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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

気がついたら熱川

2008年01月22日 | 定年後の徒然日記
今日はお仕事(リタイアしたのに…)で日帰り出張。
伊豆高原から熱海⇒東京⇒宇都宮と乗り継いで餃子の街へ。相方と待ち合わせ場所が新幹線宇都宮駅東口前の餃子の像。で、餃子の像を探すのだが…無い。駅前交番に飛び込んで「あのう…餃子の像ってどこですか?」
「餃子?あぁ、そこだよ」
「そこ?」
「うん、そこ…」
なんと、交番の斜め前数mのところに何やら石造が鎮座しているではないですか。石造といっても、高さ1.5mくらいの…。
「ん?これって…餃子???」
何度見ても「餃子?…そう言われれば餃子と見えなくもない…か」

お仕事終わって宇都宮から東京へ。東京駅ではもちろんお約束の「高級駅弁:懐石弁当」をお買い上げです。
お弁当抱えて「こだま」に乗車。熱海までの50分をノート広げて頼まれ原稿を執筆です。
熱海で乗り換え、伊東で乗り換え、家内とジロチャンお待ちの伊豆高原へ一目散。朝からおいでいただいている家政婦さんは17時までだから、家内一人で心細いだろうなあ。車内でビールなんてダメと自ら言い聞かせて、しょうがないから原稿の続きを…。それが大間違いのもとだった。
ノート広げてキーボードを叩いていると集中してしまうのです。執筆に乗りが出てくるともういけません。原稿は快調に進展するのですが周りが見えなくなります。周りの音も聞こえなくなります。

「伊豆アタガワ~~~」
「ん?んんん?」
「アタガワ~~~」
「た、大変だぁぁぁぁぁ!!!」

乗り過ごしです。以前は「気がついたら名古屋」だったから熱川ならまだましですが…。幸い、熱川下車と同時に上りの電車が来ましたからロス時間は20分程度ですみましたが、これでビールでも飲んでいたら下田まで行ってたかもです。

出張帰りの新幹線と伊豆急は、アルコール駄目!パソコン駄目!読書駄目!
老齢化現象の一つです。そのうち、失禁対策パンツを履かなくちゃならないかも。(新幹線のシートに置いてあった新聞広告をなぜか思い出してしまいました。)

散策j

2008年01月06日 | 定年後の徒然日記
暖かな日差しに包まれる正月の伊豆高原。娘の介護で家内の気分もいい。で、今日も車いすで散策へ。
今日は海に行こうか。135号線は渋滞してるから、近くの城ヶ崎に行ってみようよ。吊橋のあたりは観光客でいっぱいだし…でも、車イスでも海の傍まで行ける海洋公園に行ってみよう。(駐車料500円、入場料一人500円はもったいないけど)でも、海洋公園の切符売り場で車いすの家内を見て、「障害者手帳はお持ちですか?」「いえ、手帳は持っていませんが介護3級なんです」「じゃ、お二人分だけで結構ですよ」 なるほど…ちょっと得した気分。
お金払っただけの景勝地ではあります。海洋公園の中での撮影です。

小島の海鵜を望遠でショット


逆光の磯


海洋公園から望む城ヶ崎灯台


そうだ、初詣にもいかなくちゃ…。で、神砥神社に行ってみたけど、参拝するには急な階段を上らないと。車いすで行けるスロープはありません。他に神社は?そうだ!池の里の神社なら人もいないし、確かスロープがあったような。
早速向かった池の里。神社(池の神社なのに「やまの神社」と名札が?)は人気がありませんし小さな社ですが立派な風格です。すぐ下まで車いすで行けたので代表してジローが階段を上りお賽銭を。カランカランを鳴らして、二礼二拍手一礼。家内と娘は階段の下で手を合わします。
来年のお正月には、階段を上がってお参り出来ますように。右半身の痛みがなくなりますように。


ついでに池の里の散策です。日本の原風景でしょ。



そうそう、昨日のさくらの里での散歩で珍しい真っ白な大型犬に会いました。それも三匹。なんでもスイス?の犬だとか。名前は聞いたけど忘れちゃいました。一匹で50キロ、三匹で150キロ。しかも室内で飼っているそうです。ジローの家でもジャーマンシェパードが居たんですが八年くらい前に12歳で亡くなりました。名前はジェフ。お墓はジローガーデンの東斜面にあります。


真白な犬の次は真っ白な富士山。さくらの里から見る富士は久しぶりです。やっぱり富士山はいいなあ。




冬の陽光

2007年12月28日 | 定年後の徒然日記
このところ寒風木枯らし舞う冬景色と暖かい陽光の伊豆高原の繰り返しです。
デッキから眺める陽光にきらめく海、アロエの花が咲いています。



ジュリア、うつむきかげんの君の美しさも寒さで凍えそうだ。


こういう暖かい日は久しぶりに散歩に出よう。幸い娘が来ているのでヘルプを頼む。さくらの里、決まりきったコースだけど幸せな時間が流れる。車いすを押す娘が何やら家内と言葉を交わしている。来年の春には車いすの必要がなくなるように頑張らなくっちゃ。結婚する気の無い娘も困ったもんだが。


十月桜、この桜、毎年10月から翌年の春まで咲き続けるんですよね。寒さに耐える桜…じっと耐える桜

伊豆高原コーラス

2007年12月23日 | 定年後の徒然日記
昨日までの冷たい雨は朝にはあがり暖かい日差しの一日となった。そういえばS様の奥様が伊豆高原駅で歌われるという話を昨晩の忘年会で酔っぱらいながら伺った。天気もいいし聞きに行こうか?と聞くと「ウン」という嬉しい返事。娘にお化粧を手伝ってもらい久し振りにうきうきした気分の家内を見ると嬉しくなる。まだ時間があるから買い物しようね。で、ナガヤで夕食の買い物。車いすではあるが、家内にとっては四か月ぶりの買い物となりました。ついでにフィヤージュでお昼のパンを買い、伊豆高原駅に向かうと丁度良い時間です。
駅構内の広場ではスタンバイOK。タキシードの紳士達とビロードのドレスの淑女が大勢いらっしゃいます。
「Sさん、どこにいらっしゃるかなあ」
キョロキョロ探して、「あっ、いらっしゃった!」メンバーの中では一番お若いんじゃないかなあ。
クリスマスにふさわしい曲のコーラスが始まります。コーラスってちょっと軽く見てたのですが、う~ん…美しい歌声です。ハーモニーが素晴らしい!うっとりと聞いてしまいます。ジローのデジカメを持参してなく、娘の携帯でパチリ。不鮮明なスナップでごめんなさい。
Sさんの奥様、ご趣味が幅広いです。伊豆高原の楽しい毎日を満喫していらっしゃいます。

忘年会

2007年12月23日 | 定年後の徒然日記
昨晩は「たつ野」で忘年会。ブイヤベースを囲み、たけちゃんご夫妻、Sさんご夫妻、tsukaさん、ジローの6人で賑やかに盛り上がりました。楽しかったなあ。とてもいい忘年会になりました。皆様から激励をいただき元気が出ます。
Sさん、ワイン差し入れありがとうございます。
今年は本当にいろいろな事がありすぎました。ジロー家にとっては最悪の年でしたが、おかげさまで今年の垢を洗い流せたようです。
年末に入り伊豆高原も寒さがつのります。皆様くれぐれもご自愛を。
来年は良い年でありますように。

退院 そして、これから

2007年11月25日 | 定年後の徒然日記
こんにちは しばらくブログをお休みしてすみませんでした。
たけちゃん、tsukaさん、隣人Sさん、かめ姫さん、コーネリアさん、アンジェリケさん、チーママさん、hanachan、あやさん、応援してくれる皆様、いつもご心配をおかけして申し訳ありません。いつも励ましのコメントを感謝しています。

おかげさまで家内は11月23日に中伊豆リハビリセンターを退院しました。入院して二か月、本当はまだリハビリ入院を続けなくてはいけない状態なのですが、ストレスに弱い家内には限界かなと思い、退院させました。
退院当日は娘も加えて退院祝いをしました。たつ野のマスターと女将が腕をふるってくれて、伊豆の海の幸満載のブイヤベースが届けられました。さすが一流ホテルで腕を磨いたコックさん、今まで食したどのブイヤベースよりも美味かった!洋食というレベルの店ではなく、本格的なレストランにすればいいのにね。Sさんご夫婦に伝言!お好きなワインのボトルをお持ちくだされば店で預かりますとの由、たつ野のメニューには載っていない注文をしてみてください。

さて、賑やかな退院祝いも終わり、次の日から本格的な介護の生活が始まりました。
7:00 起床、着替え、軽い体操、歯磨き、トイレ
7:30 朝食準備 7:45 血糖値・血圧測定・お薬
8:00 朝食 牡蠣の雑炊、サラダ、果物、400K㌍
8:30 歯磨き
9:00 食器洗い、清掃
10:00 リハビリ45分
11:30 洗濯など
12:00 昼食準備 12:30 血糖値・血圧測定・お薬
12:45 昼食 ハムと卵のサンドウィッチ、野菜サラダ、ヨーグルト、低脂肪牛乳、500K㌍ 暖かい日なのでデッキでランチ
13:15 歯磨き
15:00 リハビリ45分
16:00 買い物
17:00 夕食準備
17:45 血糖値、血圧測定、お薬
18:00 夕食 焼き魚、小松菜と油揚げの炒め物、けんちん汁、ご飯、果物 600K㌍
18:45 歯磨き
19:30 入浴
20:00 夜のお薬
20:30 就寝(実際に眠るのは22時頃)
21:00 自分の時間でTVなど

まあ、だいたいこんな感じです。結構忙しい日々となりました。食事のメニューを考えるのが一番大変かなぁ。この繰り返しの生活がずっと永く続くと思います。でも、ちっとも苦ではありませんよ。夫婦とジローとのゆるやかな生活が続けられればそれで幸せですから。

明日の午後は伊東市民病院へ、明後日は伊東丘リハビリセンターの通院手続きへ
来週からは介護ヘルパーさんが週に二日、2時間のヘルプをしていただけます。
そうしたらバラを再開しますからね。

ジローガーデンの秋バラは中途半端で終わらせてしまいました。
これからは冬支度です。この忙しいのにERの苗を注文してしまいました。冬に備えて、雑草とり、葉落とし、元肥、仮剪定、消毒、・・・やること盛りだくさんだというのに。
ガーデンの写真も来週からアップさせますね。

皆様の応援に感謝!







終の棲家

2007年10月10日 | 定年後の徒然日記
伊豆高原の家、私はこの家を「終の棲家」として建てました。「終の棲家」とは文字通り、人生の終焉を迎えるための、そして残りの人生を夫婦して恙無く安心して楽しめる我が家であるべきとの思いがあります。その為のロケーションの選択であり、その為の設計であり、その為の準備も十分にしてきたつもりです。

でも、「なんで手が動かないの?なんで足が動かないの?なんで上手く話せないの?なんでこんな体になっちゃったの?もう病院は嫌、お家に帰りたい…早く帰りたい…」涙をいっぱい浮かべながら呂律の廻らない言葉で訴える家内に、うろたえて慰めともならない言葉を返すしか出来ない自分が情けなくてなりません。

桜の名所としても知られる伊豆高原の観光スポットさくらの里。冬の木枯らし吹きすさぶ時期外れの公園は人気もなく寂しいものです。「寒いわねぇ」「大室山からの吹きおろしは堪えるな」「もう足が痛くて歩きたくない…」「痛くても歩かなくちゃ…先生が言っていたじゃないか、無理をしてはいけないけど、ゆっくりでいいから散歩を続けてくださいって」
寒い冬も二人で散歩を続けてきました。希望もあったし二人の散歩は楽しいものでした。この夏も汗だくになりながら雨でもない限り散歩を続けてきました。それは治るという確信があったからです。
勿論今でも私は「治る」という希望は失っていません。でも、家内の泣き顔を見ると心が挫けそうになってしまいます。

この住まいは私達夫婦にとっての本当の終の棲家となるだろうか…不安です。
今日、玄関前の手摺工事が完成しました。介護保険から20万円の補助が出るそうです。有り難いことではありますが、手摺がなんとも白々しく見えてしまいます。


晩酌

2007年09月30日 | 定年後の徒然日記
たけちゃん、tsukaさん、Sさん、いつも激励と良きアドバイスをいただいている皆様こんばんは。9月は本当に大変な月でしたが少し落ち着いてきました。月は替わって神無月。秋ですねえ。10月は6日7日8日と連休ですね。心機一転、元気な秋を迎えたいものです。
で、お時間が合えば晩酌をご一緒に如何ですか?いえ、女々しい話はいたしませんからご安心を。喉元過ぎればすぐケロっとして晩酌だって?とお叱りをいただきそうですがジローもたまにはリラックスしたいのです。
6日(土曜)か7日(日曜)あたりはどうでしょう。「たつ野」で旨いものを用意するそうです。

中伊豆リハビリセンター

2007年09月30日 | 定年後の徒然日記
中伊豆リハビリセンターに入院して三日。ようやくセンター生活にも慣れてきて、帰りたい、寂しい、というセリフは出なくなりました。でも、入院当日(9月28日午前11時)は落ち込みました。家内も落ち込んだと思うけど、自分も目茶苦茶落ち込んでしまって最悪の日だったなぁ。
何しろ当日は介護認定士が来宅する日だったので朝から緊張しっぱなし。朝6時起床、シャワーを浴びて7時には朝食作り。7時半に家内を起こして洗面、着替え。8時に朝食をとらせて後片付け。ざっと掃除してやれやれと思うまもなく9時にピンポン。介護認定士を迎えて家内への問診、動作確認、なんやらかんやらで10時に終了。大急ぎで入院に必要なもの(下着、パジャマ、リハビリシューズ、タオル、トレーニングウエアなどなどを各3~5セット+小物類)を取り揃え、10時30分に出発。中伊豆料金所を通過する頃には家内は疲れて車内でグッスリ。中伊豆バイパスを通り冷川ICに入る。中伊豆リハビリセンターへ行くというと、往復210円の切符をくれます。ICから5キロでセンターへ到着。ロケーション最高!ここはリゾート施設かと間違うほどの環境です。

受付に申し出ると早速事務室で入院案内を詳しく説明されます。やっとインタビューが終わると主治医の診察。なんと家内の大動脈解離の手術を担当した名医(すくなくても我が家では神様)の順天堂心臓血管外科医、山本平先生の同僚らしいのです。
「このセンターに来て、退院する時にはどんな事が出来るようになりたいですか?」
家内 ・・・・・
「ご主人の希望はどうですか?」
そうですね…夢みたいな話ですが車を運転してどこにでも行ける一年前の家内に戻れたら…
「なるほど」
それは夢ですけど、出来れば又、家内と一緒にさくらの里や秋川湖をゆっくりと散策できるようになれば最高です。それに、友達と話をしたり簡単なお料理を作ったり出来れば…
「わかりました。大丈夫ですよ。」
ほ、本当ですか?(今の状態ではとても出来ないのではと私も家内も思っていた)
「本当です。車の運転は判りませんが、日常の生活は大丈夫なくらいになれるでしょう。但し、奥様が、きっと治る、治そう、という意欲が大切ですけどね」
どのくらいの入院期間が必要ですか?
「二ヶ月…でも、努力次第で回復力が早ければ一ヶ月も可能かと…」
嬉しくて涙が出た。家内の顔も久しぶりに笑顔が…。

診察が終わると食堂へ移動します。ざっと30人くらいのリハビリ者が食事をしています。脳梗塞、大手術の後の人、交通事故者などの何らかの原因で身体不自由になった方ばかりです。(当たり前です) 勿論、スムーズに食べられる人はあまりいません。前掛けをかけ、箸かスプーンで一生懸命自分で口に運んでいます。どうしても食べられない人は介護スタッフが食べさせますが、根気良く自分で食べさせます。家内が食事をしている時間に私は地下のレストランへ。ハンバーグランチを食し、売店で買い物をした後で食堂へ行くと既に家内は食事を終えて自室に戻っていました。
どうだった?食事はおいしく食べられた?矢継ぎ早に家内に問いますが、どうも不機嫌です。どうやら持てない箸でこぼしながら昼食をとったのがたまらなく嫌だったらしいのです。周りがみんな不自由な人たちばかりで、自分はとんでもないところに連れてこられて置き去りにされると思ったようです。

その後に担当看護士さんが部屋に案内してくれるのですが、それからが大変です。担当看護士、担当理学療法士、担当作業療法士、担当言語療法士、カウンセラー、薬剤師と六名のスタッフが次から次えと家内に会いにやってきます。全員がやさしく穏やかで家内にインタビューしますが、あまりに多人数でとても覚えられません。

あっという間に夕食の時間。私も食堂に一緒に行って家内の食事をヘルプ。ついつい横から手助けをしてしまう。食事が終わると、「それでは車椅子を自分で動かして洗面所に行きましょうね。そこで歯を磨いてから自室に戻ってください」
最初の5mは自分で動かすが、すぐに止まってしまう。疲れた、足が動かない、手が痛い…、自分がいると自ら車椅子を動かそうとしない。つい手助けしてしまう。歯を磨けない、つい手をだしてしまう…自室に入る、ちょっとした動作にすぐ手助けをしてしまう。

「帰りたい、こんなところは嫌、疲れた、足が痛い…」 もう七時だよ、そろそろ帰らないと、また明日早くに来るからね、大丈夫だよ、心配ないよ、きっと良くなるよ、ほら、先生も太鼓判押してくれたじゃないか。「もう帰っちゃうの?明日本当に来てくれるの?」 もちろんだよ、じゃね、お休みね…部屋の入り口でウロウロと。後ろ髪引かれるとはこの事か。こんな気持ち、もう何回しているだろうか。
帰りの冷川インターを出て暗い県道を走り中伊豆バイパスのトンネルに入る頃にはもう駄目。なんであの時気がつかなかったのだろう、あの時こうしておけば、後悔することばかりが次から次へと浮かんできて目茶苦茶自己嫌悪に陥る。その日の夜は眠れない夜でした。

翌日は10時にはセンター到着。どう?昨晩は眠れた?朝ごはんは食べた? 「眠れなかった…」
なんとか宥めすかしているまもなく、担当介護士がセンター内を案内する時間になりました。センター内はともかく広く清潔でした。とりわけ理学療法室、作業療法室の広さと設備の素晴らしさとスタッフの優秀さには感動さえ覚えました。理学療法の手順、作業療法の手順、レクレーションなどを身近に見学します。入院翌日から早速、担当の理学療法士によりリハビリ開始です。なんと…私の前では絶対出来なかった(というより拒否をしていた)行動が少しずつでも出来るようになったのです。椅子から立つ、車椅子に座る、車椅子を動かす(右手右足が動かないのに)、平行棒を使って歩く(勿論ゆっくり)、・・・午後には作業療法です。手指を使う様々な器具、陶芸、絵画、洋裁、台所仕事、入浴、パソコン、車の運転動作…20~30人の障害者が一生懸命取り組んでいます。設備だけではありません。全てのスタッフがプロフェッショナルでした。聞けば日本全国で第七位にランクされる優秀なリハビリ施設なのだそうです。時折、リハビリ風景などをご紹介したいと思いますが、正直言ってこれほど素晴らしいリハビリ施設が伊豆にあるとは思いもしませんでした。横浜に住む娘も、神奈川県でもこれほどの施設は無いと感動していました。
お知り合いに、大手術で体力が無くなった人、脳梗塞や血管障害や心臓障害で身体に障害を負った人、交通事故で不自由になった人などがいらっしゃったら是非教えてあげてください。見学もさせてくれます。

長くなってすみません。


再入院

2007年09月27日 | 定年後の徒然日記
しいたけさん、hanachan、かめ姫様、tsukaさん、エスさん、チーママさん、折節さん、いつも気に掛けていただいてありがとうございます。
皆様からのメッセージ、とても勇気付けられます。こういう時ってブログ仲間のありがたさをつくづく感じ入ります。

22日に退院後、伊東丘のリハビリ施設(ここは言語リハビリもある)にリハビリの申し込みに行きました。診察を受けたら、「脳障害の急性期であるので今が一番大事です。通院のリハビリは一回30分程度のものですが、短期集中型のリハビリ(入院)をすれば効果はかなり期待できます。」との診断。退院したばっかりなのにと気が乗らなかったのですが、医師から勧められて家内も入院しての短期集中治療に前向きのようでした。事は早いほうが良しと早速入院手続きへ。

入院先は中伊豆リハビリセンターでリハビリでは定評のある大型施設です。入院期間は一ヶ月~二ヶ月との由。少々寂しいし再度の入院は気が重いけど、これで良くなるならうれしいと夫婦納得した次第です。入院は明日28日です。中伊豆リハビリセンターは中伊豆バイパスを通り伊豆スカイライン冷川インターを入ってすぐのところ。景色の良い環境に優れた施設です。

自宅ではついつい甘えが出てしまい、食事、排泄、入浴、着替え、洗面と、ちょっと手間取るとすぐに手助けしてしまう始末。専門家によるリハビリではそうはいきません。大丈夫かなぁ。

明日からは又単身住まいです。
たけちゃん、tsukaさん、エスさん、暇があったら寄ってくださいね。昼間は病院へ行って不在がちですが夜はいつも空いてます。一人飯はつまらないので誘ってください。
たけちゃん、たつ野で晩酌つきあわない?