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ロシア人ピアニストの発言が波紋 キエフへの電力遮断呼び掛け (JIJI.COM 2022/03/17)

2022年03月20日 | ネット・ニュースなど
ロシア人ピアニストの発言が波紋 キエフへの電力遮断呼び掛け (JIJI.COM 2022/03/17)


【パリAFP時事】著名なロシア人ピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー氏(53)が、ウクライナへの圧力を強化するため首都キエフに対する電力遮断を呼び掛け、クラシック音楽界に衝撃を与えている。

1990年のチャイコフスキー国際コンクール優勝者で、世界中で公演活動を行ってきたベレゾフスキー氏は10日、政権寄りテレビ局のトーク番組で「彼らを気遣うことをやめ、包囲して電力を遮断できないのか」と発言。

「西側メディアが言っていることは全くのうそだ」とし、「われわれはこの戦争に勝利する必要がある」と述べた。

これに対し、ドイツ出身のピアニストで指揮者のラルス・フォークト氏はツイッターに「元友人からのこれらの発言は信じられない。友情は正式に終わりだ」と投稿。

ベネズエラ人ピアニストのガブリエラ・モンテーロさんも「とてもがっかり。音楽的偉大さと共感は、必ずしも両立しない」とツイッターに書き込んだ。



ボリス・ベレゾフスキー氏は、西側諸国がロシア人音楽家を排除、追放したため、ロシアで生きることを選択したと思う。

元テニス選手マリア・シャラポワ氏は、西側でビジネス、生活をしているし、配偶者は、西側の人物。
ウクライナ支援を表明して、西側諸国での人生を選択した。

指揮者ワレリー・ゲルギエフは、態度を明確にしなかったため、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団から排除、追放された。

ソプラノ歌手アンナ・ネトレプコ氏は、メトロポリタン歌劇場から排除、追放された。
後任にウクライナ人のソプラノ歌手が抜擢された。
後味が良くない。

ロシア人音楽家は、反プーチンを表明しないと演奏活動が困難となった。



※ボリス・ベレゾフスキーはモスクワ出身のロシアのピアニスト。
リストやシューマン、メトネル、ラフマニノフ、ハチャトゥリアンなどの録音がある。
フランツ・リストの超絶技巧練習曲全曲連続演奏の動画がインターネット上に出回り、一躍有名になった。また、この時の演奏は非常に評価が高い。