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2 失念防止のためのメモ

山川方夫全集第5巻

2006年09月30日 | BOOK(本棚・左)

山川方夫全集第5巻

冬樹社

昭和45年7月30日、第1刷発行

定価1200円

 灰皿になれないということ
 「文明」の無力さと「力」とについて(三田文学1957.01)
 「民主主義」の確認(中国新聞1960.07.11)

 ・自由・のイメージ
 国語審議会は解散すべきである(ヒッチコック・マガジン1961.07)

 永井龍男氏の「一個」
 サルトルとの出逢い
 早春の記憶
 『われらの時代』について
 『悲の器』について
 『文学と詩精神』について
 『町ッ子』について
 『マリアの首』について(新劇1959.05 劇評)
 『蠍を飼う女』について(新劇1960.02 劇評)
 『サンド・ストーム』について(テレビ・ドラマ1961.01 芸術祭参加作品評)
 西島大について(青年座/第16回公演パンフレット1959.09「可笑しい奴 ─西島大君のこと」)
 江藤淳について(江藤淳氏について→改題)
 中原弓彦について(河出書房『虚栄の市』1964.01「跋」)
 曽野綾子について(「遠来の客たち」の頃→改題)
 石原慎太郎について(石原慎太郎氏について→改題)

 『日々の死』後記
 『海岸公園』あとがき
 『長くて短い一年』後記
 『愛のごとく』後記
 わが町・東京
 借用未遂(無限秋季2号 1959.08)
 女の町・午前二時三十分(日本1960.04「特別ルポ・新宿」)
 熊公とカルパス(政治公論40号 1960.07)

 新鮮・以前
 山を見る
 神話
 「日々の死」の銀座(東京新聞 夕刊1962.06.22「文学の東京 (29) 銀座四丁目」)
 正常という名の一つの狂気(ネットワーク1962.10「正常という名の一つの狂気 「りゅうれんじん」(仮題) の原作者として」)
 恋愛について(婦人画報1963.01「一緒に死ぬこと それが恋愛」)
 商売熱心ということ(CMレポート1号 1963.01)
 感想一束(中部日本新聞連載)
  オリンピックまで(1963.06.12)
  バラ(1963.06.20)
  美食家への渇望(1963.06.26)
  小さな親切(1963.07.04)
  ヤー・チャイカ(1963.07.11)
  色気(1963.07.17)
  自信について(1963.07.25)
  不幸を防ぐ努力(1963.08.08)
  ヒロシマ(1963.08.20)
  お祭り雑感(1963.08.27)
  人のいいのは…(1963.08.31)
 弱むしたち(宝石1963.08)
 日劇について(洋酒天国58号 1963.07「日劇について ─都会化のシンボル」)
 今年の言葉(中部日本新聞1963.12.16)
 謎(宝石1964.02)
 麻美子と恵子と桐子の青春(婦人画報1964.03「麻美子と恵子と桐子の青春 評判小説に描かれたオフィスのヒロインはいかに生きたか」)

 女性について
 あの頃(風景1964.08)

 海を見る
 「古代」再訪
 「ザ・タリスマン」白書
 半年の後…
 日南海岸(週刊朝日1964.12.04「新日本名所案内 (32)/日南海岸」)
 わがままな由来(小説現代1965.05「ペンネーム誕生記」)

 一通行者の感概
 私の良妻論(婦人生活1965.02「〈私の良妻論・〉男として生かしてくれる女性こそ最上」)
 映画批評家への公開状(ヒッチコック・マガジン1959.10)

 目的をもたない意志
 映画は映画である(映画芸術1962.02「映画は映画である 大島氏の『飼育』をめぐって」)
 『情事』の観念性(映画評論1962.01)
 中途半端な絶望(映画芸術1962.10「中途半端な絶望 ──アントニオーニの新作をめぐって」)
 増村保造氏の個性とエロティシスム(映画評論1962.06「増村保造氏の個性とエロティシスム ──主に『妻は告白する』をめぐって」)
 『素晴らしき恋人たち』について(婦人公論1962.03「素晴らしき恋人たち ──女というもののフシギさがテーマ」)
 『フラワー・ドラム・ソング』について(婦人之友1962.06)
 『二十歳の恋』について(現代の眼1963.06「お国ぶりの違いがにじみ出る」)
 気ままな楽しみ(銀座百点1963.07)
 『去年マリエンバードで』への一つの疑問(日本読書新聞1964.05.18)
 『かくも長き不在』について(婦人公論1964.09「かくも長き不在 ──・愛・の切実さとかなしみ」)
 「シルヴィ」の幻(リラックス3号 1963.03)
 『肉体市場』その他について(北海道新聞1962.04.06)
 『尼僧ヨアンナ』について(北海道新聞1962.05.01)
 『恋や恋なすな恋』について(北海道新聞1962.06.04)
 『オルフェの遺言』について(北海道新聞1962.07.02)
 『憎いあンちくしょう』について(北海道新聞1962.08.03)
 『キングコング対ゴジラ』について(北海道新聞1962.09.06)
 トコという男
 エッセイ/江藤淳「山川方夫と私」
 年譜/坂上弘
 オビ推薦文/山本健吉「暇のかかった熟成」
 月報~山本健吉「山川君の思い出」
 月報~梅田晴夫「嘉巳ちゃん」
 月報~遠藤周作「山川氏のこと」
 月報~十和田操「片隅の追憶」
 月報~谷川俊太郎「山川さん」
 月報~安倍寧「「ボン」時代の思い出」
 月報~小池晃「映画と山川」
 月報~高橋昌男「山川さんにおける「死」」
 月報~岡田睦「素顔」

 


山川方夫全集第4巻

2006年09月30日 | BOOK(本棚・左)

山川方夫全集第4巻

冬樹社

昭和49年2月25日、第2刷発行

定価1600円

 十三年
 お守り
 ロンリー・マン
 箱の中のあなた
 予感
 親しい友人たち
 暑くない夏
 トンボの死
 社内旅行
 新年の挨拶
 カナリヤと少女
 朝のヨット(美術手帖1963.07)

 歪んだ窓
 他人の夏
 邂逅
 クリスマスの贈物
 なかきよの…
 大人のつきあい
 テレビの効用
 相性は―ワタクシ
 あるドライブ(とよぺったあ1964.07.17)
 夫婦の仲(ことぶき1964.09.11)
 三つの声(エラリィ・クイーンズ・ミステリ・マガジン1964.10)
 偶然に乾杯!(新刊ニュース1964.09.01)
 もっとも安楽な椅子(科学朝日1964.11)
 ・S・M・A・の秘密(科学朝日1964.12)
 未来の中での過去(科学朝日1965.01)
 ある幸福(佼成新聞1965.01)
 蛇の殻(東海テレビ1965.02)
 頭の大きな学生(科学朝日1965.02)
 クレヴァ・ハンスの錯誤(東海テレビ1965.02)
 昭和の雛人形(科学朝日1965.03)
 僧侶の夢(科学朝日1965.04)
 埴輪《芸術協会公演/千代田生命講堂 1952.09》
 朝の真空《よみうりテレビ/芸術祭参加ドラマ「今日を生きる (1)」1959.11.26》
 音の檻・けものの声《ニッポン放送/民放祭参加ラジオドラマ 1960.02.16》
 不知道-ぷう・ちい・たお《北海道放送/芸術祭参加ドラマ「不知道 (フウチイダオ)」1962.11.30/仮題「りゅうれんじん」》
 叱られる《TBSテレビ/ドラマ『おかあさん』第247話 1963.10.24》
 解説/曽野綾子
 オビ推薦文/星新一「夏と秋の間」(冬樹社『山川方夫全集』内容見本)
 月報~戸板康二「山川君の人柄」
 月報~蟻川茂男「山川方夫君の放送劇と私」
 月報~西島大「放送劇の想い出」
 月報~藤田敏雄「山川方夫のこと」
 月報~小林信彦「山川方夫のショート・ショート」

 


山川方夫全集第3巻

2006年09月30日 | BOOK(本棚・左)

山川方夫全集第3巻

冬樹社

昭和44年12月15日、第1刷発行

定価1200円

 猫の死と
 街のなかの二人
 外套の話
 夜の中で(文学界1963.07)

 月とコンパクト
 夏期講習
 愛のごとく
 夏近く(婦人之友1964.07)
 旅恋い(小説現代1964.10)

 煙突
 「別れ」が愉し(漫画文芸1964.10)

 最初の秋
 千鶴(小説現代1964.12)
 ゲバチの花(日本1965.01)

 展望台のある島
 春の驟雨(小説現代1965.03)
 Kの話(1955?未発表「帽子」→改稿/風景1965.03)
 遅れて坐った椅子(婦人公論1965.04)
 解説/安岡章太郎
 オビ推薦文/立原正秋「都会人の感覚」(冬樹社『山川方夫全集』内容見本)
 月報~佐藤朔「山川という男」
 月報~進藤純孝「悲運ではあるまい」
 月報~虫明亜呂無「山川さんの朱筆」
 月報~丸谷才一「回想」
 月報~竹西寛子「追想」
 月報~田中倫郎「山川方夫と「着」状態」

 


山川方夫全集第2巻

2006年09月30日 | BOOK(本棚・左)

山川方夫全集第2巻

冬樹社

昭和44年5月25日、第1刷発行

定価1200円

 演技の果て
 その一年
 帰任
 海の告発
 画廊にて
 にせもの
 ある週末
 海岸公園
 軍国歌謡集(1962.02/生前未発表)
 解説/金子昌夫
 オビ推薦文/永井龍男「柔軟な精神」(冬樹社『山川方夫全集』内容見本)
 月報~北原武夫「生来の心の優しさ」
 月報~白井浩司「遠い日々」
 月報~城山三郎「にがい人生感覚」
 月報~岡富久子「悲運」
 月報~佐野繁次郎「巴里にて」
 月報~桂芳久「私のセンチメンタルジャーニー」


山川方夫全集第1巻

2006年09月30日 | BOOK(本棚・左)

山川方夫全集第1巻

冬樹社

昭和48年11月15日、第3刷発行

定価2000円

 バンドの休暇(文林9号 1950.12)
 安南の王子(文林10号 1951.12)
 仮装(文学共和国2号 1952.02)

 娼婦
 歌束(文学共和国4号 1952.07「歌束 (一)」+生前未発表)

 昼の花火
 春の華客
 煙突
 猿
 遠い青空(三田文学1955.08)
 頭上の海(三田文学1956.08)
 日々の死
 解説/奥野健男
 オビ推薦文/平野謙「まがまがしい予感」(冬樹社『山川方夫全集』内容見本)
 月報~内村直也「三田文学編集の頃」
 月報~村野四郎「山川君のこと」
 月報~真鍋博「「日々の死」の頃」
 月報~川上宗薫「山川方夫さんのこと」
 月報~浅利慶太「十年前の批評」
 月報~若林眞「「文学共和国」のころの山川」
 月報~田久保英夫「海の香り」

 

〇交通事故で死んだ後に、忘れ去られた作家「山川方夫」、生きていれば、芥川賞か直木賞をもらえたと思う。

〇芥川賞か直木賞をもらえなくとも、曽野綾子に比較される位の作家であるから、生きていれば、活躍したと思う。

〇短編、SF、とにかく好きな作家だった。

〇物故者は、忘却の彼方にワープし、時々、何かのきっかけに浮上する。

〇中学生、高校生のときに、読んだし、仕事に就いてから、全集を発見し購入した。

〇筑摩書房から、山川方夫全集全7巻が新たに出版されているが、しかし高い。1冊約6000~7000円位。2000年ころの出版、絶版になっている可能性がある。興味のある人は、探して読んでください。いけてると思う。(2007年4月1日)

〇2008年12月16日、原田宗典のエッセイ「できそこないの出来事」のなかに116ページ、この本を読め「謎の山川方夫」を発見し、懐かしく感じた。(2008年12月16日)