ニリンソウ・２～庭

　我が家に初登場の「ニリンソウ（二輪草）」。これは平成23年春に見つけたヒョロヒョロの子葉の茎を、所有者にお断りして分けて頂き庭の隅に植えたもの。その年はそのまま地上部が無くなったが、平成24年春には本葉らしいものが2枚出てきた。平成25年には葉の数が倍になり、いよいよ今年、葉腋に蕾が付いた。カタクリは種子から花が咲くまで7年掛かると言われているが、これでニリンソウは種子から開花するまでは4年ということが確認できた。さて次はこの種子を採取して、改めて種子からの発芽を観察してみよう。

コナラ・３～本葉

　「コナラ（小楢）」のドングリの成長を観察しているが、殻を破った姿から、葉緑素を持たない子葉の姿を経て、ようやく本葉が伸びてきた。背丈はまだ3～4センチほどで、本葉と言っても長さはようやく1センチといったところ。あたりには、同じように発芽しているドングリが見られるが、これらがすべて育つわけではない。