日本は現在,三つの領土問題を抱えています。
国境のあるところに領土問題あり。島国の日本は,周囲に陸地で接する国がないぶん,領土問題は少ないといえるかもしれません。
私が最初に関心をもった領土問題は,「北方領土」でした。韓国に関わる前,一時,ソ連(当時)と関わりのある仕事をしていたからです。しかし当時は,アンドロポフ,チェルネンコ時代。冷戦の真っ只中で,領土問題なんてとりつく島もありませんでした。ゴルバチョフ時代に入ってから,何かしらの変化があるかと思ったけれども,ソ連が崩壊しロシアになっても領土問題は一向に前進しませんでした。
そうこうするうちに私は転職し,入った会社で韓国に関わるようになった。
韓国との領土問題は,いうまでもなく竹島(韓国名独島)です。日本の政治家がまっとうな発言をするたびに韓国はそれを「妄言」と決めつけ,デモが起こり,在韓日本大使館に卵が投げつけられ,タクシーが日本人の乗車を拒否すると報道されました(が実際に拒否されることは滅多にありませんでした)。
長い間,もう一つの領土問題,すなわち尖閣諸島問題は,関わりをもちませんでした。
ここにきて俄かにクローズアップされてきたのが尖閣諸島問題です。
三つの間には,もちろんそれぞれ違いがある。
まず,北方四島はロシアが支配しており,ロシアの住民もいる。
竹島は韓国が実効支配しているが,そもそも人の住めない島なので,ちゃんとした住民はいない。
一方尖閣諸島は日本が実効支配している(住民はなし)。
三つのなかで唯一日本が支配している尖閣諸島を,中国はこのところ増強した軍事力を背景に露骨な侵略意図をあらわにしている。そしてロシアがその中国と歩調を合わせるように新たな動きを見せているのが不気味です。
そのような窮地を招いたのが,民主党の弱腰外交にある。
ここは韓国をみならって,尖閣諸島への移住希望者をつのり,住民票を移し,全面的に生活支援して,日本の道徳の教科書に載せる(といっても日本の教科書は中国や韓国とちがって国定じゃないから難しいか)。
でも,毎日の天気予報で,「本日の尖閣諸島の天気は…」とやることぐらいはできるでしょう。
国境のあるところに領土問題あり。島国の日本は,周囲に陸地で接する国がないぶん,領土問題は少ないといえるかもしれません。
私が最初に関心をもった領土問題は,「北方領土」でした。韓国に関わる前,一時,ソ連(当時)と関わりのある仕事をしていたからです。しかし当時は,アンドロポフ,チェルネンコ時代。冷戦の真っ只中で,領土問題なんてとりつく島もありませんでした。ゴルバチョフ時代に入ってから,何かしらの変化があるかと思ったけれども,ソ連が崩壊しロシアになっても領土問題は一向に前進しませんでした。
そうこうするうちに私は転職し,入った会社で韓国に関わるようになった。
韓国との領土問題は,いうまでもなく竹島(韓国名独島)です。日本の政治家がまっとうな発言をするたびに韓国はそれを「妄言」と決めつけ,デモが起こり,在韓日本大使館に卵が投げつけられ,タクシーが日本人の乗車を拒否すると報道されました(が実際に拒否されることは滅多にありませんでした)。
長い間,もう一つの領土問題,すなわち尖閣諸島問題は,関わりをもちませんでした。
ここにきて俄かにクローズアップされてきたのが尖閣諸島問題です。
三つの間には,もちろんそれぞれ違いがある。
まず,北方四島はロシアが支配しており,ロシアの住民もいる。
竹島は韓国が実効支配しているが,そもそも人の住めない島なので,ちゃんとした住民はいない。
一方尖閣諸島は日本が実効支配している(住民はなし)。
三つのなかで唯一日本が支配している尖閣諸島を,中国はこのところ増強した軍事力を背景に露骨な侵略意図をあらわにしている。そしてロシアがその中国と歩調を合わせるように新たな動きを見せているのが不気味です。
そのような窮地を招いたのが,民主党の弱腰外交にある。
ここは韓国をみならって,尖閣諸島への移住希望者をつのり,住民票を移し,全面的に生活支援して,日本の道徳の教科書に載せる(といっても日本の教科書は中国や韓国とちがって国定じゃないから難しいか)。
でも,毎日の天気予報で,「本日の尖閣諸島の天気は…」とやることぐらいはできるでしょう。
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