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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

ジローの腫れもの

2010年04月20日 | 定年後の徒然日記
あり~~~? なんか変じゃない? ジローの左の頬が膨らんじゃってるんだけど。
頭に二か所も傷あるし。
それにしても…クックッ…なんかオッかしいよね、この顔…クックッ、
お多福猫..



(ザケンジャネエヨ、ワラッタナ、クッソォー)

そういえばお多福風邪になったのは小学生の頃だったよなぁ。覚えてるんよ、高熱出して顔がお多福みたいになっちゃってさぁ、顔に氷嚢(これ知ってる?氷を入れたゴムの袋なんだけどさ)を充ててウンウン唸っているところに往診の先生と看護婦さんが来てさ、

「こりゃぁお多福風邪ですなぁ、じゃ、ボク、お尻出してね」
お、お尻?何すんの?
「お注射するのよ」と看護婦さん

嫌だぁぁぁぁぁ!
「大丈夫だよ、痛くないからね」
本当に痛くない?
「ちょっとチクッてするけどね」
嫌だぁぁぁぁぁ!

「男の子でしょ、僕は強いんだもんね、泣かないもんね」
「お母さん、押さえていてくださいね」
ひ~~~~~~~~~

「プスッ!」
ギャアァァァァァ~~~~~~~

あれがトラウマになっちゃってさァ、白衣のお医者さんと看護婦さんみると、それだけで泣きがはいっちゃうのよ。ま、長じてからはさすがに泣きべそはかかなくなったけどさ、それでも注射とか・メスとか・切るとか・縫うとか・剥がすとか・キィ~~ンなんてドリルの音とか、そういうフレーズを聞いただけで痛みを感じちゃうのは今も変わらないんだよね。

美人の看護婦さんなんかが優しい言葉で「大丈夫ですからね、すぐ終わりますからね」なんて言われると、「はあァァい!」なんてお返事しちゃう癖も治らないんだけど。

だけどさ、この膨らみは異常だよ…もしかして癌?
(ジロー カワイソウ ハヤクオイシャサンニツレテッテ)

で、毎度の伊豆高原やんもの里動物病院へ。

「ホホゥ…膨らんじゃいましたねぇ」
せんせ、これって、もしかして癌とか?

「喧嘩ですねぇ」
けんかですかぁ?

「そ、喧嘩です。爪が喰い込んでですねぇ、バイキンが入って化膿しちゃったんですね」
何やってんだろ、今年に入ってから三度目ね 喧嘩の傷で病院へ来るの…
そのたんびに高い治療費払ってさ
「は?」

いえ、そうじゃなくって…
馬鹿だねぇいい歳こいて、歳なんだからさ、喧嘩なんてするんじゃないの、若い不良猫に勝てる訳ないっしょ、ったく気が強いんだから。

「年寄りなんだから外に出しちゃ駄目っていったでしょ、トイレの砂はあるんですか?」
ちゃんと用意してるんですけどねぇ、ちょっと傷が癒えるとすぐに元気印になっちゃって、外に行かせろって喚くんですよ。

「しょうがないねぇ、じゃ、ボク、お尻出してね」
(オ、オシリ?)
「お注射するのよ」と看護婦さん

(イヤダァ~~~~~~~)

「大丈夫だよ、痛くないかんね」
「チョット チクッってするだけね」

(タスケテ~~~~)

「男の子でしょ、僕は強いんだもんね、泣かないもんね」
「ジャ、オトウサンモ、オサエテクダサイネ」
(ヒィ~~~~~~~~~)

「プスッ!」
ギャアァァァァァ~~~~~~~

「大丈夫ですよ、もう終わりましたからね」と看護婦さん
ハア~イ(思わず良いお返事をしてしまった)
なんか昔のシチュとおんなじじゃないの