現実と夢!!

今日は曇り

今はデフレを抜け出そうとしているのか?

2006-06-17 14:55:39 | Weblog
株価は取りあえずは上がり、インデックスも今はともかく
右肩上がり傾向はある。
消費者物価指数も上がり、デフレを抜け出し
景気が回復したといえる。。。。

ほんまか?

嘘です。ニュースで言っていることは基本的には
嘘です。
前々から不思議やったのだが、
デパートに並ぶ商品は昨年に比べ値上がりしている。
しかし日常品は値下げの一歩。
なぜこんなことが起きているのか?

なぜだと思いますか?

景気回復なら全ての商品の値段があがるはずである。

キーワードは2つ。
「ニューラグジャリー」と「価格の適正化」

まず、「ニューラグジャリー」とは何か?だ。
今や物質的潤いから精神的潤いを人々を求めだしているのは
いうまでもない。なぜか?物が満たされたからだ。
年収600万以下の78%の人々は、
周りの人とは少し違うものを求めだしている。
そこには2つの決まりがある。一つ目は、
値段はそこそこ、センスはピカイチ である。

一番分かりやすいのは、贅沢コンパクトカーが
売れていることであろうか。

もう一つは、自分の趣味には多少高くても金をつぎ込むことである。
ニッチが最近一般的に聞かれだしたことからも
イメージはつくと思う。

デパートの商品が高くなったのは、勿論中国特需の恩恵を受けた人たちの
影響も強いだろうが、ファッションにニューラグジャリーを求める人が
増えたことも大きい。これも源泉は精神的潤いだ。



次に「価格の適正化」だ。
そもそもデフレは供給のしすぎで物価が下がることを言う。
そんなに多くの会社が物を作りすぎて頭を悩ましているのか?
答えはノーだ。

日本は決まりだなんだって縛りが多い。
なので、新規参入企業が少なくある意味寡占的な市場が多い。
寡占ということは、高いということだ。世界的に見て。

住宅市場、トイレ市場、リフォーム市場、不動産市場、ゼネコン市場等々
数え上げればきりがない。


今made in chinaのおかけで物価が下がっている。決してデフレのせいではない。
またmade in chinaのせいで売値を下げざるをえない会社は多いだろうが、
これはデフレとは意味が違う。
世界的に高かった日本の価格が世界的な価格に適正化されたのだ。

それではやっていけなくなるって会社はあるのだろうが、
それはあなた達が鎖国日本で仕事をしてきたからだ。

これからはいやおうなく世界が視野に入る。
なので、しょうもない縛りで鎖国していたら世界に置いてけぼりをくうだけだ。

地上波デジタル放送といっているが皆何も疑問に感じない。
これも民放大手を守るための苦肉の策なのに誰も不思議に思わない。

時代は大きく変わるのに、いかに昭和の仕組みを残そうかと必死な老人達に
従う時代はもう終わっている。
私に言わせれば「老人達」よ、そんことしている場合か だ
価格の適正化でふれたことは恐らくニュースで聞くことはないのだろう。
そういう国だから。