時までの三時間のサービスを受ける。サービスの内容は、掃除、炊事、後片付け、洗濯(全自動)、寝具天日乾し、アイロン掛け、収納、寝具の交換、買い物、歩行訓練などを目的とした周辺の散歩付き添い、薬の管理、銀行・病院・役所などへの付き添い、などが対象となる。
② 近くのデーサービスも活用する。火・木・土の週三日、9時~15時とし、昼食とお風呂はデーサービスのお風呂を利用する。
③ 福祉用具として電動介護ベッドおよびその付属品などのレンタルを受ける。
以上の状況と介護サービスを受けた場合は、ほぼ、介護保険の範囲内で賄われる。ただし、通院の為の介護タクシーやデーサービスの為の着替えや送り出しなどの部分は自己負担部分となるだろう。その場合の介護保険外自己負担料金は2時間以上の場合で1時間あたり2350円となる。
仮に介護保険外の介護サービスを毎週一回3時間(月に4回12時間)受けた場合は、12時間×2350円=28200円が自己負担部分となる。
その他、市の配食(夕食)サービスを受けた場合は、一食450円で夕食弁当を配達してくれる。(週三回まで)市の配食サービスの他、民間の高齢者用弁当配食は昼食弁当500円程度、夕食弁当で700円程度で日替わり弁当を配達してくれる。
これだけのサービスを受けた場合でも自己負担総額は月額32000円~35000円程度。ならば、たとえ一人身になって半身不随になったとしても、終の棲家で余生を全うするのも不可能ではない。わがニッポン、捨てたものではない。
と期待するのだが…我が国の福祉政策もコロコロと変わるし財政悪化も歯止めが効かないし…。安心の担保は難しい。
しかしながら、夫もしくは妻のどちらかが何らかの病気や怪我や事故で逝ってしまう事も十分あり得る話だ。予期せぬ出来事で高齢者の独り暮らしとなってしまい、しかも病気や怪我で我が身が身体不自由になった場合でも、伊豆高原の自宅で暮す事が出来るか?
最悪な状況に陥ってしまった場合に、どのような生活をおくる事が出来るかも考慮しておかねばならぬ。心配症だなと言われそうだが、ここを終の棲家とするかどうかを考えるのであれば、人生最悪の場面も切り抜ける方策も考えておかねばなるまい。
例えばあなたが、齢65歳を超え、一人暮らし、かつ、病気や怪我や事故により、自分一人では日常の生活もままならぬ事になってしまったとしよう。たとえば身体の状況は
① ベッドから自分で立ち上がり、手摺、歩行器などを使って、少しの時間と距離なら家の中を移動できる。幸いに家の中はバリアフリーであり、寝室は一階にある。尚、階段を上がる事は出来ない。(住まいの設計条件は極めて重要)
② トイレはシャワートイレで寝室に接しているので、自分で排泄処理が可能。(この設計条件も極めて重要)
③ 着替えなどは若干の補助を要する。
④ 掃除、炊事、後片付け、洗濯、取り込み、アイロン掛け、収納、寝具の交換などは出来ない。尚、予め用意された材料で、トースト・果物・卵・コーヒー程度の簡単な朝食なら自分で用意も可能。
⑤ 一人での外出は不可能。車の運転は出来ない。買い物や医者に一人では行けない。
⑥ 年相応の物忘れや反応の悪さ、軽い難聴があるが、いわゆる認知症には至っていない。
⑦ 携帯電話を使い人との会話は何とか出来る。
⑧ 簡単なパソコン操作は可能(簡単なEメール、お気に入りのサイトを見る、など)
さあ、どうする?
子供たちの世話にならず、高額な有料老人ホームに入る事もなく、伊豆高原の終の棲家で生き抜く事は可能か?
答えは「可能」だ。ただし住まいのバリアフリーと寝室・トイレの位置などは必須条件となるだろう。
事例に見られる身体状況で受けられる介護サービスの事例を、拙宅が世話になっているケアマネージャーさんの協力を得て組み立ててみた。もちろん、終の棲家で在宅しながらの生活支援だ。
① 介護ヘルパーさんは、月・水・金の週三日、12時から15時までの三時間のサービスを受ける。サービスの内容は、掃除、炊事、後片付け、洗濯(全自動)、寝具天日乾し、アイロン掛け、収納、寝具の交換、買い物、歩行訓練などを目的とした周辺の散歩付き添い、薬の管理、銀行・病院・役所などへの付き添い、などが対象となる。
② 近くのデーサービスも活用する。火・木・土の週三日、9時~15時とし、昼食とお風呂はデーサービスのお風呂を利用する。
③ 福祉用具として電動介護ベッドおよびその付属品などのレンタルを受ける。
以上の状況と介護サービスを受けた場合は、ほぼ、介護保険の範囲内で賄われる。ただし、通院の為の介護タクシーやデーサービスの為の着替えや送り出しなどの部分は自己負担部分となるだろう。その場合の介護保険外自己負担料金は2時間以上の場合で1時間あたり2350円となる。
仮に介護保険外の介護サービスを毎週一回3時間(月に4回12時間)受けた場合は、12時間×2350円=28200円が自己負担部分となる。
その他、市の配食(夕食)サービスを受けた場合は、一食450円で夕食弁当を配達してくれる。(週三回まで)市の配食サービスの他、民間の高齢者用弁当配食は昼食弁当500円程度、夕食弁当で700円程度で日替わり弁当を配達してくれる。
これだけのサービスを受けた場合でも自己負担総額は月額32000円~35000円程度。ならば、たとえ一人身になって半身不随になったとしても、終の棲家で余生を全うするのも不可能ではない。わがニッポン、捨てたものではない。
と期待するのだが…我が国の福祉政策もコロコロと変わるし財政悪化も歯止めが効かないし…。安心の担保は難しい。
いまや自己防衛が必要な世の中。政府はあてになりませんものね(^^;;
国も政府もシンプル&コンパクトがよろしい。でも、政治家はコンパクトでは困ります。頼りなくって…・
政府自民党は分裂崩壊寸前だし、小沢さんも今一見えないところがあるし…。オバマみたいなリーダーシップがある人出てこないかなぁ。
国には頼れそうにないので、ひたすら体力増進を図らなくっちゃ。今日は家内がデーだから、これからジムに行ってきます。