日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

大泉学園 陸上競技場で走り幅跳び特訓

2010-05-22 16:57:24 | マスターズ陸上(オス)
ついに今日の幅跳びは、練習と言うより特訓という気分がふさわしく
なってきました。
いつも使っている府中も夢の島も使えない今日は、
いつでもあいている(はずの)大泉学園から和光市方面にむかう
陸上競技場でSコーチによる特訓です。

だいたいJOG後の流しでさえ、もっと大きく、
もっと回転を早くと檄を飛ばされれば、消費エネルギーは飛躍的に増します。
流しとは思えない疲労感のあとは、10+100mのタイムトライアル。
要は10m助走付きで100mのタイムをとるというもの。

ん、だれがタイム取るの?ということになるわけですが、
そうは思わない人に説明すれば、タイムを取ろうという位に
シビアになるなら、スタートの合図をする人と、ゴールでタイムを
計測する人の2人が必要になるのです。
コーチだけでどうやるの?と疑問を持つとこに説明をもどしまして、
答えは簡単、きょうはふさおまき(おとうと)が、一緒に練習しようよと言う
兄の言葉に騙されて、コーチの手伝い兼厳しい檄飛ばし役をやってくれたのです。

相変わらず説明が長い。
で、記録は(12秒27と12秒07)
2度目にタイムアップしたのは、「君の走りは、足の動きも手の振りも全て動きがのそい」
と喝破されたたため、意識集中、何とか後半まで全身回転を続けたのです。

足も肺もぐったりですが、そんなことは言っていられません。
自宅から一時間も離れた場所に来たのは走り幅跳びをするため。
ここからが本番です。
先週の練習では、3歩・5歩・7歩・13歩と短助走による跳躍をして、
注意点は全力走で助走をトライすることでした。
で、今日は何を注意しましょうかとたずねると。
13M助走。
本でも読んだことのない練習方法ですが、まあ短助走の一種でしょう。先週の7歩助走が
距離にすれば11mだったので、それより一歩下がればいいわけです。
踏み切り板に向かって助走開始。スピードアップ、と思うのですが、
直前に板が迫ると、歩数の修正意識が働き、スピードが落ちると同時に
視線も下に向かいます。すると、上に向くべき跳躍ベクトルは、太さも長さも
短くなって表されることになるのでした。

2本目からは、練習と割り切り、踏み切り板を見るのをやめてみます。
すると、少しは上方ベクトルアップ。
そのまま5本。無我夢中。

次は23m。スピードが出ると、足首への衝撃は増すばかり。
跳躍距離は伸びますが、疲れも増します。
このへんになると、コーチの指摘は集中力。
確かに筋力が落ちると、筋肉や関節の動きが分散して、どうしても
タイミングがずれ始めます。
これも5本。

最後に31M。先日の都民体育祭での助走距離、いわゆる全助走です。
助走の2歩めで、既に着地がぶれ、踵で支えます。
それでも踏み切り時に重心をうまくのせることができた2本目は
今日の最長距離、5m50までいきました。

今日はここまで、では仕上げに300m、と言われるのはご愛敬。
見事にぐったりです。
最後の100mで(おとうとの)声援が無ければ、ほとんどJogに
なっていたことでしょう。

帰りは電車。これがつらく長く眠い。
帰宅が15時になる、一日がかりの幅跳び特訓でした。
さあ、今日の夕食はシェラトンで四川だ!!