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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

テーマ5.伊豆の家を建てるときの拘り

2006年09月04日 | 定年後の徒然日記
大した家ではありませんが建築家の端くれですから一応は拘りました。ざっと列挙すると

①夫婦何れかが介護を必用とした時にも、介護する側が疲れない家。つまりバリアフリーです。一階は段差無く、どこへでも車椅子で行ける開口巾。寝室はベッドで余裕のある広さとし、洗面とトイレが寝室から直接行ける事。玄関のベンチ、手摺などは当然。

②浴室は伊豆石貼りで浴槽縁と腰壁を桧板貼り。浴槽につかりながら海を眺め利島や新島を望める事

③キッチンは安全なIH

④3LDKとし、どの部屋からも海を望めること

⑤耐震性は等級3(阪神淡路大震災の1.5倍の地震でも倒壊しないレベル)

⑥劣化軽減等級3(適正なメンテをすれば75年~90年長持ちする耐久性)

⑦高断熱高気密24時間換気、空調費は真夏の8月でも月15000以下

⑧風が通り抜けるレイアウト

⑨外観は落ち着きのあるリシン掻き落しと瓦葺の大屋根(いかにも建築家の考えるデザインと言われる様な設計は止めました。)

⑩建物施工費は坪あたり55万円以下

こんな条件で設計しました。
①から⑩まで一応クリア出来ましたが、もっとも良かったと言えることは
①バリアフリー設計、③IHクッキング、⑦高気密高断熱、⑧風が通り抜けるレイアウト の三つです。

造園はもっと考えるべきでした。

なんか自慢話のようでスミマセン。
参考にしてください。