現実と夢!!

今日は曇り

カード社会は到来するか?その弐

2006-08-05 13:58:45 | Weblog
デビットカードはそもそも今後衰退していくだろう。
利点としては、
-現金を持ち歩かなくてよい

欠点としては
-常時しようできるわけではない
-買い物の毎に暗証番号を打ち込む必要がある
-インフラを整備している店が少ない。
-ポイントがない

要は今やあまり使用できないのだ。


そんな中、小額決算市場に買い物の手間を大幅に削減した
カード達が参入してきた。
この57兆円市場をターゲットにして。

利用者は使用時の使い勝手のよさは身をもって感じている
のではないだろうか。
なにせ、ハードにかざすだけで買い物ができる。
面倒なつり銭のやり取りがない。
なんとも便利だ。そして起爆剤にもなりえる。
ICタグの進化プラス通信技術の発展のおかげである。

今各社がこの市場に参入してきている。
が、規模的には
SUICA+ドコミ陣営 と Edy 陣営に二分される。
SUICA+ドコミ陣営は強敵だろう。
なにせ既に多くの顧客を有しているわけであるから。

しかし、この過渡期にはまだハードが潤沢にはない。
Edy対応店は増えているが、
デポジット(チャージ)するハードはそんなにない。

おさいふ携帯にしてもなかなか外で
チャージできるハードもない。

しかし、これは時間と共に普及していくだろう。

ただ、クレジット市場まで侵食することはないと思われる。
先払い、後払いという違いからではない。

Edy類は小額決算にしか向かないからだ。
Edyは今は5万までしかデポジットできない。
仮に買い物中に金額が不足した場合、
他のカードとの併用はできない。

これからは貨幣を電子データで持ち歩く時代になることは
利便性と新興市場からは明白であるが、
貨幣を全く持ち歩かなくてもよいというわけではない。

これから登場してくる様々な非接触型のICカードは
ICタグの進化と共に付加価値も提供され、
新しいパラダイムが生まれてくるのだから
楽しみである。

パラダイムとは
”Play now,Pay Before”だ。

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