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北軽井沢番外編・9~出迎え

 一昨日、少し遅い夏休みを取って北軽井沢までドライブしてきた。我が家から圏央道高尾山ICまで約30分。そこから圏央道鶴ヶ島IC→関越道藤岡JT→上信越自動車道碓氷軽井沢ICを経由すると、約1時間40分で軽井沢町(長野県北佐久郡)に入り、更に中軽井沢から浅間山を眺めながら峠を越えると北軽井沢(群馬県吾妻郡嬬恋村)に着く。自宅からは約3時間の道のりで、朝早く出れば高速道路の渋滞も無く気軽に行くことができる。都会の喧騒と週末の避暑地の混雑を避け、平日の軽井沢や北軽井沢は静かで良い。久し振りに9ホール回って腕の感触を確かめ、夜はLPレコードを聴きながら美味しいお酒を楽しんできた。
 写真は山小屋の庭で出迎えてくれた「ミヤマモジズリ(深山捩摺)」。ラン科テガタチドリ属の多年草で、ネジバナと姿かたちは似ているが、ネジバナ属とは違う仲間。一昨年、ここに咲いているのを見つけたが、去年の夏は花期に来なかったので再会を楽しみにしていた。今回も山小屋周辺と軽井沢町植物園で少し花を撮ってきたので、また番外編として紹介しよう。
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ラクウショウ・2~若い果実

 首都大学キャンパスに植栽されている「ラクウショウ(落羽松)」。ヒノキ科(←スギ科)ラクウショウ属の落葉高木で、樹を見上げると枝先に直径2センチほどの果実がたくさん出来始めていた。ラクウショウはアメリカのミシシッピ川の下流域などの湿地帯が原産地。そこでは度々起こる氾濫で根が水没するため、気根(呼吸根)が発達し樹の周囲に異様な姿を見せる。しかし湿地帯以外ではその必要もなく、ここも大学キャンパス内の普通の土壌であり気根は全く見られない。
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