稀勢の里が照ノ富士を２番続けて負かしてしまい優勝するとは予想できなかった。明らかに痛めた左肩は大きく影響していた内容だった。ケガをおして出場しても負けてしまっては美談にはならない。本割で勝っただけで十分に美談となることが確定して、決定戦を勝って優勝したのだから後々まで語り継がれるものとなった。照ノ富士ががっちり両まわしを引き付けて釣り出すような相撲を身につけていたら、稀勢の里は手も足も出ないほどだっただろう。あれしかないような勝ち方で２番連続勝った。とにかく驚いた。
御忌さんでお寺のお稚児行列があってお手伝いに行った。昨年は何か用があっていなかったが、何があったのかよくわからないでいたら、当日になってうちの葬式の翌日だったことを思い出した。一周忌を12月にすませてしまったせいか忘れてしまっていた。来年の三回忌は３月にやるから思い出すだろう。スーツに輪袈裟を掛けて受付をやっているとしっかり関係者として溶け込んでいるようで自分でおかしかった。終わりにお菓子を渡す係なので、ほとんど全部の子100人以上を見た。行列は方杖さんの大きな赤い傘をさして歩く役だったが、足がきついと大変なので代わってもらった。あのゆっくり歩きは非常にきつい。