榊原わーるど

日記みたいなもんです。

レスリングの試合080921

2008年09月21日 | メモ日記

空は前期試験が残っていて、来月1日からの後期開始へもう少し勉強しなければいけないと、日曜もちょっとはがんばっている。春さんは受験生だから当然勉強だが、塾の試験のためだとういう。太陽くんは今週も試合へ出かけた。レスリングは白いハンカチを持って試合をするというルールがある。今までずっと先輩に借りていたというので、コンビニで買えと言っておいた。現在のレスリング部は最も危機的状況が続いている。対外試合禁止は解けたが、試合実績は苦戦で部員は史上最少、12月まではいじめ事件の処分猶予期間が続いている。しかし、OBもしっかりバックアップして練習もいっしょにやってくれて、来年度新部員の見学も実施されるらしく、順調に再建への道を進んでいる。

太陽くんのレスリング部が現在の状況に陥った発端は、おそらくみなさんが昨年5月の試合中の事故と言われるだろう。現在3年生の先輩が、グレコ予選の試合中に首を骨折(頚椎)し、脊髄損傷、首から下は麻痺して車椅子を顎で操作するという未曾有の事故にあってしまったhttp://www.fantasista-atr.net/naoya-4.html。おそらくこんな事がなければ、太陽くんにとってすばらしい先輩となってくれたことは間違いない。

直也先輩は、養護学校へ転校することを決め、昨日、学校との最後の話し合いがある予定だった。私も無関心でいられるはずもなく、その場へ参加することを誘われたので、行くことにしていた。理由はよく聞いていないが、突然中止になったと連絡があった。何もわからないので意見もない。ただ、どのような状況であっても自分を生かす道を見出してくださいと祈るだけだ。

こんな出来事があり、新聞へいじめ告発があり、現在の事態に至ったわけだ。勧誘して入部したのは太陽くんだけだったのは当然かもしれない。昨日も、卒業したばかりの先輩にごちそうしてもらったという。レスリングをがんばって、卒業しても部を思い、レスリングを愛するOBがたくさんいる立派な部である。まだ半年、いやもう入部して半年もたったのだ。きょうの試合も練習も、毎日が重要なポイントだ。思う存分できなかった先輩のことを忘れることなくがんばればいい。2・3ヶ月前「直也先輩はめっちゃ強かったらしい」と、ぽつりと話していた。