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マルバアオダモ・3~雄株

 上柚木公園で満開になっていた「マルバアオダモ(丸葉青だも)」。モクセイ科トネリコ属の落葉高木で雌雄異株。花弁は4枚で細長く、雌花には1本の雌蕊と2本の雄蕊がある。雄花では雌蕊は退化しており、写真はどうやら雄花のようだ。先日撮ったものは雨後で花がきちんと開いていなかったが、後日、撮り直して花の構造が確認できたので差し替えた。コメントでも雄花とのアドバイスを頂戴した。
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ケヤキ・3~開花

 通勤に利用している京王線の調布駅付近は5年前に地下化され、その地上部分の再開発が進んでいる。大手家電量販店の進出が発表され、都内最大級というシネマコンプレックスも今年度に完成するという。映画は気軽にレンタルDVDで見るのも良いが、やはり大型スクリーンは迫力が違うので、オープンが楽しみではある。
 私が小学校4年生の時友人と初めて見た映画は、今月80歳を迎えられた加山雄三さん主演の 『海の若大将』 と 『怪獣大作戦』(ゴジラ・モスラ・ラドン対キングギドラ)の2本立てで、あの頃は2本立て、3本立てが普通だった。
 大学生時代は授業の合い間に高田馬場の早稲田松竹で2本立ての洋画や邦画を良く見たものだ。当時、印象深く覚えている映画は寅さんシリーズと組み合わされた 『同胞(はらから)』 で、やはり山田洋次監督作品だった。ストーリーは岩手県の過疎の村で青年団が劇場公演を計画し、その成功までを描く実話をもとにした青春映画で、主役は倍賞千恵子さんと寺尾聰さん。大滝秀治さんや渥美清さんもチョイ役で出演していた。寅さんシリーズはBSで何度も放映されているが 『同胞』 もまた見てみたい。
 写真はニレ科ケヤキ属の「ケヤキ(欅)」。枝先に目立たない小さな花を咲かせる。雌雄同株で、雌花は2本の白い角のような柱頭があり、その下方には雄花がいくつか見える。写真を撮るために枝を手前に寄せたら、カメラに黄色い花粉がたくさん落ちた。ケヤキも花粉症の元凶のひとつだった。

『ふるさと』 映画“同胞”主題歌
作詞:石塚克彦 作曲:岡田京子 昭和49年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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