先週からずっと事件が多すぎて、しかも急ピッチでふとんをつくり続けて、ブログへ記録するどころではなかった。
まずは土曜日に空のめざす短大へ見学に行った。とにかく実際に見て来ることで、いろいろわかりますからと、先生からこの土日に行くように言われていた。びっくりするほど閑静な普通の住宅地区に、突然のように大学があった。学園祭も小規模なので、どこか現在の夜間定時制に似たふんいきだった。
説明会とか相談会は午前中に終了していたらしく、それでも願書などパンフや資料を持ってきた。わずかに学校紹介風に展示がしてあった。
1時間以上の通学時間は尿崩症などをかかえる空にとって決してあまくはないし、単位を取っていけるかとか、学費通学費はどうしようかなど心配は多い。だけどやっぱり、ここまでなってくれたことは涙が出るほどうれしい。
日曜日は区民運動会が今年も大変だった。世界くんと空はちょっと来ていたが、昨年より気楽だったので子どもらもそんなムードがわかっていたようだった。反省会や祝勝会に2次会を適当に抜けて、夜はみんなでラーメンを食べに行った。
週明け月曜日からは、空の推薦願書を間に合わせなければとあせって、給料計算もあって、ふとんをつくるのも休みなしだった。そんなところへ、太陽くんが私立高校のレスリング部から誘われ、中学の先生がお出でになった。柔道でなくレスリングで特待生というのはびっくりだ。そうとうにきびしそうで、やって行けるのだろうかと心配はあるが、本人がやる気ならいい話だ。何にしても、スカウトされたのだから、それだけのものがあると思えばいい。みんな進路が大きく決定してゆく。空も太陽も予想だにしなかった進路だが、これを自分の力で幸運へ結びつけてほしい。