BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、LPなど⇒断捨離、コンサート、リウマチ・膠原病などのメモ
2 失念防止のためのメモ

ウクライナからの脱出を試みるアフリカ系留学生たち…(BuzzFeed News 2022/03/07)

2022年03月08日 | ネット・ニュースなど
ウクライナからの脱出を試みるアフリカ系留学生たち。列車やバスで人種差別に直面 (BuzzFeed News 2022/03/07)


「列車に乗っていたウクライナ人の女性に、『サルはアフリカに帰れ』と言われ…」、「警官の中には、明らかに人種差別主義者がいた」。

ウクライナ政府は差別を否定しているが、SNSには列車内で警官と黒人がもめる動画などが投稿されている。

ロシア軍の攻撃から逃れるため、多くの人々がウクライナから近隣国に避難しようとしている。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグランディ難民高等弁務官によると、その数は150万人にのぼる。

避難しているのは住民だけではない。ウクライナに留学している外国人学生も同じだ。

しかし、アフリカ人学生の多くが、避難途中で人種差別に直面し、出国に苦労しているという。

列車やバスに乗れないアフリカ人学生たち「こんな状況で人種差別を…」


BuzzFeed Newsは、ウクライナに留学している学生から話を聞いた。

彼らは列車内で人種差別的な中傷を受け、銃を持ったウクライナの警察官によって乱暴に放り出されたという。

シエラレオネからの留学生は、乗車券を持っていたにもかかわらず、国境への列車に乗れなかった。

リベリア人留学生は、ウクライナの国境で、ポーランドに向かうバスへの乗車を警備員から拒否された。

彼女だけでなく、一緒にいた他のアフリカ人らもバスに乗れなかったという。

食べ物も避難場所もなく、寒空の下で2日過ごさざるをえなかったと語った。

ウクライナ政府は、外国人学生に対する人種差別の疑惑を「ロシアの偽情報 」として否定した。

しかし、ソーシャルメディアや報道機関から、ロシアの攻撃から逃れようとする留学生が、地元当局から非人道的な扱いを受けているという報告が複数ある。

ナイジェリア出身の医学留学生、ジェニーヴァ・イグワマさん(25)は、「今はウクライナに失望している 。こんな状況で人種差別をするなんて」とBuzzFeed Newsに語った。

「サル」「アフリカに帰れ」


イグワマさんは、ウクライナの首都キエフから列車に乗り、リヴィウで乗り換えてポーランドへ向かう予定だった。

キエフ駅は人々でごった返しており、係員は女性と子どもしか入れないと言ったという。

しかし、イグワマさんによると、それにはすべての女性を含むわけではなかったようで、「黒人は、女性でも入れてもらえなかった」そうだ。

何人かの男性がこっそり列車に乗り込んでいるのを見て、イグワマさんや他の医学生たちも列車に乗り込んだ。

途中、ウクライナ人の女性たちがイグワマさんたちを「サル」と呼び、「アフリカに帰れ」と怒鳴ってきたという。

リヴィウに到着し、イグワマさんたちが次の列車に乗ったとき、ウクライナの警官が乗り込んできて、彼らを列車から追い出そうした。

イグワマさんの提供動画からは、列車から追い出される人々が警官に抵抗する声、訴える声が聞こえる。

警官に殴られ、頭をドアに叩きつけられたとイグワマさんは話した。

動画では、「私があなたに何をしたのですか」とイグワマさんが警官に尋ねている。

警官らはイグワマさんたちが電車から降りるまで押しつけ続けた。

一人はイグワマさん顔に銃を向けたという。

しかし、兵士や他の警官が介入し、暴行を止めさせたそうだ。

イグワマさんは、声を上げた人々に感謝を述べた。

列車には乗れなかったものの、イグワマさんたちは、車で国外に人々を運んでいるボランティアの女性の助けを得て、現在はスロバキアの難民シェルターにいる。

車で約9時間、徒歩で約6時間の道のりだった。

イグワマさんはスロバキアに残って勉強を続けたいと願っているが、今回負った身体的ダメージだけでなく精神的なトラウマに対処するのは困難だと考えている。

とても、とても、とても悲しいです。なぜならウクライナにはもう帰れません。私にとってウクライナは安全ではない。命が危険にさらされるから」とイグワマさんは語る。

「私たちを導き、保護するはずの警察が、今や私たちを殺そうとしているのです。もし、列車が動いているときに、私たちが列車から落ちたらどうなったでしょう?」

「警官の中には明らかに人種差別主義者がいました」


イグワマさんと一緒にいたデイビッド・オグボンダさん(20)も、列車で警官らに襲われたと証言している。

警官は私たちを殴り、列車から突き落としました

「列車に乗っていたウクライナ人の女性に、『サルはアフリカに帰れ』と言われました。警官は、『(オグボンダさんが)混乱しているようだから押さえつける』と説明しました」

この出来事を経験し、オグボンダさんは「悔しくて、失望した」という。

人種差別的な経験をしたことはありませんでした。私はウクライナに差別はないと思っていました。しかし今や、それを目の当たりにしたのです

BuzzFeed Newsはリヴィウ州の警察当局に問い合わせたが、返答はない。

ポーランド行きの列車に乗ろうとしたハイチ人男性と他の黒人らも、リヴィウの警官に銃を突きつけられたと英テレグラフ紙に語っている。

「警官は叫び、私たちを押して無理やり後ろに下がらせました」

ウクライナ人の女性や子どもを先に乗せようとしたのだと思います。それは理解できますが、警官の中には明らかに人種差別主義者がいました

「1人の警官が私たちに銃を突きつけて叫んでいましたが、他の2人の警官が私たちに同情して、『行け、行け』と言いながら列車に乗せてくれました」

インスタグラムに投稿された動画では、リヴィウの警官がアフリカ人女性の列車への乗車を拒否しているようにみえる。


シエラレオネから留学に来ている医学生、ラビアトゥ・バーさん(23)と同じくアフリカ出身のクラスメイトたちは、乗車券を持っていたが列車に乗れなかった。

その時の様子をBuzzFeed Newsに語った。

バーさんは、なぜ乗車を許されなかったのか、結論に飛躍したくはないと言いつつ、同じ係員が乗車券を持っていないウクライナ人女性を乗車させていたと明かした。

バーさんたちは最終的に、別の係員が対応する車両に乗ることができたという。

私たちを見ていた他のウクライナ人に感謝しています。家族連れの人たちが片側に寄ってくれて、私たちのためにスペースを作ってくれました」とバーさんは語る。

だから問題だったのはウクライナの人々ではなく、係員です

リヴィウに到着後、バーさんはポーランドに向かうバスの席を確保しようとした。

列の先頭に並んでいたにもかかわらず、後ろの乗客らが先に乗せてもらえたとバーさんは話した。

後ろの乗客らの中にはウクライナ人だけでなく、ヨーロッパのさまざまな国から来た人々がいた。

2台のバスは満員になり、3台目のバスは、10人のグループが後ろの2列に座ると、バーさんたちが席を確保する前に出発してしまったという。


「これが、黒人であることの潜在的な意味です」とバーさん。「いつも、最後尾に追いやられてしまうんです」



バスの座席を確保した後も、トラブルは尽きなかったとバーさんは語る。バスは、警察の検問所に到着した。

「警官がバスに乗り込んできました。一直線に後ろにやって来て、私たちにパスポートの提出を求め、住所を尋ねました」

警察から質問された乗客は、アフリカの学生たちだけだったという。

この苦難は30分ほど続いた。

その間バーさんは、運転手や他の乗客が待たされていることにイライラして、彼女たちをバスから追い出すのではないかと心配だったと話す。

「時間が無駄になったし、とても恥ずかしい思いをしました」

「私たちは全員書類を持っていたので、最終的には解放されました」

「バスに有色人種を乗せない」国境まで13時間歩いた学生も


リベリアから5カ月ウクライナに留学していたある医学生(27歳、匿名希望)は、ポーランドに向かうバスに乗れなかった。

彼女同様、一緒にいた仲間たちも国境警備隊から乗車を拒否された。

シェルターも食料もない状態、寒い地で2泊した。

その後、バスに乗るのを諦め、約13時間歩いて国境まで向かったという。

到着後、ポーランドに渡るための別のバスに乗る列に並ぶように言われたが、彼女たちはずっと列の後ろに追いやられ続けたそうだ。

国境警備隊は、バスに「有色人種を乗せない」と彼女は言う。

「バスに乗れるのは女性と子どもだけだと彼らは言っていました。しかし、彼らは黒人を乗せる代わりに、白人だけを乗せるのです」

「バスに乗るのは、私たちの権利です。私たちは乗ろうとしましたが、警備のひとりが『下がれ、もし誰かが渡ろうとしたら撃つぞ』と言って、実弾で空中を撃ちました」

彼女は、学業を終えるためにウクライナに戻ることはないと話す。

「黒人であるというだけで評価されないのだから、他の国に行きます。経済的なことを言うならば、私たちはウクライナにお金を持って来ているのです。こんな扱いを受ける理由はありません」


キエフから約640キロメートル離れた国境の町、シェヒニに取り残されたナイジェリア人の留学生は、次のようにCNNに話している。

バスは10台ありました。ウクライナ人を全員連れていったあと、私たちも連れていってもらえると思ったのですが、もうバスはないから歩け」と言われました。

寒さで体がしびれ、4日間寝ていないという。

「アフリカ人よりもウクライナ人が優先されています。男も女も、あらゆる所で。なぜか、と問う必要はありません。理由は分かっています」

「私はただ家に帰りたいのです」

ウクライナ政府「差別はない」


留学生が人種差別に直面しているという報告を受け、ウクライナ外務省は2月28日、「外国人による国境の横断に関しても、人種や国籍に基づく差別はない」と声明で述べている。

国外への避難は「先着順で、すべての国籍の人に対応」しており、女性や子どもには例外が認められているとした。

また外国人学生の国境通過が 「円滑に進むように最善を尽くしている」とした上で、「ロシアの偽情報に惑わされないよう」念を押した。

「戦闘が続いているため、現時点では留学生がウクライナの居住地にとどまることがより安全だと考えられる」と声明は続いている。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相は3月3日、ウクライナから避難する「アフリカ、アジア、その他の学生」のために緊急ホットラインを設置したと述べた。

「私たちは留学生たちの安全を確保し、彼らの避難を早めるため集中的に取り組んでいる」

この記事は英語から翻訳・編集しました。


ウクライナへの共感。
ウクライナ人への支援。
共感、支援の世界。
世界中が、その空気感。
水を差す勇気ある報道。


真実かも知れないし、虚偽かも知れない。
差別する人は、どこの国にも存在するから…


留学生は、母国に帰国したら、反ウクライナとなる。
ウクライナ人への、反感だけが残る。
アフリカ諸国では、ウクライナ人は、排除。
アフリカ人への差別が、新たな紛争を生む。


ロシアの偽情報かも知れない。
ウクライナの真実の姿かも知れない。
真実は、不明。
世界は、白人中心。
有色人種は、列外。
当然、モンゴロイドの日本人も同様。


ウクライナ支援、一辺倒の報道。
冷静になれとの、警告かも…


ポーランドが、ミグ戦闘機をウクライナに供与。
EU対ロシアの戦闘になる。
双方が核兵器を使用。
第3次世界大戦となる。


停戦交渉の進展を祈る。

ソヒエフがトゥールーズ・キャピトル管とボリショイ劇場の音楽監督辞任 (ぶらあぼ 2022/03/07)

2022年03月08日 | ネット・ニュースなど
ソヒエフがトゥールーズ・キャピトル管とボリショイ劇場の音楽監督辞任 (ぶらあぼ 2022/03/07)


「わたしたち音楽家は平和の使者」
 
指揮者のトゥガン・ソヒエフが、3月6日、自身のFacebookでトゥールーズ・キャピトル管弦楽団とボリショイ劇場の音楽監督を辞任すると発表した。

ソヒエフは、ワレリー・ゲルギエフとルーツを同じくする北オセチアのウラジカフカス出身。

ロシアのウクライナ侵攻についてトゥールーズ市当局から何らかの声明を出すように要請されていた。

長いコメントには苦悩が滲む。

ロシアの音楽家とフランスの音楽家のどちらかを選ぶという「不可能な選択を迫られた」ことが両方のポストからの辞任という結論を導いたと述べている。
 
「私はこれまで一度も紛争を支持したことはないし、いかなる形の紛争にも反対だ」としたうえで、トゥールーズでもボリショイ劇場でも、定期的にウクライナの歌手や指揮者を招聘してきたことに触れ、「国籍のことなど考えたこともなかった」という。

ロシア音楽の演奏が取りやめられたり、ロシアのアーティストたちがさまざまなイベントから排斥されている現状に対しては、「チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチとベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシーのどちらかを選ぶよう、私は迫られるだろう」

「キャンセル文化 cancel culture の犠牲になっているのを目の当たりにするのは耐えられない」と分断を憂いた。

「私たち音楽家は、偉大な作曲家を演奏・解釈することによって、人類がお互いに思いやりと尊敬の念を持ち続けるための特別なチャンスと使命を与えられているのです。私たち音楽家は、ショスタコーヴィチの音楽を通して、戦争の悲惨さを思い起こさせるために存在している。私たち音楽家は平和の使者なのです。私たちや私たちの音楽が国や人々を結びつけるために使われるのではなく、私たちは分裂、排斥されているのです」

2005年から長きにわたり関係を築いてきたトゥールーズ・キャピトル管との契約は今年6月までだったが、任期満了を目前にしての辞任となった。



ロシア人差別がフランスでも開始された。
ロシア人への人権侵害。
嫌な世の中。
悪いニュース。

ウクライナに戦闘機提供案…(SANKEI NEWS 2022/03/07)

2022年03月08日 | ネット・ニュースなど
ウクライナに戦闘機提供案 米国務長官が示唆 ポーランドは否定 (SANKEI NEWS 2022/03/07)


【パリ=三井美奈】欧州歴訪中のブリンケン米国務長官は6日、訪問先のモルドバで記者会見し、ポーランドによるウクライナへの戦闘機供与を「積極的に検討している」と述べた。

ポーランドが保有する旧ソ連製戦闘機を供与し、米国がポーランドに補填機を提供する計画が浮上していると認めた。

ブリンケン氏は記者会見で、ウクライナへの戦闘機支援について「ポーランドが提供を決断すれば、われわれがどのように穴埋めできるかを考えている」と発言した。

時期については明らかにしなかった。

ウクライナで制空権をめぐる攻防が激しくなる中、ウクライナ政府は北大西洋条約機構(NATO)に対し、飛行禁止区域の設定、あるいは戦闘機の供与を強く求めていた。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは6日までに、米政府関係者の話として、ポーランドの戦闘機提供に伴い、米国がポーランドにF16戦闘機を補塡(ほてん)する案が検討されていると報じた。

ただ、ポーランドの首相府はツイッターで「ポーランドは戦闘機をウクライナに送らず、飛行場を出撃に使わせない」と発信し、提供を否定している。

モルドバでの記者会見では、ブリンケン氏とともに登壇した同国のサンドゥ大統領が、モルドバ東部トランスニストリア地域に駐留するロシア軍について懸念を示し、米国に支援を求めた。

同地域はウクライナに隣接。1990年にロシア系住民が「独立」宣言し、千人以上の露軍部隊が駐留しているとみられている。



ポーランドが加担すると、ロシアの攻撃を受ける。
NATO対ロシア、本格的な戦争。
第3次世界大戦。
ウクライナの願望の通り推移する。



ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、ワンシャワ、東京、ワシントン等の主要な都市の2585か所に核兵器の使用。
壊滅出来る。
世界の終末が見えてきた。



私は、68歳。
健康寿命の73歳程度まで生きたかったが残念。



実父は、38歳でガンで死亡。
実父より30年長く生きた。
生存年数で、私の勝ち。



ロシアでは約1760発の退役核弾頭が解体を待っており、残りは約4495発。 約2585発が攻撃用の戦略核弾頭で、うち約1625発が陸上と海から発射される弾道ミサイルと爆撃機基地に配備されている。 



ポーランドが戦闘機の提供を否定している。
第3次世界大戦の一歩手前。
良いニュース。

ロシア軍、首都キエフなど4都市で“人道回廊”実施を発表…(日テレ NEWS 2022/03/07)

2022年03月08日 | ネット・ニュースなど
ロシア軍、首都キエフなど4都市で“人道回廊”実施を発表…ウクライナ側から正式発表なし (日テレ NEWS 2022/03/07)


ロシアによるウクライナへの攻撃が激しさを増す中、ロシア国防省は、日本時間の7日午後4時から首都キエフなどで一時的に戦闘を停止し、民間人を避難させる措置をとると発表しました。

欧米メディアどうみる? 

ロシア国防省によりますと、一時的な停戦は日本時間の7日午後4時から行われ、その後、避難ルートの安全を確保して住民の移動を始めるとしています。

この、いわゆる「人道回廊」の対象となるのは、首都キエフのほか激戦地となっている第二の都市ハリコフや、ロシア軍が包囲している南東部のマリウポリなど4つの都市だとしています。 

ただ、ロシアが主張する避難先にはロシアや同盟国のベラルーシなどが設定されているほか、今のところウクライナ側からの正式な発表はありません。 

「人道回廊」は5日と6日に南東部のマリウポリなどで予定されていましたが、攻撃がやまず失敗していました。


日本のように無条件降伏する方法もある。
日本は、米国の核兵器により、敗戦。
日米安保条約で核の傘で米国の保護下にある日本。
日本各地に米軍基地が存在。
米国の属国的な日本。


米国の核兵器の被害を受けた日本。
米国の核兵器を利用して、自衛している日本。
矛盾しているが、平和を優先。
国民は、妥協した。
日本国内に米国の核兵器がないと思うようにした。
そして、平和を満喫している。
平和ボケした自分。



日本の近海に北朝鮮のミサイルが落下。
尖閣諸島の領海内に共産中国の船舶が侵犯。


日本本土にミサイルは、落下していない。
尖閣諸島は、北海道から遠い。
自分に直接的な被害がない。
爆弾が落下しない。
銃撃戦もない。
落ち着いて食事が出来る日本。
落ち着いてトイレに行ける日本。


ウクライナは、遠い国。
テレビでは、ワイドショーで取り上げる程度。
所詮、他人事で、無関心。

「最後の橋」に爆薬、ロシア軍阻止へ …(AFPBB News 2022/03/07)

2022年03月08日 | ネット・ニュースなど
「最後の橋」に爆薬、ロシア軍阻止へ 緊迫のキエフ西郊 (AFPBB News 2022/03/07)


【AFP=時事】ウクライナの首都キエフ西郊の町ビロホロドカ。
さらに西、川の向こうにはロシア軍が展開する。

ウクライナ義勇軍の通称「キャスパー」軍曹は悲しみをこらえ、首都につながる「最後の橋」に爆薬を仕掛けた。

ロシア軍の進撃を遅らせるため、キエフの西側に架かる他の橋はすでに全て爆破された。

町に沿って流れる川に架かる「最後の橋」の先には、夏の別荘地として知られる緑に囲まれた村々があるが、今は戦場となっている。  

キャスパー軍曹に橋の爆破命令が下れば、キエフと西方後背地との直接のアクセスは事実上、断たれることになる。元空挺(くうてい)隊員の軍曹は6日、「橋を守るためできる限りのことはする」とAFPに語った。  

だが、戦火は近づきつつあり、バリケードを築く人々の表情は陰鬱だ。

ロシア軍は地上軍に加え、戦闘機を投入し、周辺の町や村を爆撃している。  
避難する住民は増える一方だ。まれに戦闘がやむと、ロシア軍がさらなる攻勢の準備をしているのではないかとの不安が膨らむ。 

「命令が下るか、もしくはロシア軍の進撃を確認すれば橋を爆破する」。

キャスパー軍曹は前線の上空を飛ぶウクライナ軍の無人偵察機を見上げ、その時が近いかもしれないことを認めた。

「ただし、それまでできる限り多くの敵戦車をつぶしてやる」

 ■狭まるキエフ包囲  

キエフ包囲の輪は日に日に狭まっている。危険度は増し、市街地は閑散としている。

ドニエプル川(Dnipro River)東岸でも、ロシア軍が50キロ圏内に迫っている。  

しかし、西側からの道はキエフ中心部と官庁街へ直接つながっている。  

キエフ市民の抵抗の意志は固いが、表情は険しさを増している。

ゲリラ戦に備える人もいる。

自動車修理工場を営むオレクサンドル・フェドチェンコ(Oleksandr Fedchenko)さん(38)もその一人だ。  

テレビで人気の自動車関連番組の司会を務めたこともあるフェドチェンコさんは、武器が著しく不足している義勇軍を支援するため、自らの工場で武器の修理や改造を始めた。 

「うちで働く一般レベルの自動車整備士でも武器を製造できることが分かった。火炎瓶の作り方を知っている従業員もいる。できることは何でもやっている」  

フェドチェンコさんの工場では、従業員全員が義勇軍に志願した。

整備士の通称「クロス」さん(28)は、ウクライナ軍が奪ったロシア軍戦車から取り外した大口径機関銃を、訓練を受けていない志願兵でも使える市街戦用の携行武器に改造していた。  

工場はキエフ西端の道路沿いにあり、ロシア軍のミサイル攻撃に対して無防備だ。

「いつ攻撃されてもおかしくないと皆分かっている」と、フェドチェンコさんは涙を浮かべて言った。 

「きょうが人生最後の日になるかもしれないと、覚悟の上だ。それでも皆やってくる」


帝政ロシアの首都であったキエフ。
ロシアは、ミサイル攻撃でキエフを攻撃しなかった。
ロシアにとって、キエフは、日本で言う京都のような存在らしい。
ロシア、ロシア軍は、作戦的にキエフを破壊しない方向であったと感じる。
ロシア、ロシア軍は、遅延したように装っていた。
退去するのを待っていたロシア。
退去せず、抵抗姿勢のウクライナ。
ここまで来たら、ロシアは、待機する意味がない。
キエフをせん滅する可能性も…



キエフがあってのウクライナ。
全滅して、世界の共感を得る。
ロシアは、心のふるさとを喪失。


別の考え方もある。
歴史的な都市を破壊したくないウクライナ。
歴史遺産のキエフの存続を優先。
世界から共感を得るため退去を決意。
キエフを退去し、今後の展開に委ねる。