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犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

コーヒー自販機

2009-01-12 11:00:19 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 日本が世界的に発達しているものの一つとして,自販機が挙げられると思います。

 欧米のことはよく知らないのですが,私が知っているアジアの国々と比較すれば一目瞭然。タバコも然り,飲み物も然り。多種多様な種類を好みに合わせて選ぶことができる。

 飲み物は,一台の自販機で,温かいもの,冷たいものを同時に売っている。ま,これなんか基本的な機能ですから韓国にもありますが,韓国の場合メインテナンスがいい加減なので,ときとして喜劇的なことが起こる。

 10年ぐらい前でしょうか,私は韓国で熱いコーラを買ったことがあります。

 そのときはちょうど季節の変わり目で,温かい飲み物と冷たい飲み物の比率を変えた直後だったのでしょうか,コーラ(当然冷たいものという表示になっていた)のボタンを押すと,火傷しそうな熱々の缶入りコーラが出てきました。

 逆に,凍りついていてすぐには飲めないコーラもありました。

 日本のコーヒー自販機は,そのつど豆を挽いてドリップしてくれるものが主流ですね。銘柄も価格もさまざま。ブラック,砂糖入り,クリーム入り,両方入りが選べるのは当然で,クリーム,砂糖の量を多段階で増減できたりする。

 韓国の自販機はシンプルなものでした(少なくとも2年前までは)。選択肢は三つで,ブラック,両方入りとあと1種類は砂糖のみだったか,クリームのみだったか…。

 ただ,特筆すべきは安さです。オフィスビルの中にあったものなので特別に安いのかもしれませんが,一杯300ウォン。今のレートだと20円ちょっと。

 しかし量が少ない!

 「できあがり」表示が点滅してとりだしてみると,紙コップの半分以下しか入っていない。最初は故障かと思いましたが,何度買っても同じ量なので,あれが正常な量なのでしょう。あるいは大きすぎる紙コップがセットされていたのか…。


 ところで,今年に入って,私の日本のオフィス内の自販機の価格が一斉に値下げされました。これまでは,インスタントコーヒー(50円)以外に挽くタイプのコーヒーが3種類あって,特選コーヒー60円,特選ホテルブレンド70円,特選炭焼エスプレッソが80円でした。

 ふだんは特選ホテルブレンドを飲むのですが,

「昨日,タイ・バーで無駄づかいしちゃったなあ」

などというときは,特選コーヒーで我慢したり,

「給料が出たから今日はリッチに行くか」

と,特選炭焼を奮発したり,それなりに使い分けていました。

 それがなんと…。

「特選」も「特選ホテル」も「特選炭焼」もすべて一律60円になったのです。

(じゃ,これまでの価格差はなんだったんだ? 原価は同じだったのか?)

 下がったのだから得は得なんですが,釈然としません。すべて10円ずつ下げるべきではなかったのでしょうか。

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