1月19日(日)に読了。
いつものように、西図書館で借りて。
予約待ちの人が何人もいて、お知らせメールが届いた時には
予約していたことも忘れていて・・・。
どうして、読もうと思ったか?
それは、多分本屋大賞を受賞したと何かの
ニュースで知って。(芯の無いミーハーなのであります。)
(寂し気な表紙) (裏表紙)
最初手にした時は、「かがみの孤城」 って、どういう意味?
と思いながら、読み進みました。
辻村深月さんの作品の題名には、〈何それ?〉 と思わせて
読者を惹きつけるものが結構ある。
以前読んだ 〈青空と逃げる〉 もそうだったなぁ~。
独特な世界が描かれていて、面白かったです。
最初は、読むスピードがイマイチでしたが、後半は
読みまくりアッという間に THE END に。
大作で554ページもありました。
(喜びの笑顔で本屋大賞を受賞。)
現実とファンタジーが交錯していて
時々前ページをめくって、確認を。
胸にジーンとくる場面もかなりあって、泣けることも。
学校にいけない理由は色々だけど、それぞれに重荷を
背負って懸命に生きているということがひしひしと
伝わってきました。
(青空とにげる と どこか似ているような世界が。)
現実にかがみの孤城のような場所があれば、
中学生じゃなくても救われるだろうなぁ~。
と思いながら。
その中で、仲間との出会いに癒されて。
7人の中学性が現実の世界に勇気ある一歩を
踏み出す そんな最後に拍手を。
また、ミステリアスな要素も多分にあり、そう来るか!!!
と感心する場面も何か所か?
(図書館で 〈七ひきのこやぎ〉 で探していたが、
〈おおかみと七ひきのこやぎ〉 でした。)
そして、この本に登場した
「おおかみと七ひきのこやぎ」 と
「赤ずきんちゃん」 を
童心に返って、読んでみました。
(なんぼオオカミが悪いと言ってもそこまでするか!!)
と、改めて思った!!!