BOOK、CDなど

1 BOOK、CDなどを断捨離、コンサート、リウマチ(膠原病)などのメモ
2 失念防止のためのメモ

2024/01/03 腕立て600回 スクワット1200回 前脛骨筋1200回 目標値

2024年01月03日 | メモ・筋トレ
2024/01/03 腕立て600回 スクワット1200回 前脛骨筋1200回 目標値 

腕立て・目標    40回×15セット=600回
         ⇒40回×15セット=600回
スクワット・目標  20回×60セット=1200回
         ⇒20回×60セット=1200回
前脛骨筋・目標   20回×60セット=1200回
         ⇒20回×60セット=1200回
                                   (17:00)      
 
  
  
両足を腰幅に開いて立ちます。つま先は正面よりもやや外側に向けます。

両手を胸の前で組みます。


息を吸いながら、後ろにある椅子に腰掛けるイメージでお尻を後方に下げます。

太ももが床と平行になるくらいまで腰を落としたら、息を吐きながら1の体勢に戻ります。

  
  


63.0kg÷1.65÷1.65=23.14 適正体重 2022/01 筋トレ開始
62.5kg÷1.65÷1.65=22.95 適正体重
62.0kg÷1.65÷1.65=22.77 適正体重 アゴ付近がスッキリ
61.5kg÷1.65÷1.65=22.58 適正体重 2022/07 筋トレ開始後、0.5年
61.0kg÷1.65÷1.65=22.40 適正体重
60.5kg÷1.65÷1.65=22.22 適正体重

60.0kg÷1.65÷1.65=22.03 適正体重 2023/01 筋トレ開始後、1年
59.5kg÷1.65÷1.65=21.85 適正体重
59.0kg÷1.65÷1.65=21.67 適正体重 ウエストサイズ32inch⇒31inch
58.6kg÷1.65÷1.65=21.52 適正体重
58.5kg÷1.65÷1.65=21.48 適正体重 2023/07 筋トレ開始後、1.5年
58.5kg÷1.65÷1.65=21.48 適正体重 70歳、最低値
58.0kg÷1.65÷1.65=21.30 適正体重 2023/08/23 2023/08/24
57.5kg÷1.65÷1.65=21.12 適正体重 2023/09/01 2023/09/02
57.0kg÷1.65÷1.65=21.12 適正体重 2023/11/13 2023/11/14
56.8kg÷1.65÷1.65=20.86 適正体重
56.6kg÷1.65÷1.65=20.78 適正体重
56.4kg÷1.65÷1.65=20.71 適正体重
56.2kg÷1.65÷1.65=20.64 適正体重
56.0kg÷1.65÷1.65=20.56 適正体重

1日に8.3gの内臓脂肪を燃焼させる方向で…
1か月(8.3g×30日)で249gの内臓脂肪が燃焼
12か月(8.3g×365日)で3029g、約3.0kgの内臓脂肪が燃焼⇒60.0kg
24か月(8.3g×365日×2)で6058g、約6.0kgの内臓脂肪が燃焼⇒57.0kg


          

    

「健康寿命」さらに長く 男72.68歳、女75.38歳 (NIKKEI 2021年12月20日)

2024年01月03日 | ネット・ニュースなど
「健康寿命」さらに長く 男72.68歳、女75.38歳 (NIKKEI 2021年12月20日)


厚生労働省は20日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2019年は男性72.68歳、女性75.38歳だったと公表した。

前回調査の16年(男性72.14歳、女性74.79歳)から男性は0.54歳、女性は0.59歳延びた。

健康寿命は3年ごとに数値を発表。19年は平均寿命との差が男性8.73歳、女性12.07歳となり、初公表の10年以降、縮小傾向が続いている。

厚労省は平均寿命との差をできるだけ短くすることを目指している。

都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男性が大分県の73.72歳、女性は三重県の77.58歳。

最短は男性が岩手県の71.39歳、女性が京都府の73.68歳だった。

同省は都道府県の格差縮小も目標に掲げるが、男性2.33歳、女性3.90歳となり、前回の16年時点(男性2.00歳、女性2.70歳)からいずれも拡大した。

厚労省は、13年度からの10年間の健康づくり計画「健康日本21(第2次)」で、健康寿命を延ばすことを目指し、生活習慣病の死亡率低減や、喫煙・飲酒に関する数値目標も設定。

専門委員会で進捗状況を確認しており、19年の健康寿命は20日の会議で報告された。



現在69歳、次の免許更新が2027年2月、73歳。
視力がイマイチ。
歯が、上が入れ歯になった、固いものが食べづらくなった。
聴力は、異状なし、音楽を楽しめる。
左手の小指がしびれる、生活に支障はない、違和感がある状態。


2021年12月から、少しづつ筋トレ。
2年継続。
内臓脂肪が減少した。
63.0kg⇒57.4kg前後で、57.0kgの時もあるし、57.8kgの時もある。
約6.0kgの脂肪が取れた。
二重あごがスッキリし、顔が細くなった。
ベルトの穴が2個縮まった。


73歳まで、健康に生活したい。


免許更新出来たなら、76歳までコンサートを聴きに行きたい。
ススキノで遊興したい。
競馬を楽しみたい。


認知症に罹患したくない…

本当の健康寿命は、男性82歳、女性85歳(ITmedia ビジネスオンライン 2016年06月06日)

2024年01月03日 | ネット・ニュースなど
本当の健康寿命は、男性82歳、女性85歳(ITmedia ビジネスオンライン 2016年06月06日)

プロフィール:
川口雅裕(かわぐち・まさひろ)
 組織人事コンサルタント (コラムニスト、老いの工学研究所 研究員、人と組織の活性化研究会・世話人)


「健康寿命」が注目されるようになってきた。

健康寿命は「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されている。

現在の日本人の健康寿命は、男性が平均71歳、女性が74歳とされており、一方、平均寿命は男性80歳、女性86歳だから男性で9年、女性で12年が他者の支援が必要な期間であり、この期間を短くするために、「健康寿命を延ばそう」という機運が高まっている。

もちろん健康寿命を延ばすことは、おのおのの高齢期の充実にとっても、社会保障費の適正化にとっても大切なのだが、健康寿命が男性71歳、女性74歳と聞いて違和感を覚える人もいるのではないだろうか。

実際、仕事場・スーパー・夜の居酒屋・休日のハイキングなどで元気な高齢者は、日常的に目にすることができる。

男女とも70歳代前半で「健康寿命が尽きる」というのは、あまりに実感に合わない。

大体、75歳以上で要介護認定を受けている人は23%(平成27年・高齢社会白書)にすぎないのだから計算が合わない。

では、健康寿命はどのように算出されているのだろうか。「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」という定義から、一般には、健康寿命は「要介護状態になってしまう平均的な年齢」、つまり、要介護認定を初めて受けた年齢を平均した数値だと捉えている人が多いだろう。

実は、まったく違う。

健康寿命は、国民生活基礎調査において、「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」「あなたの現在の健康状態はいかがですか」という質問を行って、「日常生活に制限のない期間の平均」「自分が健康であると自覚している期間の平均」を算出し、年代別人口や生存率などを加味して導いた数値である。

要介護認定という全国共通の客観的な基準ではなく、アンケートに回答した人たちの主観に基づく数値だから、要介護状態ではなくてもどこかが痛いとか、昔に比べて体調が良くないといった人もかなり含まれているだろう。

また調査対象は高齢者だけではないので、若くして障害や難病を抱えた人たち、たまたま調査時にケガをしたり病気にかかっていたりしていた人たちも含まれている。

もちろん、健康寿命の「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」という定義からして、このような算出方法がおかしいとは言えないが、一般的な捉え方とは大きく乖離しているのは間違いない。

健康寿命が男性71歳、女性74歳とは、若すぎるという違和感はこういうわけである。

65歳以上の介護保険料、高所得者は引き上げ方針 応能負担強化 (2023/11/02 毎日新聞)

2024年01月03日 | ネット・ニュースなど
65歳以上の介護保険料、高所得者は引き上げ方針 応能負担強化 (2023/11/02 毎日新聞)





厚生労働省は来年度から、65歳以上の人の介護保険料を、年間の合計所得410万円以上を目安に引き上げる検討に入った。


現在は所得に応じて9段階に設定している保険料のうち、最上位の合計所得320万円以上を細分化して13段階に増やす。


保険料の具体的な設定は各市町村が担うものの、高所得者の所得区分の目安を細分化することで応能負担をより進めたい考えだ。


65歳以上の介護保険料は、介護サービス量などを基に各市町村が基準額(全国平均は月額6014円)を設定する。


厚労省は現行制度で目安として9段階で設定しており、低所得者なら基準額より低くし、高所得者だと基準額より高い保険料になるようにしている。


厚労省は今回、9段階目の合計所得320万円以上を再編し、新たに10~13段階を設ける。


見直し例として「410万円以上」「500万円以上」「590万円以上」「680万円以上」を示した。保険料を算出するための乗数も現在の最大1・7倍から引き上げ、10~13段階では1・8~2・6倍とした。


410万円以上の人であれば、基準額の全国平均で仮に計算すると、保険料は月額最大1万1426円になる。ただ、現行でも既に多くの自治体で国が示す9段階以上の区分を設けており、自治体によっては保険料が大きく変動しない可能性もある。



一方、増収分で低所得者の保険料を軽減する。


対象は世帯全員が住民税非課税となっている1300万人で、現在は基準額の0・3~0・7倍の保険料をさらに引き下げる。


高齢者の増加により、介護保険料は今後も増加する見通しで、高所得者の負担増により、低所得者の保険料の伸びを抑えたい考えだ。【宇多川はるか】

スクワットの効果はいつから出る?効果が出てくる期間や、最適な回数や頻度を紹介 (2023/12/23 ティップネスマガジン)

2024年01月03日 | メモ

・太ももの前側(大腿四頭筋)...人間の体の中で最も大きな筋肉
・お尻(大臀筋)...人間の体の中で2番目に大きな筋肉
・太ももの裏(ハムストリングス)...人間の体の中で4番目に大きな筋肉
・ふくらはぎ(ひふく筋・ヒラメ筋)

スクワットで得られる効果

大きな筋肉を鍛えるスクワットは、大きく分けて3つの効果を得られます。
  1. ダイエット効果
  2. メリハリ・厚みのあるプロポーション
  3. 筋力量が増えることによる健康効果

1.ダイエット効果

スクワットにより筋肉量が増えると、エネルギーを代謝する量が増えるため基礎代謝量がアップ。

基礎代謝があがることで太りにくい体になります。

また食べない方法ではなく健康的にシェイプアップできるので、顔色や肌感などもイキイキとした美しいカラダに。

運動効果が高く自宅でも取り組みやすいスクワットは、美しくダイエットをしたい人におすすめのトレーニングです。


筋肉があると長生きできる?! 筋肉と健康寿命・病気との関係とは
筋肉量が増えると免疫力がつく、筋肉量が多いほど長生きできるなど、筋肉と健康の深い繋がりがあることはご存知ですか?あまり知られていない「筋肉の働き」を紹介します。

スクワットの効果はいつから出るもの?

スクワットを始めると、いつになったら効果があらわれる?この頻度で効果があるのかな?など、疑問や心配が出てくることがあります。スクワットトレーニングに取り組む上で、知っておきたい以下の3つの疑問について解説します。
 1)効果を伸ばす負荷
 2)頻度
 3)効果が出る期間
1)効果を伸ばす負荷
スクワットは自分の体の重さを利用する「自重トレーニング」で行います。

「10回〜15回×3セット」を目安に調整しましょう。

1セット行ったらインターバル(休憩)をとりましょう。

慣れるまでは3分程度休憩すると次のスクワットがしっかりできます。

慣れてきたら徐々にインターバルは短くしていって、最終的に1分程度で行うようにしましょう。

3セット行うと、心地よい疲労感とともに心身がスッキリしているはずです。

スクワットの動作中は「筋肉が熱く、使っている感じがする」、「筋肉がプルプル震える...」など、“効いている筋肉”を意識すると効果が上がりやすいです。

もともと運動習慣があり筋力がある人、スクワットに慣れてきて物足りなくなってきた人は、少し負荷を増やしましょう。

ダンベル、または水を入れたペットボトルを両手に持って行うなど、自重にウェイトを追加することで簡単に負荷を調節できます。

2)頻度

ハマると毎日行いたくなる筋トレ。

しかし、筋トレには回復のための「休息日」が必要といわれるので、スクワットも毎日行うのは良くない?と気になる人もいるでしょう。

回答としては、スクワットは”自重トレーニング”のため、毎日行っても問題ありません。

自分の体重は毎日の生活でも支えているため、強すぎる負荷にはならないからです。

ただ、ダンベルなどで負荷を増やしている場合は、筋肉の回復のための時間を取ることが必要です。

回復期間を設けずに高強度のスクワットを繰り返すと、結果的に筋肉の成長に非効率。負荷を高めて筋肉痛がけっこう出たな...という場合は、次のスクワットまで2〜3日間程度の休息期間を取りましょう。

合計でも5分ほどで終わるスクワット。

お風呂前、寝る前、朝食後などのルーティーンに取り入れてみてくださいね。

3)効果が出る期間

自分自身で「プロポーションが変わってきた」「疲れにくくなった」などの効果を実感できるようになるには3ヶ月程度かかります。

周りから見ても「変わったね!」と気づかれるくらいの変化は、おおよそ6ヶ月くらい。

3ヶ月前・6ヶ月前からスクワットを毎日寝る前の5分ほど行っていれば、今の自分のカラダはかなり変わっていたはず。

筋トレ・運動習慣は必ず自分に良い効果として返ってきます。

1日5分のスクワットで次の3ヶ月後には自分が変わってると思うとうれしいですね。

おすすめのスクワット2種

まずは基本のスクワットから始めましょう。

慣れてきたら少し負荷を高めるスクワットにレベルアップ。

運動習慣があり基本のスクワットでは簡単かなと思う人も、姿勢ややり方が正しいかどうか基本のポーズから今一度確認してみましょう。

<正しいポーズを確認>基本のスクワット
<レベルアップ!>ワイドスクワット
<正しいポーズを確認>基本のスクワット

通常のスクワットよりもお尻を鍛える効果が高く、また太ももの内側にある筋肉(内転筋群)もしっかりと鍛えられるのがワイドスクワット。

たるんだ内ももが鍛えられて脚がスッキリする効果から、骨盤と膝を支える筋肉が安定し、痛みやケガが起こりにくくなるなどの効果が期待できます。

▼ワイドスクワットのやり方
 1. 肩幅よりも広めに両足を開き、つま先と膝の向きを揃えます。両手を胸の前に組みます。

この時、基本のスクワットと同じく、つま先が外に向きすぎないように気をつけましょう。

膝がつま先よりも内側に入ると膝を痛める原因になります。45度以内になるのが目安です。

 2. 息を吸いながらゆっくりと腰を落とします。

かかとが上がらないよう、お尻をしっかり後ろに引きます。

 3. 太ももが床と平行になるまで腰を落とします。

 4. 息を吐きながら、膝が伸び切らないところまで腰の高さを戻します。

 5. 10回繰り返したら休憩をとり、3セット行います。

▼ワイドスクワットのポイント

気をつけたいポイントは基本のスクワットと同じですが、より負荷がかかるのでポーズが崩れがちです。特に以下の2点を留意しましょう。

・膝の幅よりもつま先の幅が広くならないようにしましょう。

・足の裏に均等に重心が乗っているかを意識しましょう。

スクワットを行うときの注意点

筋力アップの効果が高いスクワットですが、3ヶ月、6ヶ月と継続していく上で気をつけたい点も。慣れてきたときこそ注意したい3つのポイントです。
 ①準備運動で効果アップ
 ②正しいフォームで
 ③負荷を使用する際は無理をしない

①準備運動で効果アップ

スクワットに関わらず、準備運動をすることで血流が良くなり体温や筋肉の温度が上がります。

カラダが温まると関節の可動域も良くなりケガや痛みの防止にも。

また、急な運動で心拍数や呼吸数がぐっと上がると心臓や肺の負担にも。

準備運動をして徐々に上げることで、体全体への負担を減らすことができます。

まずは大きく腕を上げて深呼吸。その後は体の上から順に、肩回し、腰回し、膝の屈伸、アキレス腱伸ばしといった、全身の準備運動をするとスクワットトレーニングにもスムーズに入れます。

②正しいフォームで

正しいフォームでトレーニングを行うことには2つの大事な理由があります。

ひとつめは、トレーニング効果を高めること。ふたつめは、ケガや痛みの防止になることです。

スクワットでよくある間違ったフォームは、
・動作中に背中と腰がが丸まって、胸を張った姿勢が保てないこと。
・膝がつま先より内側に入ってしまい、膝の関節を痛めること。
です。

しっかり正面を向いて、息を大きく吸いながらお尻を後ろに引く意識を持つと背中をまっすぐに保ちやすいです。

バランスがとりにくい場合はしゃがみ込む時に腕を前に伸ばしてバランスをとりましょう。

膝が内側に入りやすい人は、両足の幅を少し狭い状態から始めてみましょう。

③負荷を使用する際は無理をしない

スクワットに慣れてきて筋肉痛にもならなくなったら、少しずつ負荷を上げてみても良いでしょう。

しかし早く効果を出したいからと急に高負荷をかけるのは逆効果。

筋肉の回復に時間がかかるため、筋肉の成長と筋トレ頻度のバランスが悪くなり、適切な負荷で毎日行う時よりも効果が出るのが遅れてしまったりすることもあります。

また、急な高負荷によるケガの心配も。ダンベルやペットボトルなどで負荷を増やしてスクワットを行いたいときは、片腕1kgずつ程度からはじめて徐々に増やすのがおすすめです。

効果的な回数や頻度で、スクワットを楽しく続けよう
スクワットの適切な頻度や効果が出てくる期間を知ることで、安心してトレーニングに励むことができますね。

ダイエットだけではなく、メリハリのあるプロポーションや健康効果のあるスクワット。3ヶ月後、6ヶ月後の自分の姿を楽しみに、正しく効果的なスクワットを1日5分、継続していきましょう!

スクワットの正しいやり方 100回適当にやるより10回正しいフォームでやる方が効果的 (2023/12/15 AERA dot.)

2024年01月03日 | メモ
スクワットの正しいやり方 100回適当にやるより10回正しいフォームでやる方が効果的 (2023/12/15 AERA dot.)



下半身を鍛える代表的な筋トレ「スクワット」。正しいやり方で行えば効果的に筋肉をつけることができるが、崩れたフォームで行うと効果が弱まってしまう。

フィットネストレーナーとしても活躍する整形外科専門医の吉原潔さんは「スクワットを100回崩れた姿勢でするより10回正しいフォームでする方が効果的」と言う。

そこで吉原さんが生み出したのは1日1回30秒で効果が期待できる『ドクターズスクワット』だ。

吉原さんの著書『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』(株式会社アスコム刊)より、「スクワットの正しいやり方」を一部引用・再編集して紹介する。

*  *  *

■一般的なスクワットのやり方は簡単なようで難しい

インターネットなどで紹介されているスクワットのやり方を見ると「両足を肩幅より少し広めに開き、つま先とひざの方向を同じにして、背すじを伸ばしたまま太ももと床が平行になるまで腰を落とす」とあります。

これをそのとおりに再現することは実はなかなか難しい……。

背すじを伸ばしたまま安定して腰を落としていくのにはけっこう筋力が必要で、ふだん運動をしていない方や高齢者は背中が丸まり猫背になったり、バランスをくずしたりしてしまいがちです。

そのため、やる人によってフォームがバラバラになってしまい、うまくできないと腰やひざを痛めたり、転倒したりしてしまう危険性もあります。



■吉原医師が考案した『ドクターズスクワット』

私が考案したスクワット方法『ドクターズスクワット』はしゃがんでいて立ち上がるという、慣れた動作なので、まっすぐに立ち上がれば自然に正しい方法になります。

■『ドクターズスクワット』のやり方

ドクターズスクワットは「(1)しゃがむ」「(2)立つ」の2つのポーズを30秒間くり返します。

【ドクターズスクワットのやり方】
  1. 「ポーズ(1)しゃがむ」から始めます。
  2. 「(1)しゃがむ」⇔「(2)立つ」30秒間くり返します。
ポイントは回数より時間です。30秒以上やりません。

1回30秒を守れば、1日に何回やってもOKです。








【(1)しゃがむポーズのポイント】
  • かかとが浮かないようにする
  • 背すじを伸ばす
  • つま先とひざを同じ方向に向ける
  • つま先は「30度くらい」に開く
  • ひじに力を入れない



●かかとが浮かないようにする 

かかとが浮いていると転倒しやすく危険です。足首を痛める原因にもなるので、足の裏は地面にしっかりつけましょう。

かかとが浮く人は、かかとの下に丸めたタオルや新聞紙を入れて、隙間をなくしましょう。

かかとが浮く人は、重心が体の中心ではなく後ろにありがちです。

タオルを使ってかかとを持ち上げると重心が体の中心に補正されて、ふらつきにくくなります。

・背すじを伸ばす

背すじが曲がって猫背になると、立ち上がるときに前のめりになって、バランスをくずしやすくなります。

・つま先とひざを同じ方向に向ける

「逆ハの字」といってもいいでしょう。人間の股関節の構造から考えて一番自然な角度なので、スムーズにスクワットができます。

・つま先は「30度くらい」に開く

・ひじに力を入れない

ひじを伸ばそうとすると腕に余計な力が入り、バランスをとりにくくなってしまいます。

【(2)立つポーズのポイント】
  • 目線はまっすぐに
  • 背すじを伸ばす
  • 腕は肩と同じ高さでまっすぐに伸ばす
    スクワットの正しいやり方 100回適当にやるより10回正しいフォームでやる方が効果的© AERA dot. 提供
・目線はまっすぐに

目線をまっすぐにすると猫背にならず、まっすぐに立ち上がれます。

・背すじを伸ばす

背すじが曲がって猫背になると、しゃがみ込むときに前のめりになってバランスをくずしやすくなります。

・腕は肩と同じ高さでまっすぐに伸ばす

腕が肩の高さより下がっていたり、逆に上がっていたりすると、バランスがとりにくくなります。

■スクワットのやり方のよくある間違い

【よくある間違い】
  • つま先とひざの方向がバラバラ
  • 猫背反り
・つま先とひざの方向がバラバラ

しゃがんだときに、ひざとつま先が同じ方向を向いていることが大事です。
例えば、つま先を30度に開いたとしても、ひざが内側を向いていたらダメ。
効かせたい筋肉に十分な刺激を与えられないどころか、関節をねじって痛める原因になります。

「つま先とひざが同じ方向」になっているか確認しましょう。

・猫背

背中が丸まって猫背になると、バランスをくずしやすいだけでなく、効かせたい筋肉に十分な刺激が与えられなかったり、腰やひざを痛めやすくなったりします。

・反り腰

立ち上がるときに、背すじを伸ばそうとするあまり腰を反らせていませんか? 
腰痛の原因になるので、要注意です。

目線を正面に向けると、まっすぐ立ち上がれます。

壁に向かってしゃがみ、手の先と壁との距離を一定にするようにして立ち上がるとわかりやすいと思います。

手の先が壁に近づくようなら、背中が丸まり、まっすぐ上に立ち上がれていない証拠です。

■スクワット10回と100回、効果的なのはどっち?

「効果的なのはどっち?」
A.スクワットを10回する
B.スクワットを100回する

答えは、Aの10回。

100回スクワットをしようとしたら、キツくて途中から姿勢がくずれて、正しいフォームを保てないはず。

そうすると、効果が出ないどころか、体を痛めることにもなりかねません。
そこで、決めたのは、
  • ドクターズスクワットは回数にこだわらない
  • 短時間でいい
ということです。

時間は、「1回30秒」です。

どうでしょうか? 30秒では物足りなそうですか?
 
試しに、1分間やってみてください。かなりキツいと思います。

では、10秒にしたらどうでしょうか? これでは、やった感じがありません。

30秒というのは絶秒な時間設定なのです。

時間がない、めんどうくさいというときでも、「なんとか30秒くらい」と、思いやすいのもポイントです。