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犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

還暦

2020-04-01 23:48:31 | 大阪暮らし
 4月1日は私の誕生日で、今年、満59歳になりました。

 昔式の数え方でいけば、今年の1月1日に、数え年の60歳になっていたことになります(数え年は、生まれたときすでに1歳で、その後お正月を迎えるたびに、全員が一歳、年を取る)。つまり還暦ですね。

 昨年の人間ドックで、体重、腹囲、その他の数値が基準にひっかかり、3年ぶりに「保健指導」が義務づけられていました。

 新型コロナ騒動の影響か、担当者からの連絡がずいぶん遅れ、誕生日の前日に最初の面談をしました。

「この1年でずいぶん体重が増えましたね」

「はあ。年号が令和に代わったのを期して、禁煙してるんですけど、それが関係あるんでしょうか」

「それは素晴らしいことですね。煙草をやめると、食べ物をおいしく食べられるようになって、食が進むのでしょう」

「そんな自覚はないんですが」


「喫煙者で肥満の方には、禁煙とダイエットを同時に勧めるんですけど、うまくいかないことが多いですね」

 思い当たることといえば、バーで飲んでいるとき、以前なら煙草を吸っている間にも、つまみのナッツとか柿の種に手を伸ばし続けてしまうということがあるかもしれません。

「肝臓の数値も悪いですね。お酒を減らしませんか?」

「はあ。ビールが悪いんですかね」

「そうおっしゃる方が多いですけど、アルコールそのものが高カロリーですから、お酒はすべて減らしたほうがいいです。どのぐらいの頻度で召し上がるんですか?」

「毎日です」

「じゃ、まず週2回の休肝日を作ることから始めましょう」

(簡単に言うけど…)


 結局、3か月の保健指導の期間に、毎週、休肝日を2日作り、毎日1万歩、週一回は1時間以上のウォーキング、毎日5分の簡単な筋トレ(腹筋)を続けて、体重3キロ減を目指すことになりました。

  現在、世界中で新型コロナウイルス感染症が蔓延し、毎日何百人もの高齢者が亡くなっている中で、こんなのんびりとダイエット対策を話し合ってていいのだろうか、という気がしないでもないですが。
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