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net news 恵庭SPレコード倶楽部 100年前のろう管で音楽鑑賞

2017年03月17日 | ネット・ニュースなど

net news 恵庭SPレコード倶楽部 100年前のろう管で音楽鑑賞

 恵庭SPレコード倶楽部(薦田仁代表)は18日午後1時から、約100年に「ろう管」に録音されたクリスマスソングの鑑賞を泉町111のビジネスホテルSGで開催する。同倶楽部は今年が創設20周年の記念で、毎月開いているSPレコード鑑賞会に併せて特別に企画。薦田代表(64)は「100年前に録音されたままの力強い歌声が聴ける。みんな驚いてくれると思う」とPRしている。

 同倶楽部はCD全盛時代の1996年5月に設立。SPレコードが廃れていくのを見過ごせず活動を始め、薦田さんは「SPレコードにしか入っていない音源もあり、良い音がするのに(当時は)イメージも悪かった。守るために鑑賞会を定期的に開くことにした」と振り返る。恵庭、札幌のレコード愛好家3人で活動し、毎月第3日曜日にSPレコード鑑賞会を欠かさず開いてきた。

 今回は薦田さんが米国のインターネットオークションサイトで、1900~10年代にクリスマスソングを録音したろう管を購入。薦田さんは「これまでろう管には手を出さなかった。ろう管の状態が良いものを手に入れるのは難しく、筒に入れてもすぐ割れてしまう」と振り返り「古くて知らない曲ばかりでは面白くないと思っていたが、ネットでクリスマスソングを聴いて興味を持った」と話す。

 ろう管用の蓄音機も手に入れ、当日は賛美歌「神の御子は今宵しも」など4曲を披露する。薦田さんは「ろう管の鑑賞会はなかなかないと思う」と強調し「自分も聴くまではもっと弱々しい音だと思ったが、100年前と変わらぬ力強い音で聴ける。ノイズは少しあるけど、温かみのある声が聴ける」とアピールしている。

 希望者は当日、直接会場へ。入場無料だが、コーヒー代500円(お代わり自由)。問い合わせは同ホテル 電話0123(33)5611。

聴いてみたいが、恵庭市。