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コヒロハハナヤスリ・1~九反甫

 ちょっとシダ植物には見えない「コヒロハハナヤスリ(小広葉花鑢)」。ハナヤスリ科ハナヤスリ属のシダ植物で、栄養葉の付け根からヒョロヒョロと胞子葉を伸ばしている。この胞子葉はまだ熟していないようなので、しばらく観察を続けよう。
 さてここは南大沢4丁目の “九反甫(くたんぽ)公園” 付近だが、公園にはその名前の由来が記されている。それによれば、昔このあたりには “みの田” と呼ばれる小さな田んぼがたくさんあり、そのたくさんということを “九” で表現して “くたんぼ” になったとか、小さな田んぼをすべて合わせた面積が “九反歩(990㎡×9=8,910㎡)” あったので、そう呼ばれたとか、諸説あるようだ。今この界隈は、戸建て住宅が立ち並び田んぼは全く無い。
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シロバナマンテマ・3~種子

 花の姿を確認したところで、次は種子の様子を確認。「シロバナマンテマ(白花まんてま)」は、花が終わると、高さ7~8ミリのつぼ型の果実が出来る。このつぼの中に長さ1ミリほどの黒い種子がたくさん入っており、肉眼では丸い粒に見えるが、拡大してみると “耳たぶ” のような形をしていた。
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