goo

北軽井沢番外編・11~チョウセンゴミシ

 北軽井沢の雑木林を少し歩いていて見つけた若い果実。つる性で果実の大きさはブドウのようにも見えるが、触ってみるとブドウのような柔らかさではなく、葉の形もヤマブドウなどとは異なる。これはなかなか難題だったが、図鑑を調べて見つけた名前が「チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)」。マツブサ科マツブサ属のつる性落葉木本で雌雄異株。6~7月に淡黄白色の花を咲かせるようだ。果実はこのあと赤く熟していく。この熟した果実を日干ししてできるものが生薬の “五味子(ごみし)” で、滋養強壮や鎮咳の薬効がある。この場所を覚えておいて来年は花の時期に来てみよう。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

フウセンカズラ・1~花

 子供の頃、家には赤い薬箱があった。実際に “富山の薬売り” が、来ていたかどうかは記憶に無いが、おまけのパラフィン製の紙風船はよく覚えている。プウっと息を吹き込んで膨らませ、手のひらでポンポンと上げたものだ。
 写真はムクロジ科フウセンカズラ属の「フウセンカズラ(風船蔓)」。北米原産のつる性一年草で、花径は5ミリほど。花後に直径3センチほどの風船のような果実ができる。

『紙風船』 作詞:黒田三郎 作曲:後藤悦治郎
歌:赤い鳥 昭和48年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )