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スベリヒユ・3~農道脇

 堀之内地区の農道脇で咲いていた「スベリヒユ(滑りひゆ※)」。スベリヒユ科スベリヒユ属の一年草で、日当たりの良い空き地や畑などで普通に見られる。花径は7~8ミリで花弁は5枚。午前中に開花するが午後には萎んでしまう。スベリヒユは写真のように花を咲かせる株と、全く花を咲かせない株がある。おそらく生育環境によって “閉鎖花” を作っているのだろう。
 ※ひゆの漢字は、 “草かんむり” に “見”
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オオアレチノギク

 道端で1~2メートルほどの背丈になっている「オオアレチノギク(大荒れ地野菊)」。キク科イズハハコ(伊豆母子)属の越年草で、南米原産の帰化植物。昭和初期に日本に渡来し、その後各地に拡散しており “要注意外来生物” に指定されている。背丈の割には頭花は小さく長さ5ミリほどのとっくり型。ヒメムカシヨモギは舌状花が目立つのに対して、オオアレチノギクの舌状花はほとんど見えない。果実は痩果になり薄茶色の冠毛をつける。ちなみに小型のアレチノギクの草丈は30~50センチ程度。
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