日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

テレビドラマの表彰式

2010-05-12 01:22:17 | ふさおまき(オス)日記
実は私たち、テレビドラマが大好きです。
だからと言うわけでもないのですが、昨日縁あって、
第18回橋田賞という橋田壽賀子さん主宰団体による
賞の表彰式にふさ潜りして参りました。

若尾文子様を見ては常磐御前を思い、香川照之さんをみては
女は度胸のけいちゃんを思い出します。偶然隣に座った
若尾さんの手は、肌は滑らかに透明で、なんと美しいと
見ほれてしまい、はずかしくて御尊顔に目を向けることなど
とてもできませんでした。
地井武男さんはイカシタ中年笑顔、石坂浩二さんには
ご機嫌麗しく、今をときめく大沢たかおさん、綾瀬はるかさんは
確かに輝き渡っていました。
橋田先生は85歳の誕生日で、ざっくばらんで饒舌です。
「私、この番組見てないのよ、ごめんんささいね。
」とおっしゃったのは、一つの受賞番組だけではありません。

ドラマで主役を張る人々をこれだけたくさん間近にみることは
これまでに無い経験で、興奮につぐ興奮。
春というのに大汗をかいて、楽しい2時間を過ごしたのでした。



トレーニングバイキング

2010-05-09 22:20:11 | マスターズ陸上(オス)
そして本日3種目。
少し本を読んだ午後は、ついに、あのトレーニングに挑戦です。
ヒント。私の弱点である上半身と、スピードの原点ハムストリングを鍛える。
ヒント2。パワーのコントロールではなく、酸素のコントロールを利用する。

知っている方は知っている、当たり前ですね。
数多くのトレーニングマニアから勧められていた、加圧トレーニングです。
高田馬場・BIGBOXに指導トレーナーが定期的にやってくるというので、
昨日予約をしていました。
15時、トレーナーのEさんとジム受付でご挨拶もそこそこに、まずは問診記入。
どんな体を目指したいのか、どこか痛いところは無いか、既往症はなど。
そして、体組成を測ります。筋肉量などに応じて、圧力のかけ方を変えなければ
ならないそうです。

そんなことをしている間に、私は必死に自己アピール。
これまでの経験上、教えを受ける場合、できるだけ自分の位置づけや目的を
しっかり打ち込んでおいたほうが、良い指導を受けられるからです。
Eさん、若いながらパーソナルトレーナーをやっているので、その辺の
ツボは心得ていらっしゃり、こちらの話を上手に聞き取ってくれます。
私は単刀直入に「走り幅跳びの記録を伸ばしたい」と第一声。
これ、うけました。まあ普通、45歳の男がやっているスポーツにはおもえませんわな。
サッカーや野球にゴルフが王道。
自転車やランニングなら、今のロハスでうじゃうじゃ。
マイナースポーツなら、きっとそんなことをやっている人もいるだろうなと思われるでしょうし。
誰もが知ってるスポーツで、だけどやりそうに無いものが走り幅跳び。
そのうち、やり投げもやるといって、更なる受けを狙いましょう。

それはそれとして、体組成の結果も良好。
自宅にあるのと同じメーカーのハイグレード商品ではありますが、
基礎代謝は1500を超え筋肉量は20代並、体脂肪8.1%も
トレーナーの教え心を高ぶらせたようです。
「今年は、幅跳び全国一を目指しましょう。そうすれば私も鼻が高い」
と上手におだててくれること。

気持ちよくなったところで、いよいよ加圧ベルトを両上腕に巻きます。
細いマジックテープつきベルトを巻き、中のチューブの空気を増減させて
圧力を調整します。ちょうど、自働血圧計の腕ベルトではじめ圧迫していくのが
もう少し強くなり、そのまま止められたかんじ。
最初はなんとも無いのですが、10秒もすると、腕先の窒息を感じてきます。
ベルトから下、手のひらまでの血管がミミズのように浮き出し、なかなか不気味です。
さすがにその状態は、加圧への慣れだそうで、3回ほど空気を増減させ、
腕の窒息と呼吸を繰り返し、最後のそこそこのところで固定します。

これでいよいよ、トレーニングの開始。
その加圧ベルトを巻いたまま、ウェイトトレーニングをやるのです。
もともと、ウェイトトレーニングをちゃんと教えてもらったことが無いので、
これは良い機会。フリーウェイトのバーをプッシュアップしたり、引き上げたり。
大体それぞれの種目を15回、10回、5回とへらしていきます。
説明によると、回数をこなせる程度の重さということで脳は赤い筋肉、つまり持久系の
筋肉を鍛えようとするところ、実際には血液→酸素が足りないので、白い筋肉(パワー系)
がより鍛えられる・・・うーん良く私にはわかりませんが、環境が悪いところで鍛えれば
それを超えようという能力を引き出せるのは、高地トレーニングと同じようなことかな、
と勝手に理解しました。

上半身で15分ほど、いや、結構くたくた。
そしてベルトをはずすと、それはもう快感。血の流れが渓流のような音を立てて、
腕の中を走っていく、という感じです。

そして、次は太ももの付け根にベルトを巻きます。
こちらも、スクワット、レンジの前後左右をウェイトを持ちながら
15回、10回、5回とやります。
そして最後にEさんがニコニコしながら、ジャンプ力つけるならこれもやりましょうか、
とカエルとび。小さくかがんで、足のばねをリリース、空中で全身をそり、着地。
幅跳びのエキスです。私の支えです。
加圧で負けるわけにはいきません。
うー、GO。
いやいや、私の大ジャンプにEさんも大喜びしてくれます。
加圧ベルトを足に巻いて、こんなに嬉しそうにジャンプする人を始めてみたそうです。
思わず、えっへんと言ってしまいました。

トレーニングは合計45分。
太もものベルトもはずすと、体が涼しく気持ちよくなると同時に、
どっと疲労が。血液とともにたまっていた疲労物質が体を巡るのです。
説明によると、同時に成長ホルモンも通常トレーニングより何倍も分泌されるそうな。

さあ、なかなか期待が持てそうな加圧トレ。
筋力さえつけば、もっと楽に走って跳べるはず。
時間が合えばぜひ続けたいと思ったしだいです。

それにしても、昨日が陸上トラックでの短距離走練習。
今日が、やり・円盤投げ、長距離走、そしてウェイトトレ。
まさに、週末トレーニングバイキングでありました。



一日2度目のトレーニング

2010-05-09 13:44:50 | マスターズ陸上(オス)


(めす)に負けるわけにはいきません!て、何が?
という気が自分でもするんですが、一日快晴の山々を
きっと鼻歌交じりに歩いている彼女を思うと、
私も何かしないともったいないという気はするのです。

と、思い洗い物を済ませた朝、例のSコーチから指令の電話。
「体重を落とせ。幅跳びの練習はそれからだ」
これはこれは。昨日の今日でそうきますか。
昨日の練習会では、明日は幅を見るから、競技場を探しておくと
言っていたのに・・・

でも確かに、体重増加は自覚しています。
ある程度までは、やりを投げて鍛えた上半身に筋肉がついたから、
という理由にしていたのですが、そうはいっても、おへその周りに、
かがんだときに横皺がでるのは、自分しか知らないことといえ、
ひどく憂鬱にさせるのでしたから。

そういう事情もあったので、残念とは思いつつ、今日はウェイト落としの
ランニングをすることにしました。
9時30分過ぎ、朝に続き2回目のトレーニング。
ロングジョグを走るのは、1年以上ぶりの話です。

土曜に比べ、団体が少なく個人のご近所さんがおおい日曜日は
スピードが出なくなった私には走りやすい雰囲気。
えっちらおっちら、着地を踏み込んで走ります。
長い時間とはいえ、私は短距離ランナー、普通のJOGでは成果が少ない、
だから短距離姿勢を保ったロングジョグをしよう、と決めました。
決めても決めなくても、長い走りが弱い私にとって、最初の2周から5キロくらいまでは
まさに地獄の公園。さらに、短距離仕様で、腰をひねって前に出し、
着地した足はくるりと足首を使って返して地面プッシュ、という一歩一歩の集中力と
ある種余計な力を使って走りました。
それでも3周目かあらは、血が体中にうまく回り始めたのか、頭の中もクリアーに
なり、心地よく足が動きました。
4周目も5周目も、さあ言ってみよう気分で前へ前へ。
1時間たったころには、6周目に入りました。
腰が落ちてきました。それでも、腰のひねりは忘れません。
7周目・・もうこんなところでしょう。

走り終わって、久々に感じる、体の中をお掃除したような感覚を見ました。
最後に120Mほどのダッシュをして神経も興奮させて公園内での練習は
終わり、そのまま近一山超えたディスカウントスーパーに向かい、
汗を滴らせてこそいないものの、体が火照ったまま、来週の野菜や、
3割引のアイスクリームを籠に放り込んでいくのでした。

帰宅後、お風呂上りに体重測定。60.55キロ!さすがに汗抜きすると、
1.3キロも一日で減量します。体脂肪も変わらず8.1%で一安心。

ご褒美に、お昼はハンバーグ丼にしました。




ドミグラスソース風は、長野ケチャップに広島お好み焼きソースを
チキンスープで伸ばし、フルーツトマトのオリーブオイル炒めで
風味付けをしました。
蒸しキャベツをご飯にのっけて、少しソースカツ丼も意識。

もちろん丼は、有田で先日買った、ウサギ模様を使います。

こればかりは、山の上の(めす)には食べられないでしょう、勝った!!

早く起きた朝は

2010-05-09 08:36:59 | ふさおまき(オス)日記


すっかり月に一度は山仲間との近郊登山が定着した(ふさおまきめす)
土曜日の寝坊は今日のため?と意地悪を言いたくなるような早起きは
朝5時。6時過ぎにはこのような荷物を担いで、嬉しそうにでかけて
いきました。



ちなみに写真では見えませんが、今日の山シャツは、昨夏のボルネオ旅行で買った
オランウータン刺繍の入ったカーキ色です。これが、すごく目を引く良いシャツなのです。
羨ましい。こんなときは、欲しくても財布の紐を締めてしまう自分の性分を
うらみます。

そうそう、最近、町に増えた、ウェアもスタイルも美しい女性のランナーを
美女ガーと称しています。走ってない人はご存じないかもしれませんが、
ウェアがスカートになったランスカとか、ワンピースのランドレというのまで
売られているのです。そしてこれが待ちの中で見ると、確かに目を引き美しい。
では、こちらも最近増え、登山スカートもあるという町から出かけていく美しき山登り
女性のことはなんと呼べばよいのか、と朝っぱらから考えました。
「美登ラー」だと楽器好きみたい。
「美女山ラー」あれ、相撲取りのファンか
「美山女ラー」ん、渓流釣り好き?
何か言い呼び方ありませんかね。


というようなことを考えて、一緒に早起きした(おす)は、朝の代々木公園へいそいそ。
早く起きた朝にするべきは、投げ技です。
ヤリの練習器具・ターボジャブとゴム製円盤を、マスターズ陸上大会参加記念リュックに
つめていきます。
今日も好天気、明るい芝生に長い朝の影が伸びます。




軽くJOGすると6時30分、毎日公園ではらはら人が集まる、ラジオ体操も
林に混じるようにして始まります。中国の街中で見る朝の太極拳と同じくらい、
微笑ましくも背筋が伸びる光景です。誰一人声を出すことなく、静かに同じ動作を
数十人がぐるっと広がって見せているのですから。



私も体操をご一緒して、いよいよ投げ練。
ターボジャブを、肩慣らしに10本ほど軽く地面に突き刺し、
その後助走しての投げ。昨日の大阪グランプリ陸上のシーンを頭に浮かべるのですが、
浮かべるのは勝手、私は言うこと聞きませんと右肩と腰が鋭い動きを拒否するもので、
そうは遠くへターボジャブのオレンジ矢は飛んでいってくれません。
10本ほど腕を振りぬく投げをして、終了。少し、リリースの瞬間の指使いを
思い出しました。ここ、重要。

続いて円盤。こちらは不得意系の競技なので、もっと練習しなければならないのですが、
できないものは、一人でぐじぐじやっていても伸びしろが少ない。本を読んでも
ポイントがわからないのです。
こちらも腕力と同じくらいに、リリースの習慣にどう指に引っ掛けるかが大切な
はずなのですが、指と円盤の微妙な接触をコントロールする前に、
2キロという重量に負けてしまうのです。
そのような悩みを今日も抱いたまま、
養生すべき腰を守るといういいわけも持っているもので、円盤も20投ほどして
帰ることにしました。

今朝はサラダとコーヒーと、フォションのミルクパン。
美味しいイチゴジャムがあるので、ミルクパンが楽しくいただけました。


五月晴れは続く 土曜日は半袖でラン

2010-05-08 11:38:28 | マスターズ陸上(オス)
5日の初戦を終え、俄然ランニング闘争モードに入りました。
その気持ちに応えてくるような、乾いた熱い空気に青い空。
まさにランニング日和。
Sコーチの指導の下、織田フィールドで短距離練習です。
軽くアップをこなした後は、今年の課題の一つである、
正しいフォーム作り。
その第一として、腰の回転と、着地直後の足首の返しを
今日はトレーニングしました。
最初はウォークから始め、徐々に流し、そして80%。
スピードが上がるほど、元のフォームに戻ります。
腰をひねり、足首を返す一瞬のテンポが入らない、つまり
走りのリズムに入ってこないのです。無理して入れると、バランスが崩れ
走るスピードが遅くなる。
だから、一本一本修正して、レスポンスの速度を体に覚え込ませて
行くことを繰り返します。
ああ、基礎トレーニング。
全ての学習の基本を、この年になっても続けているのです。

その後は、スタート練習になりました。
ヨーイで腰を高く上げ、頂点から少し下げる動作でスタートを待つ。
そのとき顔は少し前に向けておくと、低く真っすぐ押し出すスタートが
切れるという指示です。
もちろんこれも、繰り返し。
30m、60m、80m、100mと伸ばし、
自分でも心地よい加速が体感できるようになりました。

そして、今日の学習のまとめとして、
コーナースタートの150m全力走を2本。
筋肉へとへとの方が怪我をしないという、コーチのちょっと
無茶ともとれる檄を受けて力走、完全にばてました。
でも、着地&足首の返しによるプッシュで、
理想のポンピュンランに一歩近づいた気がします。


今日は午後から大阪のグランプリ陸上が開催されます。
福島チーちゃんの小気味よい走りを観戦して、
イメージトレーニングをすることにしましょう。


なお、(ふさおまき めす)&(ふさおまき おい)は、緑陰となり始めた
代々木公園で心地よくJOGにトライ。
いい汗流して、シャワー上がりが二人とも気持ちよさそうです。
走って楽しそうな顔を見せてくれると、ランナーで良かったと
実感しますね。



GW九州旅行 5日目 唐津~古湯温泉~太宰府

2010-05-07 01:38:02 | 旅行記

唐津の朝は早い、ではなく、今回は何故か最終日まで早起き。
本当はゆっくりしようと決めていたのに一人目が覚めました。
玄関に行くとまだ雨戸が閉まっています。玄関の外に雨戸、
という戸締まりの良さにも驚きですが、靴番さんを呼ばないと
外にも出られないのが、さすが人を招く宿屋と感心します。



少し手間取りつつも、朝は比較的遅い西の朝日を拝みに、
宿から歩いて3分の海岸へ。虹ノ松原は砂州に沿ってありますから、
もちろん砂浜もずっと長い。英語なら間違いなくLONG BEACHです。

走るともなく歩き、良くしまった走りやすいしまった砂だなどと感心して
下を見ると、波打ち際のラインに、この透明物体が朝日に輝いて、
点々と落ちています。



後で実験したのですが、海水をかけてやるとふくらむのですよ、この
クラゲたち。ゼリーはぷよぷよ、色の付いた中の筋は神経回路でしょうか?
個体個体で色が違い、とはいうもののほとんどサイケな色で目を引きました。

遊びすぎて、朝7時30分の朝餉にぎりぎり間に合う時間に旅館・洋々閣へ帰着。
食堂に向かうと、暖かい湯気立ち上るお膳が直ぐに配られます。



麦のおかゆに、小鉢がいくつか。昆布と青のり、山椒じゃこで舌を落ち着かせつつ、
茶碗蒸しと鰺の干物で腹を満たします。



食事は温かくておいしく、その上唐津焼の器が何とも品良く明るい感じを
盛り上げてくれました。

8時過ぎにごちそうさまをすると、出発までにそれほど余裕はありません。
今日も予定はぎっしり、しかも福岡空港から東京に帰らねばなりません。

女将さんにチェックアウトをお願いし、旦那さんに荷物を運んでもらって、
名残惜しく、落ち着きの宿を後にすると、今朝は一緒に行けなかった貝殻マニアな(めす)と
再度海岸へ。上にも書いたクラゲ水戻しなどもしつつ、海にさよならして
市街地にある唐津神社と曳山会館へ。



くんち祭りは名前こそ聞いたことがありますが、
ビジュアル的にもっと著名かもしれないこの、「めで鯛」山車が飾ってあります。
落ち着いていた江戸の豊かな時代に、町民が競って山車を作った中の一つで、
他にも赤獅子、青獅子、鯱や浦島太郎までありました。

唐津文化を味わった後は、スポーツにも敬意を表します。



唐津市陸上競技場は、ナビでは場所不明に陥りつつ、立派な全天候型トラック。
島原の陸上競技場に続き、中学生高校生と練習をします。
明日の東京での大会参加を前に、最後の調整。動的ストレッチやドリルで
体の反応帯域を広め、あとは流しを中心にしてキレを取り戻しておきます。
1時間ほどでオーバー。

昼を回ったくらいでお腹もすきますが、先を急ぎましょう。
南下しつつ、洋々閣の旦那さんに教えてもらった、山中にある
伝統の温泉に車を進めることにしました。



古湯温泉です。旅館の他に、外観がこのようなある時代の公共性を体現した
浴場があり、一人400円。地元の方がほとんどで、1時過ぎだというのに、
湯船は人が肩を接してしまいそうなくらいに混み合っています。
しかし、それも納得という、良い温泉です。源泉が2つあるのですが、
特に古い時代からあるという34度くらいのアルカリ泉が、静かにじんわり
しみこみ、目を閉じて10分や20分は使っていられる心地よさ。
肌をつやつやにしてくれる、お湯の張力もあります。
自分たちのことは棚に上げ、旅人がどういうきっかけで行くかは
なかなか想像がつきませんが、ご発展を願ってやみません。
というのは、いくつかの旅館が、黒川あたりをイメージしたような、
板張りの新装開店を目論んでいるようだからなのでありました。

減ったお腹が、お湯へのエネルギー放出でさらにぐーぐー鳴りますが、
もう3時近い。太宰府まではあと少し、しかもそこには大きなミッションが!!
と言うわけで空きっ腹のまま、九州自動車道に乗り、やや混雑を始めた
道路に不安を抱きつつ、まずは九州博物館へ。



え、っと思うくらいに立派な建造物。
九州の矜持といいましょうか、誇りの体現といいましょうか。
館内の展示も、まさに日本の礎、大陸からの稲作と文化の入り口をなったのは
九州である、ということを全面に押し出した出土品の数々が並びます。
弥生の稲作を支えた、農機具や石の道具、大陸由来の祭司の遺品。
奈良~平安の頃のストーリーは薄くなるのですが、その後は海のシルクロードなどの
交易が、海外への出入り口たる地政学の特別地域であることを証明する
ようでありました。

時代と大陸をつなぐ博物館は、太宰府にもつながります。こちらは実際的に。



実は博物館は一山を越えればすぐに太宰府となっており、トンネルの中を通る
エスカレーターが何とも時空をつなぐ回廊のような光のショーで迎えて
くれるのです。





すいたお腹を満たすのは、言わずとしれた梅が枝餅。
いや、茶店の数も多いですが、そのどこもかしこも名物と称して
できたての餅を供してくれるのです。あんこを包んだ餅粉団子を
熱く熱した挟み込み鉄板に置き、ジューっと上下から押さえ込んでやれば
見事できあがり。あんこまで一気にかじれば火傷間違いなしです。



日本で最も頭脳の誉れが高い神社は、伝説の梅木も立派に導き。
私たちもお守りなどをいただき、頭を垂れてお参りを済ませました。
4泊5日の九州旅行もこれで終止符です。







東京都民体育祭春季大会 陸上競技大会

2010-05-05 23:49:55 | マスターズ陸上(オス)


都民体育祭ということで、都内各体育協会が都の支援を受けつつ
競技者の成績によって各下部組織の順位をつけようという大会です。
つまり、優秀な成績を上げた個人表彰とともに、
入賞者を1位12点、2位8点などと点数をつけ市区町村ごとに
総合計(陸上競技は走るだけでも100から5000、跳躍各種に投擲もありますから)
をとるのです。

選手は国体には出ないレベルの選手ということになっているようですが、
とはいえ大学生のエントリーが多く、マスターズで一緒になるような方は、
200M男子の一人と、女子長距離の方がいたくらい。
私の出場した走り幅跳びは12人が参加、名簿には所属陸協名しか書いていないので
正確なところはわかりませんが、年は25歳以下の人ばかり、一人高校生と思しきひとが
いたくらいでしょうか。

という中での、今年初戦。昨晩は夢で、4メートル台、しかも
腰を痛めてリタイアというなんてシーンを見てしまい、少し不安もあったのですが、
とりあえず足あわせが31m50で踏み切り板の中央をたたくことができ、
1回目の跳躍準備に入ることができました。
よっこいしょ、とスタート。スピードを乗せるというより、一歩一歩のジャンプリズムを
ぽんぽんと作ろうというのが私の助走。(めす)いわく、「一番足が遅い」という
ようななかで踏み切り、体が浮かぶ感覚もないまま、足だけ前に投げ出して着地。
5m51、何とか最低ラインは超えた感じ。練習もしないままの、ほとんどぶっつけの
大会で、練習不十分の腰痛状態で
正夢になってもしょうがない4mは免れたのですから。

そして2回目は、少し踏み切り板を強くたたき、5m61に伸びました。
それでも空中体制などはばらばらの不安定、しかも目をつぶってしまうので、
ちゃんとフライトと着地をコントロールできません。
3回目もそれ以上伸ばすことはできず、
結果12人中11位。
走り幅跳び専門家集団に完敗となりました。

終わったあとはいつもより入念にストレッチ。
でも、正直言って3回の踏み切り板の蹴り入れはかなり腰へ強く響き、
夜になって越し全体に熱が出始めています。
今年は、参加する試合を厳選していこう、と出まくった昨シーズンの
方向転換を決めるのでありました。