現実と夢!!

今日は曇り

お菓子

2006-06-24 01:20:14 | Weblog
最近めっきりお菓子を食すことが少なくなったと思っている人は多いかもしれない

昔は家に帰ったらお菓子があったので
よくつまんでいたもんだ。

しかし最近は家に帰ってもお菓子が潤沢にあるわけではないので
食するには買わなければならない。
で、買わなくなったので食す機会が減ってきているのが私の実情

少子化とか言われているけど、お菓子って最近うれてんの?
何がうれてんの?
そんなかことを簡単に調べてみた。

お菓子の販売額を調べて見るとトップ5は
①和菓子
②洋菓子
③チョコ
④スナック菓子
⑤アイス系

意外にも和菓子が首位。不思議ですね。
でもこれが現実です。
この順位は10年も変わっていないが、
和菓子と洋菓子は売れなくなってきており
全体的に市場は縮小傾向。
といえども3兆円市場。


じゃあ最近は何がうれとんねんって思ったら
なんとチューイングガムなんですね。
なんでガムが売れてきとんねん?
どうやら私が思うにキーワードは歯の健康みたいですね。
だってキシリトールの市場は10年前の10倍になってますからね。
ロッテの一人勝ち。

市場が縮小といっても家庭の食費に占めるお菓子の割合は
殆ど変化がない。少子化といってもあんま関係ないみたい。
全体的に食費支出が減っているので
併せてお菓子への支出が減っている。

じゃあどこでお菓子は売れてるんや?
一位は横浜市
二位は大津市

最下位は那覇市
ブービは大阪市

大津と大阪ってのは不思議ですね。
なんでや?なんでなんでしょう。

お菓子は贈答品に使用されることが多いようです。
こんなことが関係しているのかも。。。。

贈答品としては最近は25%ほどがお菓子だそうです。
そして最近はお菓子利用率が増えてきてます。

ただ、ブランド(商品)別に見てみると
一つだけ恐ろしい商品がありました。

開けたら最後、You Can't Stop で有名なプリングルス
こいつはなんともシェアの獲得幅が多いのなんの
たいした奴です。

思ったことが、日本は贈答文化が色濃く根付いているということ。
しかし、それも影がかかってきたのかもしれない。
関係構築のアイテムから個人構築のアイテムにシフトしているのかもしれない。


昔ある中国からの留学生がこんなことを言っていた。
「日本は遠慮の文化ですね。遠慮ではなく配慮であれば
 もっと素晴らしい文化になるんではないでしょうか?」
いやはや返す言葉がない。
遠慮から配慮へのジャンプアップどころか
遠慮から疎遠のジャンプダウンになることはとても悲しい。

古きよき文化復興のため、
贈答文化に新しい息吹を吹き込む企業が出てきてほしい。

個人の貯金資産は約800兆円
その3割なり4割は60過ぎの老人達がせっせと貯めたもの。
まずはここの切り崩しでしょうか。

リタイア組の趣味は多様化している。そんな中彼達の幸せとは?
幸せ=時間×趣味×繋がり と定義すると、

”老人達が彼達の一族と一緒にすごす時間を増やしたい。”

こんな構想から始めるのもいいかもしれないですね。

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