イチヤクソウ・２～鑓水板木の杜緑地

　いつも見ていた場所にギンリョウソウが出なかったので、新たに鑓水板木の杜緑地で探してみようと山道に入り、そこで偶然見つけた「イチヤクソウ（一薬草）」。ギンリョウソウの代わりとしては十分な発見だった。ツツジ科（←イチヤクソウ科）イチヤクソウ属の常緑多年草で、これを乾燥させたものが生薬の鹿蹄草（ろくていそう）。利尿や脚気などに薬効があるとされ、古くから民間薬として利用されてきた。その名前はひとつの草で多くの病気に効くことから名付けられている。

キキョウソウ・２～透き間

　アスファルトの透き間から数本顔を出している「キキョウソウ（桔梗草）」。キキョウ科キキョウソウ属の一年草で、花が段々に付くことから「ダンダンキキョウ（段々桔梗）」とも呼ばれている。以前、アスファルトの透き間から生えたダイコンを、“ど根性大根”　と名付けたニュースがあったが、そんな　“ど根性”　ものは、ダイコンに限らずいろいろな植物で見ることができる。

『TOMORROW』　作詞：岡本真夜・真名杏樹
作曲・歌：岡本真夜　平成7年
（JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略）