現実と夢!!

今日は曇り

憧れの家のオーナー

2006-06-03 14:27:47 | Weblog
最近では、家をかったで という話を聞くと
一軒家なのかマンションなのかは分からなくなった。
マンションが家としての住民権を得てきている証拠。

しかし、家を買うってのはとても大変なこと。
まあ普通は一生かけてやっとオーナになれるわけですから。
という常識が日本にはあります。

さて、日本の住宅事情に目を向けてると、
これはまた世界的にはとても特殊です。
まず、日本の住宅寿命はだいたい35年ぐらいですね。

なのに30何年ローンを組む人はとても多い。
何ゆえこんなに長い間、ローンをくまないといけないのか。

高いからです。しかしながら実際は2/3もあれば家を建てることが
できるようですが、住宅業界という内資しかいない市場では
高くても売れているようです。

やっとローンを払いおわると30年たっており、
一軒家の寿命というわけです。
さあ、ローンを払い終えたらリフォームですか?
金がかかってしかたがない。

アメリカやイギリスの家の平均寿命はゆうに100年超えています。
だから、中古車業界のように中古住宅業界は活性化しています。

そういう国では日本では考えられないことが実際起こっています。
私はそれは投資の新たな形であると思っています。
精神的潤い+金銭的潤い!!
なんとも贅沢な話なのです。


例えば3000万で家を購入し、しばらくすんだ後に4000万で売る。
この段階で1000万の収入。
さらに4000万の家を購入して4500万で売る。
この段階で計1500万の収入。
次に5000万の家を購入して6000万で売る。
この段階で2500万の収入。

この2500万を元手に6000万の家に住む。
実際は3500万のみの支出になっているので
とってもお得になるわけだ。

何十年もローンを組んで6000万の家を購入するのが
あほらしくなってきますね。

イギリスのように中古住宅が値上がりするという
現象がおきるからできる技です。

家を3回もかえれて、結局お得に購入できるわけですから
なんとも羨ましい限りです。

上記の例は銀行で言えば、
3500万預けていたら6000万になちゃったってことになります。
株でも同様で、
3500万分の株が気づけば6000万の価値を生み出したことになります。
約1.7倍です。

お金だけで資産運用もいいですが、
こうやって家をとっかえひっかえして結局最後は
自分の気に入った家を安く購入する。
その過程においてプライスレスな心の満足感を
購入できるんですからね。

これも投資の一つの形態ではと思うわけです。

しかし、元手という名の大金が必要なのは否めませんが。