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ニオイタチツボスミレ・1~尾根道

 今年も出会うことができた「ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)」。東京薬科大の自然観察路を登りきった尾根にいつも顔を出す。地面にひざまずき、鼻を花にぐっと近づけるのは、毎年、お決まりのポーズ。数年前に初めて見つけた時はその香りが良くわからなかったが、最近は、花粉症の鼻でも香りを感じられるようになった。
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ヤマルリソウ・1~群生

 蓮生寺公園の山道で群生してる「ヤマルリソウ(山瑠璃草)」。ムラサキ科ルリソウ属の多年草で、花径は1センチほど。咲き始めは赤紫色だが、花弁は傷みやすく、次第に青紫色に変化していく。まだヤマルリソウの果実を観察したことが無かったが、5月中旬には見られるようなので忘れないようにしよう。
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カタクリ・2~谷間の春

 多摩丘陵には “谷戸” と名付けられた場所が多く存在する。これは丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形であり、殿ケ谷戸、柏木谷戸、清水入谷戸、内裏谷戸など、いたるところで見られる。丘陵地の森の中の谷あいの土地で、水が流れ込むために古くから集落が形成され、田畑が作られ、里山の風景を作っている。
 その谷戸に咲いた「カタクリ(片栗)」。今でこそカタクリは貴重な存在になっているが、昔は、谷間の春はこんな風景だったのだろう。

『銀色の道』 作詞:塚田茂 作曲:宮川泰
歌:ダーク・ダックス 昭和41年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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